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広めよう「ユニバーサルデザイン」

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月2日更新

 上越市では、「人にやさしいまちづくり」を進めるため、ユニバーサルデザインの普及・啓発活動に取り組んでいます。

 ユニバーサルデザインについて理解を深めていただくとともに、市や市民、事業者が互いに協力しながらユニバーサルデザインに配慮した人にやさしいまちづくりを進めていきましょう。 

ユニバーサルデザインとは

 ユニバーサルデザインは、障害の有無や性別、年齢、国籍などの違いにかかわらず、できるだけ多くの人に使いやすい製品や建物、都市空間、サービス等の提供を目指そうという考え方です。

ユニバーサルデザインの7原則

 ユニバーサルデザインという言葉を使い始めたのは、アメリカの建築家であり、工業デザイナーだったロナルド・メイス氏です。メイス氏は、ユニバーサルデザインを実現するための7つの原則を定めています。

  1. だれでも利用できること
  2. いろいろな方法を自由に選べること
  3. 使い方が簡単ですぐわかること
  4. 必要な情報がすぐに理解できること(例:写真1 絵文字サイン)
  5. うっかりミスや危険につながらないデザインであること
  6. 無理な姿勢をとることなく、弱い力でも楽に使用できること
  7. 近づきやすく、使いやすいサイズ・広さになっていること(例:写真2 手すりや小さい子ども用のいすのあるトイレ)

絵文字サインの写真 手すりや小さい子ども用のいすのあるトイレの写真
写真1 絵文字サイン
写真2 手すりや小さい子ども用のいすのあるトイレ

バリアフリーとの違いは?

 バリアフリーは、高齢者や障害のある人が、建物や乗り物などを利用する際に不便を感じないで生活できるように障壁(バリア)を取り除くことをいいます。

 ユニバーサルデザインは、高齢者や障害のある人だけでなく、みんなが生活しやすいように、まちづくりや製品・サービスの提供等を工夫することをいいます。 

身近なユニバーサルデザイン(市の施設の例)

リージョンプラザ上越 

インドアスタジアムの観客席

リージョンプラザ上越 インドアスタジアムの観客席の写真

車いす用の観客席スペースが、2席ずつ3箇所に確保されています。

町家交流館 高田小町

入口

高田小町 入口写真

雁木の間に段差がなく、建物内には、視覚に障害がある人を誘導するための点字ブロックがあります。

ゑしんの里記念館

排水溝の蓋

排水溝の蓋の写真

 車いすの車輪や杖がはさまりにくく、また、すべりにくい構造になっています。


トイレブース

トイレブースの写真

 すべてのブースにベビーカーを入れることができます。また、ブース内の背面に手洗いスペースとともに荷物置きスペースが大きく取られています。


洗面カウンター

洗面カウンターの写真

 カウンターの下にスペースがあり、車いすでも容易に接近できるデザインです。


女性用トイレ内の小便器

女性用トイレ内の小便器の写真

 女性用のトイレの中に小便器があることで、女性でも男の子をトイレに連れて行くことができます。

上越市立水族博物館(マリンジャンボ)

腰掛スペース・通路

マリンジャンボの写真

 水槽の前には腰掛けるスペースが付いていて、座りながらでも鑑賞できます。また、通路のスペースも広くとってあるので、車いすやベビーカーを利用している人でもゆったりと通れるようになっています。 

公共建築物ユニバーサルデザイン指針

 市は、だれもが安全・安心で、快適に暮らせるまちを目指し、市の施設をすべての人が利用しやすい施設にするための基準である「公共建築物ユニバーサルデザイン指針」を策定し、施設の新設や改修を行っています。 

  公共建築物ユニバーサルデザイン指針

身近なユニバーサルデザイン(家の中でも)

片手で開封できる二つ折のジャム容器の写真 

弱い力でも簡単に使えるジャムやマーガリン

シャンプーリンス

凹凸により目をつぶっていても区別できるシャンプー(左)とリンス(右)

レバー式の蛇口の写真 

上下・左右に動かすだけで力を入れてひねらなくても楽に使える水栓

 そのほかにも、片手で開閉可能な歯磨きのキャップ、ワンタッチ式の傘、缶詰の蓋(缶切不要)、リモコン(ボタンの凹凸)など、身近にユニバーサルデザインがたくさんあります。皆さんも、家の中でユニバーサルデザインを見つけてみてください。

心のユニバーサルデザイン

  ユニバーサルデザインとは、障害の有無や性別、年齢、国籍などのほか、個人の様々な状況、個人の能力にかかわらず、可能な限り「みんな」が生活しやすいまちづくりを目指すことです。

 しかし、施設設備の改善などの物理的なユニバーサルデザインには限界があります。それは、莫大な予算が必要なことや、たとえユニバーサルデザインを推進して、ある人には使いやすくなっても、別の人には不便な場合があるからです。

 これらの点を克服し、より完全なユニバーサルデザインを目指すには、人の「こころ」が欠かせません。

 わたしたち一人ひとりがいろいろな人の立場になって、思いやる・譲り合う・助け合うことが「心のユニバーサルデザイン」です。

 困っている人を見かけたら声をかけてみましょう。子どもから大人まで、誰もがすぐに始めることができ、これが人にやさしいまちづくりへの大事な一歩となります。

 もしお年寄りだったら?のイラストもし両手がふさがっていたら?のイラストもし目が不自由だったら?のイラスト

啓発冊子「もっと知ろう ユニバーサルデザイン」

 市では、市民のみなさんにユニバーサルデザインの考え方を広めることを目的に、啓発冊子「もっと知ろう ユニバーサルデザイン」を配布しています。

  「もっと知ろう ユニバーサルデザイン」   

小学生向け啓発冊子「広めよう「人にやさしいまちづくり」」

 市では、次代を担う子どもたちにユニバーサルデザインの考え方を広めることを目的に、小学生向け啓発冊子「広めよう「人にやさしいまちづくり」」を配布しています。

  「広めよう「人にやさしいまちづくり」」

ユニバーサルデザインに関連する市の取組

  人にやさしいまちづくり

  上越市第4次人にやさしいまちづくり推進計画