市長定例記者会見を開催しました。
日時:令和8年8月25日(火曜日)午前11時~11時40分
会場:市役所木田第一庁舎401会議室
内容:
質疑応答部分を含む手話通訳付きの全編動画を、後日掲載します。
本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
説明に先立ちまして、この夏に全国各地で発生した大規模な自然災害に対して一言申し上げます。
先月28日の令和8年熊本地震に続き、今月13日の令和8年8月千葉豪雨が相次いで発生いたしました。
お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。また、甚大な被害を受け、今なお不安な日々を過ごされている被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。あわせて、被災地の早期復旧・復興をお祈り申し上げます。
それでは最初に、市議会9月会議に提案いたします、令和7年度決算についてご説明いたします。
詳細は「決算の概況」の冊子をご覧いただければと思いますが、ここでは、お手元の資料で、その概略をご説明いたします。
まず、1ページの、資料ナンバー1をご覧ください。
一般会計の決算規模であります。
歳入総額は1,136億6,692万円、歳出総額は1,094億6,946万円となりました。
歳入歳出の差引となる形式収支は41億9,746万円となり、ここから令和8年度に繰り越した財源を差し引いた実質収支は29億7,415万円となりました。
各特別会計及び各公営企業会計の収支につきましては、それぞれ記載のとおりであります。
2ページは、一般会計の歳入と歳出を、款別に、前年度と比較した表であります。
続いて、主な財政指標についてご説明いたします。
3ページをご覧ください。表1に記載のとおり、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、前年度の93.7パーセントから0.6ポイント低下し93.1パーセントとなりました。
次に、表2の健全化判断比率のうち、実質公債費比率は、前年度の10.5パーセントから1.8ポイント低下し、8.7パーセントに、また、将来負担比率は、前年度の55.6パーセントから4.3ポイント低下し、51.3パーセントとなりました。いずれの比率も、前年度に比べて改善しております。
表3をご覧ください。財政調整基金の令和7年度末残高は、法に基づき決算剰余金の2分の1を基金に積立てたほか、累次の補正予算で生じた財源不足を基金からの繰入れで補うとともに、昨冬の除雪経費に対する国からの財政的支援を受け、年度末の予算整理により基金からの繰入れを減額した結果、前年度末から7億7千万円余り増加し、61億5,140万円となりました。
その下の表4、市債の残高につきましては、市債の元金償還額が新規借入額を上回ったことから、前年度末から約48億1千万円余り減少し、970億5,452万円となりました。このうち交付税措置分を除いた市の実質負担額は、243億1,913万円となっております。
決算の概要については、以上であります。
続きまして、補正予算についてご説明いたします。
4ページの、資料ナンバー2-1をご覧ください。
今回の補正予算では、一般会計で7億6,516万円を追加し、予算規模を1,098億684万円とするとともに、国民健康保険特別会計を始めとした特別会計の補正予算を、あわせて提案するものであります。
5ページ、資料ナンバー2-2は、補正予算(案)の概要となります。
このうち、一般会計の主な内容は、昨冬の大雪を踏まえた対策として、要援護世帯除雪費助成事業を拡充し、助成上限額を引き上げるとともに、屋根雪下ろしなどにより敷地内に堆積した雪の除排雪作業を支援するため、新たに町内会等への重機の貸出しを行う経費を増額するものであります。
また、柿崎区新保育園周辺の安全対策として、市道の拡幅に係る経費を増額するとともに、県の補助金を活用し、生産性・収益性の向上を図る農業者を支援するための経費を増額するほか、前年度決算剰余金の確定に伴い、財政調整基金積立金を増額するなど、所要の整理を行うものであります。
水道事業会計では、上越市水道事業経営懇談会を開催するため、所要の経費を増額するものであります。資料ナンバー3もあわせてご覧ください。
この懇談会は、人口減少による給水量の減少や水道施設の老朽化が進む中、将来にわたり安全で安定した水道サービスを提供していくため、今後の事業経営の在り方について幅広く意見を伺うことを目的として開催するものであります。
学識経験者や有識者、公募市民の皆さんなどにご参加いただき、水道事業を取り巻く課題や今後の事業運営の在り方についてご意見を伺い、その内容を今後の事業運営の参考とし、持続可能な水道事業経営に取り組んでまいります。
詳細につきましては、資料に記載のとおりであります。後ほどご覧いただければと思います。
補正予算案の概要につきましては、以上でございます。
次に、上越市地域にぎわい事業補助金についてご説明いたします。資料ナンバー4をご覧ください。
令和5年度から令和8年度まで運用してきた「地域独自の予算事業」に代わる、新たな財源支援の仕組みとして、「地域にぎわい事業補助金」の募集を開始いたします。
地域にぎわい事業補助金では、補助率を最大10分の10として、自主財源の確保が困難な活動でも取り組んでいただけるようにしたほか、提案期限を12月末まで延ばして各区の総合事務所などと相談しながら提案内容を検討いただけるようにするなど、活動団体が提案しやすい制度となるよう設計いたしました。
本支援制度を通じて、地域の皆さんが知恵を出し合い、力を合わせながら、自分たちのまちをより良くしていく活動を応援したいと考えています。
補助金の名称につきましては、この間、「(仮称)協働・共創まちづくり補助金」として制度設計を進めてまいりましたが、今回、制度開始に当たり、人と人とのつながりを広げ、多様な主体が協働・共創しながら地域の魅力や価値を高めることで、笑顔と活気があふれる、「にぎわい」のあるまちづくりにつなげていきたいという思いを込めました。
また、予算編成前ではありますが、予算の総額は1億8千万円を基礎とし、均等割と人口割に基づき各区の上限額を設定したいと考えております。ただし、一部の区では、現行の補助制度における活動の予算規模が、その上限額を超過していることから、令和9年度に限り、経過措置として2千万円を加算し、総額で2億円とする考えであります。
ご承知のことと思いますが、予算編成前でありますことから、正式な金額の決定は、議会における市の令和9年度予算成立後となりますのでご留意願います。
令和9年度に実施する活動の提案・相談受付は、9月1日(火曜日)から12月28日(月曜日)までとしております。
なお、本支援制度のほか、新たなまちづくりの担い手や団体の発掘を期待し、まちづくり活動の初動を支援する「(仮称)まちづくりスタートアップ事業補助金」については、名称を「にぎわいスタートアップ事業補助金」とし、通常の補助金と同様に令和9年4月からの募集開始に向けて、今後、制度内容を固め予算規模の調整を進めてまいりたいと考えております。
次に、ツキノワグマ緊急銃猟訓練の実施についてご説明いたします。資料ナンバー5をご覧ください。
昨年来、クマの目撃や人身被害が全国で多発し、人の生活圏への侵入も連日報道されている中、市内におきましても、令和8年度は、昨日(8月24日)現在、クマの目撃件数は87件に達しており、昨年度同時期の54件と比べますと、深刻な事態であると受け止めております。
このような中、昨年9月に施行された鳥獣保護管理法の一部改正により、クマやイノシシが人の生活圏に出没し、住民の生命や身体に危険が及ぶ恐れがある場合には、市町村長の判断で猟銃を用いた迅速な捕獲を可能とする「緊急銃猟制度」が創設されたところです。
これを受け、冬眠に向けてツキノワグマの活動が活発化する秋を前に、クマの出没から緊急銃猟を実施するまでの流れについて、市職員と関係機関が連携して対応方法を相互に確認し、対応力の強化を図ることが重要と考え、8月28日(金曜日)に本訓練を実施することといたしました。
市では引き続き、関係機関と協力して人身被害の防止に努めてまいりますので、市民の皆様におかれましても、目撃情報に十分に注意していただくとともに、ご自身の安全対策やご自宅での出没防止対策にご理解とご協力をお願い申し上げます。
次に、直江津港開港60周年・直江津港湾協会設立70周年記念事業についてご説明いたします。資料ナンバー6をご覧ください。
本年は、直江津港が、関税法による開港指定を受けてから60年、また、直江津港湾協会の設立から70年の節目の年に当たります。
これを契機に、市民をはじめ、多くの皆様に直江津港に親しんでいただくとともに、直江津港が担う役割や機能について理解を深めていただくため、9月19日(土曜日)に直江津港において記念イベントを開催いたします。
当日は、海上保安庁巡視船の「やひこ」の船内一般見学をはじめ、税関や海上保安庁など、港で活躍するさまざまな「海」の仕事を紹介するほか、荷役車両の展示などの各種イベントを予定しています。
この機会に是非多くの皆様が港に足を運び、存分に楽しみながら、一緒に節目の年を祝いたいと思います。
私からは、以上です。
後日掲載します。