平成30年は、夏場の水不足に悩まされました。
令和元年は、コシヒカリ出穂期のフェーン現象による品質低下に悩まされました。
今年、令和2年は、梅雨時期の長期間の雨により、市内観測地点の降水量は平年の1.5から1.7倍となると同時に、日照時間(5日ごと)は平年比の10から70パーセントとなっているので、稲の生育に影響が出るのではないかと心配しています。
また、この間の低温、多湿条件下の中、県内でいもち病が発生しているとの情報があり、当実証ほ場でも薬剤散布による緊急的な予防措置を実施することとなりました。
上の写真は、超大区画4.2ヘクタールのほ場です。
広すぎて、もはや「草原」ですね。
7月27日現在、V溝乾田直播栽培の「つきあかり」の穂が茎から透けて見えています。
梅雨明けは、高温傾向になると予想されています。
立派な穂が出た後は、昨年のように暑くなりすぎることがない中での登熟を願っています。
22日は、上越市議会議員さんが当実証の4.2ヘクタールほ場で、完全自動飛行のマルチローターをはじめ遠隔操作型自動給水栓の稼働について見学されました。
新型コロナウイルスの影響により、実演会の開催はできませんが、視察は随時受け付けています。
スマート農業に興味を持っていただき感謝するとともに、ホームページでの情報提供やユーチューブによる動画配信について宣伝させていただきました。
よろしければ、下記のQRコードでアクセスしてみてください。かっこいい動画がみれるかもしれません。
ユーチューブチャンネル名「上越市スマート農業プロジェクト」(外部リンク)<外部リンク>
以上、「現場レポート7月号」をお送りしました。