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頸北の池沼群自然環境保全地域

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印刷用ページを表示する 掲載日:2021年7月13日更新

頸北の池沼群は、砂丘の凹地にできた坂田池・長峰池・中谷内池や、潟湖の名残をとどめる朝日池・鵜ノ池・天ヶ池・蜘ヶ池など、砂丘がもたらした地形に由来する貴重な自然環境です。

この池沼群が立地する潟町砂丘は、古砂丘の上に新砂丘が重なる二階建ての構造が頸北地域で発達し、日本海側の砂丘の特徴をよく現しています。

いずれの池も周囲の砂丘からの湧水によって涵養され、農業用の大切な水源になると共に、オオセスジイトトンボなど希少な昆虫類やオニバス、ガガブタなど希少な水生植物が生息・生育するほか、日本海側屈指のガンカモ類等の渡り鳥の飛来地となっています。

これらの多様な生物の生息・生育する環境を保全するため、令和3年3月26日、上越市自然環境保全条例に基づき、まず、坂田池・長峰池・朝日池・鵜ノ池を自然環境保全地域に指定しました。

指定範囲は水面と湿地を基本とし、渡り鳥の越冬環境に必要な周辺林野を一部含みますが、県立大潟水と森公園の区域は除きます。

自然環境保全地域の名称

頸北の池沼群自然環境保全地域

自然環境保全地域に含まれる土地の区域

  • 坂田池一帯 約5.5ヘクタール
  • 長峰池一帯 約24.5ヘクタール
  • 朝日池一帯 約75.1ヘクタール (新潟県立大潟水と森公園区域を除く)
  • 鵜ノ池一帯 約27.5ヘクタール (新潟県立大潟水と森公園区域を除く)

頸北の池沼群自然環境保全地域指定図 [PDFファイル/1.07MB]

保全計画の策定

自然環境保全地域の指定にあわせて、当地の自然環境を保全するため、以下のような措置に関する保全計画を策定しました。

  1. 来場者等への周知
    植物の踏み荒らしや動物の採取・捕獲などを防止する。
    観察方法、注意事項、マナーを周知する。
  2. 持続的な取組による生態系の保全
    管理作業における植生の損傷の防止
    ・希少動植物の生息・生育環境の保全への配慮を求める。
    ・希少動植物の生息・生育情報の収集を行い、管理者と共有し、作業の配慮に反映する。
    外来種の侵入の抑止
    ・生態系に影響を及ぼす恐れのある、外来種の侵入の抑制と、可能な駆除を進める。
    近隣地域への協力依頼
    ・自然環境保全地域に隣接する地域で可能な環境保全の取組について協力をお願いする。

指定された地域で制限される行為と許可申請

制限される行為と許可申請など

保全していくために

  • みだりな動植物の捕獲・採取は、植物を傷つけ、減少の原因になります。
  • ごみの散乱は、植物の生育を妨げます。

自然との接し方を見直し、できることから始めましょう。

坂田池(柿崎区)(写真) 長峰池(吉川区)(写真)
坂田池(柿崎区)(1枚目)、長峰池(吉川区)(2枚目)

朝日池(大潟区)(写真) 鵜ノ池(大潟区)(写真)
朝日池(大潟区)(3枚目)、鵜ノ池(大潟区)(4枚目)

ミミカキグサ(写真) ガガブタ(写真)
ミミカキグサ(5枚目)、ガガブタ(6枚目)

アサザ(写真) オオセスジイトトンボ(写真)
アサザ(7枚目)、オオセスジイトトンボ(8枚目)

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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