一部報道がありました7月1日(火曜日)および3日(木曜日)における私のお米に対する発言につきまして、7日(月曜日)に三田市長様より抗議状を頂戴し、私からは次のとおり謝罪状 [PDFファイル/89KB]をお送りいたしました。
三田市長 田村 克也 様
この度の貴市のお米に対する私の発言により、貴職並びに三田市の皆様、関係者の皆様に大変ご不快な思いをさせてしまったこと、また、多大なるご迷惑をおかけしたことにつきまして、誠に申し訳なく、心から深くお詫び申し上げます。
当市のお米との食味を比較し、他の産地のお米を貶める私の発言は、美味しい米作りに日々、懸命に取り組まれている貴市をはじめ全国の農業者、関係者の皆様への敬意と配慮を欠くものであり、三田市の皆様、そして三田市を愛する皆様の心を傷つける、軽率で極めて不適切な発言であったと猛省しております。
また、良食味として高い評価を受けられている三田米、当市を含めた全国各地で造られている日本酒に用いられている山田錦など、農業者をはじめ関係者の皆様方の長きにわたる並々ならぬご努力の賜物により、貴市が日本有数の米の産地として確固たる地位を築いて来られたことを一顧だにしないような不見識な発言であったことを、改めて深くお詫び申し上げます。
私は、三田の地で中学、高校時代を過ごしました。貴市に住んでいた当時は、急速に開発が進み、街が大きく発展していく様子を目の当たりにすることができました。また、友人とともに過ごした時間、人々の温かさ、歴史や文化、食の魅力の数々に触れることができたことは、私の人生にとって大きな財産となっております。そのような素晴らしい三田市で暮らし、数多くの良い思い出を得ることができたことに今も感謝しております。
それにもかかわらず、多感な時期を過ごした思い出の場所であり、大切なふるさとである三田市について、不適切、不見識な表現を用い、侮蔑に当たるような発言をしてしまったことは、弁明の余地もございません。
そして、貴職からの抗議状を拝読し、貴職並びに関係者の皆様方の心の痛みを改めて痛感している次第であり、明日の夕方、公式の場で謝罪の意を表する記者会見を行うとともに、三田市産を含む兵庫県産米の評価の回復、貴職並びに関係者の皆様の信頼の回復に向け、誠心誠意、尽くしてまいる所存であります。今後の取組につきましては、改めてご報告させていただきます。
まずは書中をもちまして、私の発言により多大なるご迷惑、ご心痛をおかけしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
令和7年7月8日
上越市長 中川幹太