「実りの秋」
春から現場レポートで実証ほ場の稲の生育状況をお伝えしてきましたが、ついにこの時が来てしまいました。
なんか、嬉しいような。ちょっぴり寂しいような。
今まで苦労してここまで育てていただいた、農事組合法人 高野生産組合様には感謝しかありません。
ありがとうございます。
9月30日
秋晴れの中、今年度、初めて作付けした超大区画ほ場4.2ヘクタールの収穫作業が行われました。
使用したのは、食味・収量センサー付きコンバインです。
刈取をしながら、籾の水分値やタンパク値が確認できるほか、メッシュマップ機能により、パソコン上でほ場内部分ごとの収量が色の濃淡で確認できます。
刈り取ったデータは、クボタスマートアグリシステムのクラウド上に自動で転送されるので、刈取作業に集中できます。
この収量のメッシュマップデータを活用し、可変施肥ブロードキャスタや可変施肥田植機を使用して、収量が低いところには肥料を多く、反対に収量が多いところは肥料を少なくすることで、ほ場内の生育の均一化を目指します。
この4.2ヘクタールほ場は、V溝乾田直播栽培なので、秋代掻き作業を行います。
今回、4.2ヘクタールほ場は、一周回る途中でコンバインのタンクが満タンになってしまうので、50アール程度に分割して刈取作業を進めます。
写真は、そのための中割り作業写真です。
タンクがいっぱいになると、収量を測定してから排出します。
刈取時に変動している水分値やタンパク値については、近日ユーチューブチャンネルにアップするのでご確認ください。
ユーチューブチャンネル「上越市スマート農業プロジェクト」(外部リンク)<外部リンク>
注意:測定値は、10アールあたりではありません。