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中川市長記者会見内容(令和4年7月26日)

<外部リンク>
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年8月17日更新

市長定例記者会見を開催しました。

日時:令和4年7月26日(火曜日)午前10時~午前10時45分

会場:市役所木田第一庁舎401会議室

内容:

  • 新型コロナウイルス感染対策について
  • ふるさと納税の取組の拡充について
  • 上越市教育大綱の策定について
  • 夏まつりの開催について
  • 大雨災害への備えについて

配布資料

ふるさと納税の取組の拡充について [PDFファイル/182KB]

市長記者会見動画

会見冒頭の市長の説明をご覧いただけます。

令和4年7月26日開催の市長記者会見動画(外部リンク)<外部リンク>

質疑概要

説明

(市長)
 本日は、お忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。
 始めに、新型コロナウイルス感染症についてです。7月に入り新規感染者が急増し、市内においても7月22日と24日には、これまでの最多となる130人の感染者が公表されています。現時点では、国・県による新たな行動制限は設定されておりませんが、これから、夏祭りや各種イベントなどの開催により、飲食を伴う機会や交流が多くなる時期を迎えます。感染症患者の増加を抑えるため、一人一人が感染症に「うつらない、うつさない」ことを基本とした感染防止の取組を図っていかなければなりません。
 市民の皆さんにおかれましては、改めて、冷房を入れていてもこまめな換気を行うとともに、手洗い、三密の回避、必要な場面におけるマスクの着用など、基本的な感染対策を徹底していただきますようお願いします。
 あわせて、気温や湿度の高い日が続いていますので、暑さを避けて場面に応じた適切なマスクの着脱や水分補給を心掛け、熱中症予防にも留意くださるようお願いします。
 また、現在、4回目の新型コロナワクチン接種を実施しており、7月30日からは集団接種を開始しますので、対象となる皆さんで希望される方は、接種をお受けください。

 次に、お手元の配布資料をご覧ください。
 ふるさと納税の取組の拡充についてご説明いたします。当市におけるふるさと納税制度につきましては、上越産品の需要創出を目的に加え、一層、積極的に活用することとして準備を進めてまいりました。
 現在、ふるさと上越応援寄附金のお礼の品には、102の事業者の皆さんから、594品を登録していただいております。これらのお礼の品につきまして、8月1日から各ふるさと納税ポータルサイトに掲載し、当市の魅力ある産品を全国に発信するとともに、市内事業者の更なる販路拡大や、市全体の産業振興につなげてまいりたいと考えております。お礼の品のラインナップにつきましては、ポータルサイト初回掲載をもって公表に代えさせていただきます。
 この度のふるさと納税の取組の拡充にあたり、市内事業者・生産者の皆さんから、参画いただきましたことに感謝申し上げますとともに、今後は、私自らのトップセールスや各種イベントのほか、広報活動や当市ゆかりの方々への周知など、様々な機会を通じたPRに力を入れてまいります。
 なお、お礼の品の募集は、7月25日から随時受付に切り替えて、追加募集を開始しております。上越産品の更なる魅力発信と市内事業者の経営力の強化につながる機会と考えておりますので、積極的にご応募いただければと思います。

 次に、先週、教育委員会から記者の皆さんに説明させていただきましたが、このたび、新たな上越市教育大綱「わくわくを未来へ」を策定しました。策定に当たっては、上越市総合教育会議において、教育長、教育委員の皆さんと私が、当市のまちづくりや教育を進めていく上でどのようなことが重要になるか幅広に意見を交わし、その中で、「意欲」や「多様性」、「力づけ」、「地域とのつながり」など、大切なキーワードをいただき、大綱に反映したところです。
 今回策定した教育大綱では、学びにおいて大切にしたいことが「学ぶってかっこいい」や「わくわく」というキーワードにより、豊かに伝わるように工夫しています。大綱に込めたメッセージを、受け止める人がそれぞれの心の中でイメージしていただき、市民の間に「わくわく」する学びが広がることを期待しますとともに、市といたしましても教育の充実と学びの支援に努めてまいります。

 さて、7月16日から高田城址公園観蓮会、昨日から上越まつりが始まりました。各地域でもいろいろな祭りが行われ、8月20日、21日には97回目の謙信公祭が開催されます。
 この度、謙信公祭協賛会の皆様から、謙信公役としてご指名をいただきました。謙信公祭の伝統を「途切れさせず、次の世代へ繋いでいきたい」という皆様の強い思いを汲み、謙信公が唱えた「第一義」の精神、「義の心」を大切に守り、誠心誠意、この大役を務めさせていただきたいと思っております。
 市民の皆さんからも地域の祭りを通して、まちの歴史や文化を見つめなおし、愛着や誇りを持っていただくとともに次の世代へつなぐ、そんな思いを持ちながら、この夏を過ごしていただければありがたいと思っているところです。

 冒頭でもお願い申し上げたところですが、人との接触が多くなる時期でもあります。お一人お一人が場面に応じた基本的な感染対策と体調不良時の不参加、また、熱中症対策を徹底いただきますよう重ねてお願いします。

 最後に、7月12日には市内でも局地的な降雨に見舞われ、一部の地域で床下浸水や小規模な土砂災害が発生しました。幸い人的被害はありませんでしたが、全国各地で短時間に狭い範囲で激しく降る雨が頻発しており、河川の氾濫や住宅の浸水被害などが発生しています。災害はいつでも・どこでも発生しうるものであり、改めて異常気象による自然災害についての備えをしっかりとしていく必要があると感じているところです。
 市民の皆様からも、テレビ、ラジオ、インターネットなどから最新の情報を入手するよう心掛けていただくとともに、危険を感じたら早めに避難するなど、自らの命を守るための行動をとっていただきますようお願いします。

 私からは以上です。

質疑

(記者)
 新型コロナが急拡大していますが、今後、8月以降で市主催の催しを見直すなどの検討をされていますか。

(市長)
 今のところ、国からも行動制限を設ける方針は出ていませんので、まずは、市民の皆さんに感染対策を徹底していただきながら、実施していただくよう広報していきたいと考えています。

(記者)
 8月は謙信公祭という一大イベントがありますが、改めて感染防止を観客や参加者に呼び掛けることはありますか。

(市長)
 8月の末ですのでまだ暑いと思いますが、密集するところではマスクをしていただくほか、水分と塩分は十分にとっていただき、会話についても、密集しているところではできるだけ避けていただくよう、注意していただくことが必要だと思っています。

(記者)
 感染防止策で強化する点は何か考えていますか。

(市長)
 今までと変わらず、まずはできるだけマスクをしていただくということと、できるだけ換気をしていく。そして、手洗い。この3つのポイントは忘れないようにしていただければと思っています。

(記者)
 特に見直しがないということは、国や県から行動制限がないというのが一番大きな理由でしょうか。 

(市長)
 はい。世界的にも今のオミクロン株については、やや規制が緩くなっているようなところもありますので、世界情勢と国や県の対応を見ながら、判断していきたいと思っています。

(記者)  
 主要プロジェクトの進捗状況について伺います。8月になりますと、次年度の予算編成も始まる頃になるかと思います。中川市長が就任後、取り組まれている8大プロジェクトプラス人事改革プロジェクトの進捗状況について、一つでも具体的な部分を教えていただけますか。 

(市長)
 地域自治推進プロジェクトの中の地域独自の予算については、8月の前半あたりで、これからのスケジュール等も含めてお示しできると思っています。それ以外については、基本的には9月末から10月始めにかけて、お示ししていくことになると思います。

(記者)
 令和5年度で予算をつけて実行していくと考えてよいでしょうか。

(市長)
 それぞれの地域協議会によって進み具合は違いますので、内容については多少差があると思いますけれども、少なくとも令和5年度の予算は確実についていくということで進めています。

(記者) 
 色々なところで住民の方と通年観光に関する話し合いを繰り返されていると伺っています。通年観光プロジェクトについてはいかがでしょうか。

(市長)
 これについては地域が主体的に行動していくということが大切ですので、まずは、現場の皆さんと話し合いをして、おおよその方向性について合意が取れたら、また次の段階に入っていきたいと思っています。 

(記者)
 ふるさと納税の関連ですが、いよいよ8月1日から返礼品が各サイトにアップされて、ふるさと納税の取組が本格化していくと思うのですが、かなり先進的な取組をしている他の自治体がいる中で、後発組としてどのような戦略を組んでこの競争に参加していくか。ビジョンがあれば教えてください。

(市長)
 今、電子取引の市場が広がっているということに合わせて、ふるさと納税のマーケットの規模はどんどん広がっている状況です。私たちとしては、とにかく地域がきちっとその商品について考えた上で、「これはよそに持っていけるものだ」と誇りと自信を持って発信していければ、地域の繋がりそのものも、ますます深まっていくのでないかと思っています。  

(記者)
 今回、エントリーの段階で594品あると思いますが、上越らしさ、よそと比べた時の強みというのを感じているものがあれば教えてください。

(市長)
 私たちは中山間地域もたくさん有していますし、酒造会社もあります。非常に美味しくてたくさんの食料があるということは、災害対応の際にも生かしていけるようなものを備えていると思いますので、そういう意味でも強みなのかなと思っています。

(記者)
 市長として特におすすめの返礼品があれば教えてください。

(市長)
 やはりこの地域は発酵のまちですので、そういったものを生かした商品もたくさんあります。メイド・イン上越の中には食べ物以外にも工芸品などもたくさん良いものがありますので、そういったものはどんどん発信していきたいと思っています。

(記者)
 次に、7月15日付で策定された教育大綱には、6行ほどの本文があると思いますが、中身についての受け止めや、市長の評価について教えてください。

(市長)
 今回の大綱は、今までと違って市民にも受け止めやすい言葉が並んでいるのではないかと思っていますし、理念を共有するためのもので、具体的な取組については、今年度中に策定する総合教育プランに盛り込んでいきます。大綱については、まずは伝わるものにしたいということで、市民の皆さん、あるいは関係者の皆さんの印象は、私としては非常に良いものだと考えています。

(記者)
 今回の6行の中で、市長が考えた文言はありますか。

(市長)
 私としては、一人一人が意欲や主体性を持って学んでいくことが大切だと思っており、それが含まれていましたので、全般的にこの案で良いのではないかということで合意させていただきました。

(記者)
 市長が考えていたものというよりも、事務方から出てきたものに対して良いと思ったということですね。

(市長)
 総合教育会議で修正して、最終的な案ができたということです。   

(記者)
 理念というのは分かるのですが、あまりに抽象的といいますか。例えば「学ぶってかっこいい」とは、何で「かっこいい」のだろうとか、そういう説明書きがあった方が良いのではないかという教育関係者や学校の先生もいらっしゃったようですが、その点についてはいかがですか。

(市長)
 もし疑問があるようでしたらそれぞれお答えできるように、準備はしていきたいと思います。   

(記者)
 「学ぶってかっこいい」や「わくわく」などのワードがあると思うのですが、市長にとって学ぶことは何故「かっこいい」のだと思われますか。

(市長)
 何か物事に興味を持って自分で調べ始めた時には、その学びは自分の中でどんどん広がっていって、行き着くところがないくらいの情報や知識がありますし、そういう意味では、私は自分の思いがどんどん出てくるというのがかっこいいと思っています。

(記者)
 それもまた「わくわく」に繋がるというような考えですか。

(市長)
 はい。

(記者)
 わかりました。
 公約プロジェクトの関連で、地域自治推進プロジェクトは、8月の前半でスケジュールも含めて出てくるとおっしゃっていましたが、具体的にスケジュールとは何のスケジュールを指しているのか教えていただけますか。独自予算の組み方ですか。それとも、いわゆる元気事業が間に合わないところに対する市としての対応策が出てくるようなイメージでしょうか。

(市長)
 その辺りも含めて、すべて今回の公表する案の中に盛り込まれると思います。

(記者)
 どちらもということですか。   

(市長)
 はい。   

(記者)
 8月前半は、今のところ議会もないところだと思うのですが、どういった形式で示されるのですか。

(市長)
 基本的には、担当からの発表になると思います。   

(記者)
 記者発表のような形で発表されるイメージですか。

(理事)
 まずは、地域協議会の会長の皆さんにお知らせするということと、議会の方では所管事務調査がございますので、その場で公表していくことになります。

(記者)
 少し前の話ですが、4月30日に市民プラザで世界平和女性連合総会と30周年の集いが開かれたと聞いているのですが、これについて市長が参加されているかということと、過去にこうした団体の催しに出席したことがあるかどうかお聞かせください。

(市長)
 それに参加したかどうか、記憶に定かではございません。

(記者)
 公務としては、市長日程表ではその日は真っ白で参加していないと思うので、行ったとしてもプライベートになる。参加したかどうかは、今、にわかには分からないということでしょうか。

(市長)
 自分のスケジュールを見れば出たかどうかわかりますが、私が出た記憶はないです。

(記者)
 いわゆる旧統一教会と言われる団体の会合への参加に関して、過去についてはいかがでしょう。

(市長)
 統一教会の団体の会合に参加したことは1回もありません。

(記者)
 統一教会という名前ではなく、世界平和女性連合など、そういった名前がついている団体は。

(市長)
 そういう会に参加したことはありません。

(記者) 
 ローカル鉄道の話ですが、色々な報道が出ていてご存じだと思いますが、国のローカル鉄道の存廃も含めた将来的なあり方について、輸送密度千人未満のものに関しては、今後のバスへの転換も含めて、地元の自治体やJRで議論してくださいと、ある程度の基準が示されましたが、この基準について、何か思うことがあれば教えてください。  

(市長)
 私たちとすれば、数字のこともありますけども、まずは市民の生活の中で、必要なものは維持・継続していかなければいけないと考えています。

(記者)
 上越市の場合は、えちごトキめき鉄道は第3セクター鉄道なので、ある程度その存続に向けたスキームはでき上がった状況で、JRのローカル線とは事情が違うと思うのですが、それでも経営が悪化しているのはJRと同様で、市もこれまで公的な支援を行ってきています。改めて市長の見解を聞かせてもらいたいのは、これまでも何度も、えちごトキめき鉄道は上越にとって重要なツールでなあり存続が必要だ、とおっしゃっていますが、なぜバスではなく鉄道でなければならないのかということをお聞かせください。  

(市長)
 上越の鉄道は非常に歴史があります。通学や通勤に利用していらっしゃる人もいるので、えちごトキめき鉄道と北越急行を廃止する考えは一切ありません。

(記者) 
 これまでも、市が公金を支出するという形で支援してきましたが、市の財源に限りがある中で、どのぐらい鉄道に支援できるのかというのも考えどころかと思うのですが、市長はどう考えますか。

(市長)
 例えば、日本海ひすいラインがなくなった時に、JR貨物はどうなるのかということもあります。輸送の根幹の部分を占めているところがありますので、これについては、上越市だけで考えることでもありませんし、国や県から出していただかなければいけないお金もあると思います。上下分離など色々な話もありますが、少なくとも、鉄路は国や県と相談しながら、維持していかなければいけないと思っています。  

(記者)
 えちごトキめき鉄道は、上下一体方式を選択したわけですが、識者や関係者の間では、これ以上、えちごトキめき鉄道側のコスト負担を大きくしないために、上下分離に向けての協議を行うのも一つのアイデアではないかという話もあります。市長は、上下分離案についてはどのようにお考えですか。

(市長)
 上下分離したからといって、えちごトキめき鉄道の経営が良くなるかどうかは別の問題で、除雪対策や観光に向けた取組などの中身を進めていく上では、JRですとなかなか話が進まないところにも、えちごトキめき鉄道であれば、話がしやすくて、前に進みやすいと思っています。

(記者)
 教育大綱の件で補足の質問をさせていただきます。先ほど市長の説明で、具体的な施策については年度内にアクションプランを策定するので、そちらの方で基準を記載するというお話でしたが、これまでの教育大綱ですと、理念が示された後に大まかな施策のテーマを設定されていたのですが、その部分を今回すべて削除すると判断した理由は何ですか。

(市長)
 もちろん子どもだけではなく、大人も含めてすべてを網羅した教育大綱ですので、大人も意欲を持って学んでいかなければいけないというところもあるのですが、どちらにしても、やはりすべての市民がある意味、今までと違うなということを感じてもらって、まずはそこの食いつきが大事ですし、ここに書いてある内容については印象深く、市民の皆さんにご理解をしていただくためには、私としてはこの大綱が一番、進めるものだなと思っています。

(記者)
 先ほど「かっこいい」という言葉は市民に受け止めやすいものだろうということで採用したと説明がありましたが、何がかっこいいかというのは市民によって価値判断が全く別で、何がかっこよくて何がかっこ悪いか、それを考えるのは市民の自由だと思います。それに対して、教育行政の側が、「勉強するというのはかっこいいです」と規定するのはどうだろうと違和感がありますが、市長はどう思いますか。

(市長)
 どんな言葉を使ったとしても、それぞれの市民がそれぞれに判断することだと思いますので、私としては、これから生きていく上で、子ども大人も常にわくわくしていて欲しいと思いますし、それが自分でもやっていてかっこいいと思えるようであれば、幸せなのかなと思っていますので、私はこの内容で十分素晴らしいことだと判断しました。

(記者)
 最初に事務方が示された原案に対して、市長は手を入れられましたか。

(市長)
 いえ、基本的には、私自身というよりも、委員の皆さんのご意見を入れながら、最終的なこの大綱になったと思っています。

(記者)
 ありがとうございました。

(記者)
 今、鉄道の話が出ましたが、佐渡汽船でも同じような航路についての話があがっています。佐渡汽船株式会社が中古船のカーフェリーを導入して小木・直江津航路に就航させたいという状況であります。おそらく費用の分担について話し合われている状況かと思いますが、費用の分担についての考え方、また、市長の思いを聞かせてください。

(市長)
 現時点では、佐渡汽船株式会社から支援についての正式な支援依頼はありませんが、どちらにしても、佐渡の金銀山の世界遺産認定に向けて動いているところでありますので、小木・直江津港路については、これからも維持していかなければいけないと思っています。

(記者)
 カーフェリーの就航については、賛成ということになるのでしょうか。

(市長)
 先日、佐渡にも行ってきましたけれども、今、小木・直江津航路がなかなか使われていない現状があります。旅行にしても、修学旅行にしても、やはりカーフェリーがあった方が物流も起こりますし、車も乗せられるので、私たちとしてはカーフェリーが望ましいと思っています。

(記者)
 佐渡汽船株式会社から正式な依頼はないということですが、非公式に打診があるというふうに考えてよいですか。

(市長)
 内容については、まだ何も決まっておりませんので、そういう意味では、正式な依頼はないということです。

(記者)
 7月1日にうみてらす名立の運営者が長野市のBJという会社に変わりました。Jホールディングスは、今、4社で構成している状態ですけれども、コロナ禍で相当売り上げが落ち込み、非常に厳しい状況が続いていると思います。Jホールディングスは、2022年度中に解散ということになっていますが、今後のJホールディングスのあり方で何か指示していることがあれば教えてください。

(市長)
 Jホールディングスについては、例えば会計だとか仕入れだとか、効率よくできるところあるのではないかという目的で、7社で集まってやっていましたが、色々な事情でそれがなかなかうまくいかなくて、事実上、3社が離脱したということですので、そういう意味では役割を終えて次の段階に入ったのかなと思っています。

(記者)
 今後のスケジュールについては、2022年度中にJホールディングスを解散すること。もう一つは、今ある事業会社4社を統合して新しい会社にして、指定管理も継続していくこと。今のところ、この2点に変更はありませんでしょうか。

(市長)
 残った4社についても、それぞれ特徴がありますので、今後もできるだけ民間に譲渡していく方向で考えています。

(記者)
 4社で束ねるということを視野に入れつつも、各社を民間に売却していくことも考えているということでよろしいでしょうか。

(市長)
 はい。今ある資産をより有効に使っていただくために全力を尽くしたいと思います。

(記者)
 令和4年度当初予算でふるさと納税による収入を7,000万円ほど計上していると思います。当然、戦略的な納税見込み額というのはあるかと思いますけれども、8月1日から来年3月31日までの間で、どの程度の納税が見込まれているか教えてください。

(市長)
 目標としては5,000万円で設定していますけれども、ある意味、初年度と考えていいと思いますので、できればその5,000万円を超える寄付があることを望んでいるところです。

(記者)
 例えば、三条市は51億円、燕市では50億円近いふるさと納税の寄付額が出ていますが、ありたい姿として、例えば数十億円規模にしていきたいというようなビジョンをお持ちですか。

(市長)
 もちろん数字が伸びることは求めることではありますけれども、もともとは、やはり地域の宝がどういうものがあるのかということを、自分たちで評価し直すことが大切なのだと思っています。地域自治推進プロジェクトでも、地域協議会や地域の皆さんで頑張って見つけていただく取組をしているところで、自分たちのところに何が評価できるものがあるのか、見つけ出していくことが一番大切なことだと思っています。

(記者)
 新型コロナウイルスのことで一点お伺いします。感染者が増えてきて、なかなかマスク・手洗いなどで防ぎきれない部分もどうしても出てきていると思います。国や県は行動制限を求めていないということですが、市長自身は行動制限しないという方針についてどういったお考えですか。

(市長)
 世界的な流れからすると、コロナとお付き合いしながら進んで行きましょう、という形で進んでいますので、私としては今の状況で、とにかく感染対策をとりながら、行事とか飲食店の動向についても、前に進むように、できるだけ努力をしていきたいと考えています。

(記者)
 教育大綱を、今後どのような形で市民へ周知していくかという点について、手段とスケジュールがありましたら教えてください。

(教育部長)
 今後の取組としましては、11月を市民の教育の月間として設定しており、毎年、教育コラボを開催しています。そこでみんなで教育のことを考えようということをやっていますが、ここで様々なイベントや活動紹介パネルの展示を行うほか、教育関係機関や団体等もそれぞれ催し物をしていただきますので、そこで、この教育大綱の趣旨を市民に広げることを集中的に取り組んでいきたいと考えています。それに加えて、動画で発信という手法もありますので、これから取り組んでまいりたいと思っています。また、その具体的な施策である取組を示す総合教育プランを今年度中に策定して、来年度から実施ということになりますので、それに向け、準備を進めていきたいと考えています。

(記者)
 新型コロナウイルスの件ですが、新規感染者数が100人超えの状況が続いていますが、これに伴って、市のコールセンターの相談状況やワクチン接種に関して影響することなど、お分かりになればお願いします。

(健康子育て部長)
 土・日曜日はコールセンターは設置していませんが、ワクチン等の問い合わせもそれほど多くなく、今、国を通じて、濃厚接触者の待機期間変更などの情報が来ているところでありますので、変更点については、市民周知に努めていきたいと思っています。

(記者)
 昨日も、学校関係で生徒・児童の60人近い感染者が出たということですが、これに伴って教育現場での新たな対応などがありましたらお願いします。

(教育部長)
 1日の感染者数ではなく、先週末からの合計人数を公表させていただいているところです。小・中学校は夏休み期間ですが、放課後児童クラブ等を開設していますので、特に新たに制限を設けるなどの対応はしませんが、感染予防策を徹底し、またご家庭でのご協力もいただいていくということだろうと考えています。

以上

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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