歴史と自然が織りなす、神聖で静寂な空間。
上越市指定文化財の一つになっている板山不動尊は、昔から近郷近在の人々の信仰も厚く、参詣者が絶えません。
間口約30メートル、奥行き約13メートル、高さ平均約2メートルの半月形水成洞窟の中に不動尊がまつられ、百数十体からの石仏が安置されています。
石仏はその数の多さから、何度数えても数が合わないという言い伝えがあり、また、不動明王は目の病に霊験あらたかであると言われています。
昔は、毎年お盆になると、寄せ相撲や盆踊りなどが行われて、賑わったということです。
上越市大島区板山
ほくほく線ほくほく大島駅下車、バス15分
関越道六日町インターチェンジ下車60分、北陸道上越インターチェンジ下車50分
10台
洞窟の右手には不動滝があります。
修験者が住みついて修行をした場所であるとも言われ、清冽な水が流れ落ちるさまは、神聖な雰囲気を醸し出しています。