豊かな自然を守り、美しいふるさとを育てようという市民の願いをこめて、 「上越市花と緑のまちづくり協議会」が、昭和54年、各層の代表により、 「市の木・市の花選定委員会」を組織し、市民及び上越市出身の著名人の皆さんに アンケートを行いました。その結果に基づき、昭和55年3月3日、 市の木は「サクラ」、市の花は「ツバキ」と制定されました。
市の木「サクラ」は、高田城址公園のソメイヨシノに代表される夜桜のイメージが強く、 また、五智公園周辺には八重桜が立派に育っていることから、 特定の品種に限定せずに「サクラ」と制定されました。
マツ、イチョウ、ケヤキ、キハダ、ヤマザクラ、スギ、ウメ、エンジュ
市の花「ツバキ」は、上越市がユキツバキの分布域のほぼ中央に位置しており、 ユキツバキとヤブツバキと、その中間種であるユキバタツバキが分布する 数少ない地域であること、市内で発見されたユキツバキ系、 ヤブツバキ系双方に由来すると思われる園芸品種が数多く見られるなどの理由から、 特定の種または品種に限定せずに、「ツバキ」と制定されました。
ツツジ(サツキを含む)、シャクヤク、ハマナス、スイセン、アジサイ、ユキワリソウ、ヤマユリ、ウノハナ、アヤメ、ヤマツツジ