市長記者会見を開催しました。
日時:令和8年6月25日(木曜日)午前11時~11時30分
会場:市役所木田第一庁舎401会議室
内容:
会見冒頭の市長の説明をご覧いただけます。
令和8年6月25日開催の市長記者会見動画(外部リンク)<外部リンク>
本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
始めに、昨日閉会した市議会6月会議におきましては、全ての案件を可決・承認いただきました。
追加で提案いたしました物価高騰対策は、「生活者への支援」として、所得の少ない子育て世帯に対して給付金を支給するほか、「事業者等への支援」として、中小企業者や介護保険施設等を対象に事業の継続に向けた支援を行うものであり、詳しくは資料ナンバー1をご覧ください。
今後、追加の支援策にも速やかに着手し、物価高騰の影響を受ける市民や事業者の皆様を支えてまいります。
さて、来月には海水浴シーズンがスタートし、高田城址公園では観蓮会が開催されます。
さらに、高田祇園祭や直江津祇園祭など、各地で夏祭りが開催されますので、市民の皆様には、それぞれの地域の祭りを大いに盛り上げていただきたいと思います。
今年の夏も大変暑くなることが予想されます。暑さ対策を十分にとっていただきながら、ぜひ多くの皆様にお越しいただき、夏ならではの上越市の魅力を存分に楽しんでいただければと思います。
また、先月、市内で撮影が行われた朝ドラ「風、薫る」につきましては、新潟編の放送開始日は公表されておりませんが、約4週間にわたり放送されると伺っており、私もたいへん楽しみにしております。放送後には、舞台地の一つとして多くの来訪者が訪れることを期待しているところです。
次に、出水期における適切な避難行動についてのお願いです。
今月20日に新潟地方気象台から、「新潟県を含む北陸地方が梅雨入りしたとみられる」との発表がありました。
本格的な出水期を迎え、大雨による洪水や土砂災害などから身を守るためには、日頃の備えが大切です。市民の皆さんにおかれましては、万が一の時に適切な避難行動がとれるよう、今一度備えの再確認をお願いいたします。
なお、詳細につきましては、気象庁が5月29日から運用を開始した「新たな防災気象情報」とあわせて、このあとの記者説明会にて担当部局からご説明いたします。
最後に、クマ出没に対する安全対策についてのお願いです。
昨年来、クマの目撃や人身被害が全国で多発しており、市内におきましても、昨日現在、クマの目撃件数は57件に達し、昨年同時期の29件と比べますと、深刻な事態であると受け止めております。
市民の皆様には、日頃からクマと遭遇しないための対策、備えをお願いいたします。
特に、山に入ったり畑仕事をしたりする際は、クマ鈴やラジオなど、音が出るものを身につけ、また、茂みから音が聞こえたらその場から離れるなど、迅速に身を守る行動をとってください。
また、未収穫の農作物や生ごみなどを屋外に放置するとクマを寄せ付ける原因となります。適切な管理を徹底いただきますようお願いいたします。
市では、関係機関と一層連携を深め、人身被害防止に向けた取組強化に努めてまいります。
市民の皆様には、引き続き情報の確認と安全確保にご理解とご協力をお願い申し上げます。
私からは、以上です。
(記者)
市議会6月会議にて物価高騰対策の予算が可決されました。今後、追加の補正予算等でさらなる物価高騰対策を行う予定はありますか。
(市長)
まさに昨日可決いただいたところで、当面はその実施状況と世界情勢、物価高騰やエネルギー、石油などの供給状況を見ながら判断することになると思います。中東情勢もご承知のとおり二転三転しており、安定的な供給はまだ難しいと考えますが、状況を見極めながら必要であれば対策を講じたいと思います。
(記者)
諸々の物価が高騰しているわけですが、例えば、コピー用紙等は来月から15パーセント程度値上げになり、市役所の内部調達等の費用が増加することが予想されます。問題なく事業が執行できる見通しでしょうか。
(総務部長)
内部用の消耗品関係については、基本的に年間の単価契約を結んでおり、その単価で支払っていきます。ただし、状況によってその単価での対応が難しくなった場合は、相手方の意見を聞きながら検討して対応することになります。
(記者)
市議会6月会議の一般質問で、上越総合運動公園に野球場を建設してほしいという要望が確か3人の方からありました。教育委員会では8月に優先順位を決める基準を示し、その後検討するということですが、その後のロードマップはどのようにお考えでしょうか。例えば1年程度で済ませるのか、何年かかるかというふうに見通されているのでしょうか。
(市長)
できるだけ早く決めたいと思いますが、教育委員会で判断基準を示した後に、具体的な考えが出てくると思いますから、それを見てということです。遅くならないようにしたいと思います。
(記者)
ちなみに、市長が把握されている限りで、野球場のほかにどんな施設整備の要望があるのか、数でもいいのでお聞きします。
(市長)
正確な情報が必要であれば後ほど部局に確認していただきたいと思いますが、サッカー、水泳、テニス、ソフトボールといったところでしょうか。確認していただければと思います。
(記者)
施設新設の要望を受けているということですか。
(市長)
古いところがあれば改修し、もちろん新設しなくてはならないところもあるでしょう。
(記者)
北陸新幹線についてお伺いします。
政府は国会会期末の7月17日にも、敦賀から大阪までのルート案を一つに絞り込んで示す方向で話を進めていますが、北陸新幹線関係都市連絡協議会の会長という立場はさておき、上越市として北陸新幹線のルート整備に関して、市長が考えていること、例えば小浜ルートがいいということもそうですし、早く建設してほしいということもそうでしょうし、見解があれば教えてください。
(市長)
今、北陸新幹線敦賀〜新大阪間の整備委員会で議論されており、できれば今国会中、7月17日までに決定する方向で進められていると承知していますので、その決定を待っているということです。ルートについては上越市だけでなく、北陸新幹線関係都市連絡協議会として特に意見は申し上げないということで、何よりも早く開通してほしいことに集中して要求しているということです。
(記者)
協議会の中でも、自治体によって「小浜ルート」、「米原ルート」と温度差などいろいろあると思いますが、その点について市長が感じていることがあれば教えてください。
(市長)
関係都市連絡協議会の中で、ルートについて地元関係都市からご意見があったと承知していますが、全体としては、その議論が始まるとまとまらないかもしれないので、早期全線開通に集中して要望しましょうということになっています。
(記者)
上越市長としても、現時点では早期開通のみを要望し、ルートについては保留にしているということでしょうか。
(市長)
そうです。
(記者)
6月会議で可決した旧安塚中学校の減額貸付関連で、事業者が海老の養殖事業を行うことについて、市長がどのようにお考えか、また期待していることを一言伺えればと思います。
(市長)
代表の方ともお会いしまして、一生懸命に地元の振興や活性化を考えていただいています。具体的には、地元を中心に販売したい、祭りや催しの際には、率先して出店したいとおっしゃっていました。山口県での取り組みがうまくいっていると聞いており、期待しています。
(記者)
廃校舎は、上越市内、安塚だけでなくたくさんあると思いますが、その今後の活用についてどのように期待されていますか。
(市長)
他の公的な目的で使えることをまず目指します。また、いろんなコミュニティの集会などに使えることを目指します。それから、まさに安塚の例のように民間の事業者に入ってもらい、サウンディング調査で提案していただくような形を進めていきたいと思っています。安塚の施設を活用する事業者も、できれば他の場所でもやっていただければいいと思いますし、その事業者に限らず、いろいろなところが可能性を見つけて入ってきてくれればいいなと思います。市としても今回は安い賃料を提供しましたから、できることはお手伝いしつつ、そうした事例がたくさん生まれてほしいと思います。
(記者)
東京電力からの1,000億円の拠出金の使途について、お伺いします。
昨日、県がオンラインで県内各市長に対して2回に分けて説明し、意見を聞く機会がありましたが、上越市からはどのような意見を出したのかお聞かせください。
(市長)
地元の安心・安全につながる防災対策の強化につながるものであること、そして特に地域の振興についても、ぜひ具体的なアイデアを出していただきたいし、市からもアイデアを出していきたいという立場で臨んでいます。
(記者)
県が作っている案の中で、電気代の補助の対象を広げると、上越市の場合はこれまで三法交付金制度の立地給付金の対象として柿崎区・大島区・吉川区の3区が対象になっていて、UPZとなると浦川原区と大潟区も加わることになると思います。そういうところに広がるという認識でよろしいわけですね。
(市長)
そういう話が進んでいるということは承知しています。
(記者)
その場合、県の考え方や現行の立地給付金の制度としては、まずは実際の住民の方の申請を受けて個々に給付するやり方と、市が一括して受領して福祉などの事業に使うというやり方があると承知しています。電気料金について、まだ実現が決まったわけではありませんが、交付の対象が新たに浦川原区と大潟区に広がった場合、住民に配るのか、市で使うのか、その辺りの基本的な考え方をお聞かせください。
(市長)
実際にどう配分するかについては、まだ決まっていません。市として全部面倒を見るのか、対処するのか、これまで通り東北電力の部署から対応していただくのかなど、まだ決まっていないと承知しています。
(記者)
調整を見守った上で、改めて市としてどのように対応するかを決めていくというお考えでよろしいでしょうか。
(市長)
そもそも全体が確定しているわけではないです。
各市町村の意見を聞き、それから県議会の過程を経て決まっていくということと思います。
その中でよく相談をしていきたいということです。
(記者)
関連でお尋ねします。今回の拠出金について、配分案、例えば、安全・防災対策の実施に400億円といった配分案について、市長の受け止めをお願いします。
(市長)
今も申し上げましたが、まだ決まっているわけではありません。あくまでも県の考えということですが、県でしっかり考えられて示されたものだと受け止めております。
安全・防災対策、地域産業の振興、電源三法の不均衡の是正は正当なものと評価できると思っています。
(記者)
まだ決まっていませんが、上越市としては、こうした拠出金1,000億円についてどのような使い方が望ましいと考えていますか。
(市長)
安全・防災対策としては、避難所となる施設の空調や機密対策、それから避難路の整備、除雪・排雪などが必要です。地域の振興にもぜひ活用したいですし、電気料金への補助についても、地域が広がるのはありがたい話だと思っています。
(記者)
一部の首長からは公平性に欠けるとか、拙速といいますかプロセスに問題があるのではないかという声も出ています。県の決定プロセスや進め方についての市長の認識をお願いします。
(市長)
それは過程の中の一つの意見だと思いますし、各市町村でいろんなレベルの考えがあると思います。また、首長から県に要望を出す機会もあるかと思いますし、最終的には県議会での議論を踏まえて決められることだと思いますので、スムーズに進んでいってほしいと思います。
(記者)
謙信公の生誕500年を控え、先日記念事業実行委員会が設置されたと承知していますが、市長としてどのようなことをやりたいとお考えですか。
(市長)
記念事業実行委員会の皆様のアイデアをお待ちしているところです。
具体的には今思い浮かばないのですが、一過性に終わるものではなく、そこから何かが始まり、永続的に春日山というか謙信公の名前を広められるようなものがいいと思います。
これから実行委員会の皆さんのアイデアをお聞きしたいです。また、整備についてもそこを起点にして新しい方向で進められると思います。例えば昔の寺の跡や道などを起点にして整備していくことも考えられますし、いわゆる集客の観点から、必要な施設があればそうしたことも考えていきたいと思います。
(記者)
今まで、今川義元や武田信玄のときも生誕500年に合わせたいろんな取り組みがあったと思いますが、その点は参考にするのでしょうか。
(市長)
実行委員会が参考にすることがあれば取り入れると思います。
(文化観光部長)
今ほど市長が申し上げたとおり、まだ確定しているものはございませんし、実行組織の皆さんから意見をいただいているのは当然そうなのですが、これまでも生誕500年などの記念事業を実施している都市があるので、そうした事例は参考にさせていただきつつ、我々としては上越市、春日山、上杉謙信公を表に出せるものをきちんと組み立てていきたいと考えています。今後を楽しみにしていただきたいですし、皆さんから「こういうのはどうか」というご意見があれば、お知らせいただければ参考にさせていただきたいと思います。
(記者)
見直しをしている地域独自の予算事業ですが、スマイルミーティングでも市民の方から「前の地域活動支援事業の方が使い勝手が良かった」といった意見が結構出ていました。担当課が市民の意見を聞いて新たな制度を作るということだったと思いますが、新年度予算に向けてそんなにゆっくりしているわけにもいかないと思います。現在の状況はどうなっているのか、また市長は新しい制度について腹案があるとおっしゃっていましたが、それはいつごろ示されるものなのか教えてください。
(市長)
担当部局で各地区の地域協議会との協議を進めています。5月中旬から始めていますので、7月頃には終えたいと思っています。そこで意見を集約し、来年度予算に間に合うように各地区からの要請・要望を取りまとめなければなりませんから、できるだけ早いタイミングで決めたいと考えています。
大体の構想については市議会等でもお答えしていますが、これまでは一定の負担割合があったものを、負担がない形でも事業ができるようにする方向を検討しています。こちらも各地域の意見をお聞きしているところですが、スタートアップ、例えば2、3人の小さなグループで新たに事業を立ち上げたいというような場合にも対応できるようにしたいと考えています。
(記者)
新年度の事業は、今後示される新たな制度で募集して、進めるということでよろしいでしょうか。
(市長)
はい、それで進めたいと思っています。
(記者)
県への東京電力の拠出金1,000億円の使い道の話がありましたが、4月に発足した小千谷市の宮崎市長が会長を務めるUPZ自治体協議会の中でも、特別豪雪地帯なので除雪には格段の配慮が必要であることや、電源三法交付金の見直しについても協議事項に挙がっていたと思います。この件について、自治体協議会で集まって会議を開き、県に何か話をするとか、会議の中で内容を精査するといった話は、今のところ出ていないのでしょうか。
(市長)
すでに意見は出ており、協議は行われています。UPZの協議会の中でも今後機会があると思いますし、UPZの関係市町村で知事にお願いする機会も設けていくと思います。
(記者)
日を置かずに会議を開くとか、事務レベルで取りまとめをするなど、そういった動きになる見通しでしょうか。
(市長)
具体的な日程は承知しておりません。
(記者)
知事選で花角知事が上越と新潟との一体感を高めたいと発言されたと思うのですが、さっそく新潟と上越の交通機関に対する支援制度が記者会見で発表されたと聞きました。ただ、内容を見てもよく分からず、どう使えばいいのか分かりません。これについて、上越市としても新潟への補助金のようなもの、電車なのかバスなのか分かりませんが、新潟と上越の行き来をしやすくする考えがあればお聞きしたいです。
(市長)
今のところ具体案を考えていることはありません。
ただ、知事も知事選が終わった直後に上越新幹線と北陸新幹線を結ぶ高速鉄道というのでしょうか、ミニ新幹線というのでしょうか、そういうアイデアも言っておられました。ですから、例えば、本当に実現するのであれば大変いい話だと思いますし、その具体化ということになればもちろんそれに協力していくということだと思いますが、とりあえず今、具体的な話はございません。