一人ひとりの人権が尊重される明るいまちに
上越市では、市民一人ひとりの人権尊重と、同和問題などあらゆる差別の解消を目指し、1997年(平成9年)3月に「人権を尊び部落差別などあらゆる差別をなくし明るい上越市を築く条例」 [PDFファイル/150KB]を制定し、これに基づき策定した総合計画により、あらゆる差別のない共生社会に向け、総合的かつ計画的に施策を実施しています。
条例の制定から10年が経過し、世界人権宣言60周年にあたることから、新たな気持ちで「ひとにやさしい自立と共生のまち・上越」の実現に向けて「人権都市宣言」を行いました。
すべての人は、生まれながらにして自由かつ平等に生きる権利を有しています。しかし、現実には、差別や虐待などで基本的人権が不当に侵される人権問題が発生しています。
私たち上越市民は、出身、障害の有無、性別、年齢、国籍等いかなる理由を問わず、市民一人ひとりをかけがえのない存在として尊重します。
そして、お互いに相手の立場に配慮し思いやりにあふれた、安全で安心して暮らすことのできるまちの実現に努めます。
人権条例の制定から10年が経過し、世界人権宣言60周年及び人権の尊重を基本理念の一つとした自治基本条例の制定年にあたり、あらためてすべての市民が人権尊重の理念を深く理解し、人権問題の解決のために積極的に実践することを誓い、ここに「人権都市」を宣言します。
上越市