私は、市長に就任させていただいてから、この約3か月の間、市民の皆様や事業者の皆様、関係機関の皆様とお会いし、地域の現状やまちづくりに寄せる思いをお聞きしてまいりました。
また、多くの職員とともに、市政運営における喫緊の課題への対応や、この度ご提案する新年度予算の編成等について、真摯に議論を重ねてまいりました。
こうした対話や議論を通じて、市長としての職責の重さを改めて深く認識するとともに、今後のまちづくりに対する強い使命感と緊張感を胸に、市政運営に臨んでいるところであります。
市民の皆様の負託に確かにお応えし、共に、輝く上越、誇れる上越、「ここに住んでよかった」と感じられる上越を築いていくことを、ここに改めてお誓い申し上げます。
これからも、様々な立場の皆様との対話を大切にしながら、「市民一人ひとりに寄り添い、信頼と誠実に基づく市政」を着実に推進し、相互の信頼関係をより強固なものとしてまいりたいと考えておりますので、市議会議員の皆様におかれましても、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
さて、今後の地域社会を展望いたしますと、刻々と変化する世界情勢の影響が、我が国の経済社会のあらゆる場面に及んでおります。
加えて、本格的な人口減少社会の到来は、これまでの社会構造の転換を迫るものであり、地方においては、人口減少の影響をいかに緩和するかにとどまらず、人口減少に適応した地域社会をいかに構築していくかが問われております。
こうした中、当市においては、人口減少対策はもとより、地域医療の再編や度重なる災害への備えなど安心・安全な基盤の構築、地域産業を支える人材の確保、子育てや介護・福祉の充実、幅広い世代での多様な学びの展開など、未来に向けた重要課題が山積しております。そして、これらの課題に適切に対応し、市民の皆様の生活の質を高め、夢と希望を未来へとつなぎ、将来にわたり持続可能なまちを形作っていくことが求められております。
このため、今後の市政運営に当たりましては、第7次総合計画に掲げる将来都市像「暮らしやすく、希望あふれるまち」の実現に向け、私が、これまでまちづくりの目標としてお示ししてきた4つの視点である、「みんなの笑顔」「産業いきいき」「こどもと家族を真ん中」「多様な学び」に基づき、政策・施策の重点化を図りながら、各分野及び分野横断的な課題への対応や、地域の活力向上に着実に取り組むことで、持続可能なまちづくりを進め、次代につないでまいります。
4つの視点に込めた思いと取組の方向性、令和8年度当初予算の基本的な考え方と重点的な取組などについて [PDFファイル/341KB]