平成17年1月に全国最多の14市町村が合併し、新たな上越市として出発してから、20年の節目を迎えました。この間、各地域の文化や歴史を新たな価値として捉え、まちの魅力を高めるとともに、地域の特性をいかした自主自立のまちづくりに向けて、市民の皆さんと連携・協働しながら取り組んでまいりました。これからも、多様な地域の力が発揮され、また、地域を支える人々が輝けるまちづくりを一層推進してまいる所存であります。
加えて、本年は、当市の春の風物詩である「高田城址公園観桜会」及び、上杉謙信公の遺徳を称え、偲ぶ「謙信公祭」がいずれも第100回を迎えるほか、北陸新幹線の上越妙高駅が開業から10年を迎えるなど、様々な節目が重なり合う記念すべき年であります。
市では、これらの節目を捉えて「上越アニバーサリーイヤー」と称し、様々な記念事業を実施する中で、市民の皆さんとともにふるさとへの誇りと愛着を育み、また、改めて当市の魅力を市内外に広く発信し、地域の発展につなげてまいります。