概要
約250年に及ぶ江戸時代、城下町高田と湊町直江津今町の人々が、どのような社会の中でどのように生活していたのか。町のしくみやくらし、学問・文化などの資料を中心に収録。それぞれ陸上・海上の交通の要衝であった高田と直江津今町のにぎわいや現在につながる町の様子を知ることができる。
万延元年 今町惣町寺院絵図(上越市立高田図書館所蔵)
目次
- 第1章 城下町高田
第1節 町のすがた
第2節 町のしくみ
第3節 町のくらし
第4節 問屋と商人・職人
第5節 高田宿と船場
第6節 高田町の周辺 - 第2章 湊町今町
第1節 町と町役人
第2節 湊のにぎわい
第3節 町のくらし
第4節 陸上交通と流通 - 第3章 学問・文学
第1節 学芸の系譜
第2節 頸城の俳諧
第3節 文人の交流
第4節 寺院の儀礼
(付図)
- 「高田城下絵図」 松平光長時代(延宝(えんぽう)期)
- 「高田城下絵図」 榊原時代(幕末期)