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実証結果と今後の可能性

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印刷用ページを表示する 掲載日:2021年11月15日更新

実証課題の達成目標

V溝乾田直播と移植栽培の組み合わせにより作期分散を行い、60kg当たりの生産コスト削減を目指します。

V溝乾田直播種栽培:10アール当たり7,900円  (10アール当たり収量:645kg)

移植栽培:10アール当たり9,400円 (10アール当たり収量:585kg)

目標に対する達成状況(令和2年度)

生産コストの低減

 ほ場整備直後に起きやすい肥沃な土壌の減少など不安定な条件が重なり、収量が確保できなかったため、目標の60kg当たり生産コストの達成に至りませんでした。

労働時間の削減

 自動操舵(直進キープ)トラクタや直進キープ機能田植機を導入したことにより、作業者の心身の負担軽減が図られ、各作業で労働時間が10%以上削減できたことに加え、さらに遠隔操作型自動給水栓による水管理により、労働時間が79%削減でき、実証項目の目標が達成できました。

収量の安定化

 田植機の可変施肥技術は、大区画ほ場整備後の生育のバラツキを短期間で解消し、増収に結びつけることにつながりました。

導入技術の効果について

実証成果 [PDFファイル/1.47MB]をご覧ください。

実証結果から見たスマート農業の可能性

 作業時間の削減等により、今後、次のような効果が期待されます。

  • 余剰時間による水稲作付面積の拡大及び園芸等を導入した複合経営化
  • 収量の安定確保による経営の安定化
  • 直進キープ機能(トラクタ・田植機)の活用による作業者の疲労感の軽減
  • 熟練度に左右されない作業の平準化
  • 労働安全(農作業事故防止)につながる

V溝乾田直播種時のまっすぐな状況(写真) 

写真:自動操舵(直進キープ)トラクタによるV溝乾田直播作業の様子

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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