吉川区大賀集落の地域おこし協力隊を募集します。
まずは現地見学に来てみませんか。
活動地域


吉川区大賀集落はこんな場所です
上越市の北東部に位置する吉川区源地区の南東部にある大賀集落は、5世帯11人が暮らす小さな集落です。「日本昔話し」に出てきそうなこの集落の5世帯のうちの1世帯は首都圏からの移住者で、ご主人が酒造りの職人を目指して移住され、奥さんがフリーのパタンナーとして首都圏と行き来をしながらこの地で独自のブランドを立ち上げておられます。多様性を受け入れる、懐の深さを持つ集落でもあります。
任意交流団体「ふるさとLAB大賀」を15年前から組織し、都会の住民の皆さんと約2反の棚田で、田植え・草刈・稲刈り・稲架掛け作業等の米作りや、味噌づくりなどにも取り組む交流にも取り組んでいます。江戸時代、幕府直轄領(天領)であったこの地は、農産物だけでなく、山菜など、恵み豊かな地域です。長年にわたる環境保全型農業の取組で、集落の棚田にはメダカや昆虫の幼虫が生息する生態系が維持されています(毎年、生き物調査を実施)。
中山間地域の特性をいかした永田農法による米作りは、その安全性と食味の良さから評価が高く、一般流通米の倍近い価格ながら根強い固定客層に圧倒的支持を受けています。集落から望む区最高峰の尾神岳(757メートル)や日本海に沈む夕陽の眺望には心打たれるものがあります。
今回、大賀集落で一緒に農業をしながら、永田農法継承を含む棚田維持のお手伝いや情報発信をしてくれる方を募集します。
こんな夢を持っています
農業を営み、みんなで力を合わせて源地区の集落と農地の維持を図るとともに地域振興を図る。
地域おこし協力隊の活動


活動内容
小さな集落なれど、活躍の場は無限
美しい棚田で、おいっしいお米作れます
- 棚田の維持管理、永田農法による米づくりの習得
- 交流団体「ふるさとLAB大賀」の支援や棚田スタディのイベント企画と運営アシスト
- 就農、独立に向けた取組
こんな人を求めています
- 退任後、移住・定住の意欲を持つ人
- 恵まれた自然環境を楽しみながら棚田での米作りを行い、将来的に地域で就農を中心とした生計をたてる意欲や、新たに起業する意欲のある人
- 地域で行われている祭事や催事への取組に積極的に携わる意欲のある人
サポート体制

- 源地区町内会長会
- 居住集落(大賀)町内会長
- ふるさとLAB大賀
- みなもと地区指定棚田振興協議会
- ファームみなもと
- 地区内農家組合長
- みなもと地域づくり会議
任期後について
任期中に習得した技術などをいかし、引き続き吉川区源地区(大賀集落)で「農業」に関わって生活していただけることを希望しています。個人で起業し、その事業と農業で生計を立てる、あるいは、農業と農閑期(主に冬季)に他の事業所等で働くといったような、半農半エックスの暮らしをしていただくこともできます。地域としては、農家として独立、あるいは自家用でも可能な範囲で農業に携わっていただくことを希望しています。
定住後、どのような農業に関わる暮らしができるのか、農家としての独立も含め、地域おこし協力隊の3年間で様々な技術や経験を積んでいただき、自分なりの生活スタイルを見つけていってください。地域は、隊員のを思いを聴きながら全力でサポートしていきます。
募集内容
詳細は募集要項をご覧ください。
募集要項 [PDFファイル/935KB]
募集人数
1人
募集条件
- 三大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)から上越市に住民票を異動し、生活の拠点を移すことができる方(上越市出身で、現在、前記都市地域等に住民票を有し、Uターンを希望する方も含む)
- 普通自動車免許を有する方
- パソコンの一般操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)ができる方
- SNS(FacebookやInstagram等)により情報発信ができる方
- 現地見学会に参加した方
- 活動期間中、地域が大賀集落内に用意した住居に住んでいただける方(集落に適当な住居がない場合は市内の市営住宅に住んでいただける方)
- 協力隊員の任期終了後、上越市に定住しようとする意思のある方
任用期間
開始日
令和7年4月〜(申込状況や選考試験等に応じ、任用開始日が変更となる場合があります)
終了日
令和7年度に任用開始の場合、初年度は令和8年3月31日までとなります。
また、初年度終了日以降、勤務成績が良好であれば1年単位で更新し、最長3年間勤務することができます。
任用形態・勤務条件
- 任用形態:会計年度任用職員
- 報酬月額:187,800円(令和6年度実績)
- 期末手当:任用期間等に応じて、6月期、12月期に支給
- 保険等:健康保険、厚生年金、雇用保険
任用日に健康保険は75歳以上、厚生年金は70歳以上の人は加入できません。
- 勤務時間:1週間につき5日
原則午前9時~午後5時(うち休憩1時間、勤務時間7時間)
- 週休日及び休日:土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日
場合により土曜日・日曜日・祝日や夜間の勤務となる場合があります。
- 休暇:年次有給休暇、特別休暇(結婚、病気、忌引休暇等)
- その他:活動期間中の車両は市が用意し、住居は地域が用意します。
ただし、住居の光熱水費、町内会費等は自己負担です。
応募手続
応募受付期間
- 随時、応募を受け付けます。ただし、採用者が決定した場合や受入地域の状況変化等によって、募集を終了することがあります。
- 応募期間中、「オンライン面談」や「現地見学会」を随時開催します。希望日時をあらかじめご相談ください。
- 任期終了後のミスマッチを未然に防ぐため、原則、「現地見学会」にご参加いただいた上でご応募ください。なお、現地見学会の行程中の宿泊費、食費、移動費は市が負担しますが、上越市へ車での旅費等は本人負担となりますのでご了承ください。
応募方法
次の書類を地域政策課宛にメールで提出してください。
提出書類
- 上越市地域おこし協力隊受験申込書
様式:受験申込書 [PDFファイル/162KB]、受験申込書 [Wordファイル/22KB]
- 履歴書
様式:履歴書 [PDFファイル/136KB]、履歴書 [Wordファイル/19KB]
- 作文 テーマ「地域おこし協力隊に活かしたい私の力」(800文字程度、任意様式)
- 住民票の写し(発行から1か月以内のもの)
- 普通自動車免許証の写し
現地見学会
- 現地見学会への参加を随時募集しています。
- 地域おこし協力隊としての活動をより具体的にイメージするため、活動する地域を実際に見学・体験していただくものです。
- 実施日や内容については、ご希望に応じて調整しますので、担当までお問い合わせください。
選考方法
- 選考は、原則「個別面接試験」により行いますが、必要に応じ「書類選考試験」を行うことがあります。
- 結果の通知:選考結果は、選考後約10日後に文書でお知らせします。
- 選考のための旅費は支給しません。
- 応募時の提出書類は、不合格の場合のみ結果通知に同封し、返却します。