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中川市長記者会見内容(令和5年4月28日)

<外部リンク>
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年5月17日更新

市長定例記者会見を開催しました。

日時:令和5年4月28日(金曜日)午前11時~午前11時35分

会場:市役所木田第一庁舎401会議室

内容:

  • 宮古島付近の陸上自衛隊ヘリコプター事故で亡くなられた庭田 1 等陸佐について
  • 職員の酒気帯び運転事案について
  • 高田城址公園観桜会について
  • エネルギー・食料品価格高騰に対する支援について
  • 小木直江津航路カーフェリー「こがね丸」の就航について
  • 新型コロナウイルス感染症について

市長記者会見動画

会見冒頭の市長の説明をご覧いただけます。

令和5年4月28日開催の市長記者会見動画(外部リンク)<外部リンク>

市長による説明

(市長)
 本日は、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。

 はじめに、沖縄県・宮古島付近における陸上自衛隊のヘリコプター事故において、平成31年3月から2年間、高田駐屯地司令を務められた庭田徹1等陸佐が亡くなられたとの訃報に接し、この場をお借りして改めて哀悼の意を表します。
 とりわけ、令和3年1月の大雪災害時には、災害派遣の要請に応じ、第五施設群の部隊を率いて、福祉施設等の除排雪作業に自ら陣頭指揮に当たられるなど、市民の安全・安心のためにご尽力いただいたことは、感謝の念に堪えません。
 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 次に、昨年末から職員の飲酒運転事案が2件発生し、また、個人情報の取扱いにかかる不適切事案により、市民の皆さんの信頼を大きく損ねてしまったことを、心から深くお詫び申し上げます。
 先日、4月21日には、私から職員に対する訓示を行い、飲酒運転は重大な犯罪であり、今回の事案を決して他人事とせず、職員全員が飲酒運転を根絶するという決意と覚悟を持つよう、強く指示したところであります。
 また、不適切事案については、発生に至るまでの大小様々な予兆を組織として見逃すことのないよう、職場内のコミュニケーションを活発に行い、チームワークを大切にする職場風土を醸成するとともに、職員一丸となって職務に精励し、市民の皆さんの信頼を回復することができるよう、誠心誠意努めてまいります。

 上越の春を象徴する、第98回高田城址公園観桜会が12日に閉幕しました。
 今年は、観測史上最も早い3月25日に開花し、会期前の28日から園内のぼんぼりの点灯やライトアップ、一部の物産展や露店の開設を前倒しして行いました。
 会期初日の29日には満開となり、満開の期間も7日間とこれまでで最長となったことに加え、会場内での飲酒も4年ぶりに解禁され、飲食の時間や人数などの制限も撤廃しました。このことにより、昨年より1万5000人の増加となる41万人の方々からご来場いただき、市内外の多くの方々から、高田城址公園の桜をお楽しみいただけたものと思っております。
 一方で、混雑時には多くの露店等で長い行列が発生したことから、来年度に向けて、今回県内限定としていた出店者や出店位置などについて関係者と協議してまいりたいと考えております。

 さて、新年度に入り、組織改編と人事異動による新しい体制の下、第7次総合計画に基づき、新年度予算に盛り込んだ具体的な施策、事業が始動したところであります。あわせて、昨年度末に国が決定した「エネルギー・食料費価格等の高騰に対する支援」について、まずは、食費等の物価高騰に直面し、影響を受ける所得の少ない子育て世帯に対する「子育て世帯生活支援特別給付金」の支給に必要な予算を4月14日に専決処分し、現在、5月下旬からお届けを開始できるよう進めているところであります。
 また、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」を活用した生活者と事業者への支援策につきましては、現在、全庁を挙げて事業の検討を進めているところであります。

 次に、明日29日土曜日から、小木直江津航路に、待望のカーフェリー「こがね丸」が就航いたします。
 佐渡島の金山の世界文化遺産登録や北陸新幹線の敦賀延伸を目前に控えたこの時期にカーフェリーが就航することは、当市にとりまして、非常に意義深いことであり、心から歓迎いたします。
 このたびのカーフェリー就航を機に、多くの方から直江津港をご利用いただき、多様な交流が増えることを期待しております。

 最後に、5月8日に、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類感染症へ変更されます。5類への移行後は、市民及び事業者の皆さんから自主的に感染対策に取り組んでいただくことが基本となります。
 引き続き、室内の換気や密閉・密集・密接の「3密」の回避、手洗い、場面に応じたマスクの着用など感染防止の基本的な対策を徹底していただきますようお願いします。
 市といたしましては、感染症法上の位置付け変更後も、感染状況に応じて、国及び県の動向に注視しながら、自主的な感染対策について必要となる情報提供を行うなど、市民及び事業者の取組を支援してまいります。
 また、新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、5月8日から開始となります。今回の接種の対象となる65歳以上の方への接種券は4月24日に発送させていただきましたので、接種を希望される方はこの機会にお受けください。

 また、当市におけるインフルエンザの発生動向については、4月17日から23日の上越保健所管内のインフルエンザ定点当たりの報告数が62.25と、国の示す警報基準数である30を超えています。つきましては、これからお伝えする対策を徹底するようお願いします。
 発熱や咳などの症状があるときや具合が悪いときは、外出を控え、イベント等への不参加を徹底するとともに、登校や出勤はしないようにしましょう。また、やむを得ず外出が必要な場合は、マスクを着用し、人込みを避けてください。
 外出からの帰宅後は手洗いを徹底してください。
 十分な睡眠とバランスの取れた食事で基礎体力をつけてください。
 室内では、適度な湿度、50%から60%を保ってください。
 基礎疾患(慢性肺疾患、免疫不全状態、慢性心疾患、糖尿病、腎臓病等)がある方や妊婦は重症化する例もありますので、予防には特に注意してください。

 罹患したと思われる場合は、早めに医療機関に受診してください。

 私からは以上であります。

質疑

(記者)
 明日から就航するこがね丸についてですが、市にとっても、待望の就航だと思いますが、あらためて市長の思いをお聞かせください。

(市長)
 まずは、カーフェリー就航によって、マイカーやバスなどを乗せることができるようになりますので、上越市から佐渡、新潟への回遊性が高まると考えています。当市のみならず、新潟県全体の観光の活性化に繋げていきたいと思いますし、妙高市・糸魚川市と連携しながら観光体制を整えて、佐渡汽船の利用に繋げたいと考えています。カーフェリーが1日2往復することから、佐渡での滞在時間が長くなり、佐渡の日帰り旅行が期待されるほか、車両を伴う航路利用の増加によって、当市での観光や飲食、物販などの消費拡大も期待されるものと思います。

(記者)
 地域経済の振興という意味で、観光の面がかなり大きいと思いますが、佐渡が世界遺産になった場合に、佐渡の方にばかり人が行ってしまうという可能性もあるので、その辺、上越にも来てもらうための対策は考えていますか。

(市長)
 令和5年度には、通年観光プロジェクトについて、皆さんに事業の概要、計画をお見せできる状態にしたいと思いますし、また来年の春には、北陸新幹線も敦賀まで繋がり、関西への窓口もできますので、妙高市、糸魚川市と連携しながら、この地域で降りて、小木直江津航路で佐渡へ渡るという流れを目指して、取り組んでいきたいと思っています。

(記者)
   通年観光プロジェクトの方針について、差し支えのない範囲で、お話しいただけますか。

(市長)
 拠点としては、直江津・春日山・高田になります。直江津は鉄道博物館の整備や海沿いのリゾートもありますし、親鸞聖人が上陸された地や三・八市も含めて、全体で盛り上げていきたいと思います。春日山については、上杉謙信公や春日山城跡もありますので、その辺りを見せていけるようにしたいと思っています。高田については、雁木町家と、寺町の町並みがありますので、駅から歩いて行ける範囲で観光していただけるように整備をしていきたいと思っています。そのための計画を今年度、皆さんに可能な範囲でお見せできるようにしていきたいと考えています。

(記者)
 妙高市、糸魚川市との連携ですが、何か具体的に取り組みは進んでいますか。

(市長)
 両市の市長とも意見交換させていただきました。具体的には、自転車の活用や宿泊等について連携したいと思っています。これから情報を交換して具体的な内容を詰めていくことになると思います。

(記者)
 他の市でも話題になっている、対話型AIのチャットGPTですが、上越市では、導入の意向はどのように考えておられますか。

(市長)
 県知事も、対策を十分にとりながら、まずは内部での使用を検討するお考えを示されたと思いますが、市も県と同じように、個人情報の取扱いなど留意点は幾つかありますが、道具として使うためには、まずは市役所の内部からと思っています。外向きに活用していくのは、今後の検討になると思っています。

(記者)
 内部的には導入していく意向ということでしょうか。

(市長)
 ある程度は検討しなければいけませんが、新しい技術については、できるだけ積極的に活用していきたいと考えています。

(記者)
 具体的に動いているのですか。

(市長)
 まだこれから検討ということになります。

(記者)
 市長としては、内部の事務処理などについて導入していくという意向ということですか。

(市長)
 段階的にですが、まずは内部からと思っています。

(記者)
 こがね丸の就航についてですが、利用促進という点ではこれから非常に力を入れる必要があると思います。理由は、新潟県・佐渡市・上越市で佐渡汽船の小木直江津航路の新船舶に関する減価償却費相当分の支援を行っていることにありますが、今後、佐渡市や新潟県とどのような連携をされますか。

(市長)
   まずは妙高市・糸魚川市と連携して、観光の拠点としてここに宿泊していただけるようなものを作り、そして佐渡から、また両津航路を使って新潟に行くルートもあると思いますので、周遊できる観光ルートを作っていくというところで、佐渡市や新潟県とも連携していけると思っています。

(記者)
 これを機に佐渡市と交流を深める予定はありませんか。

(市長)
   昨年も佐渡市の渡辺市長とお会いしていますし、今年も、小木の方々との連携を強めたいということで、交流・意見交換をする予定もあります。

(記者)
 高田城址公園観桜会について、大変な賑わいであったと思いますが、私が目にしている限りでは、民間の店舗の駐車場等に止めるべきではない車両が止まっていて、そこで注意を受けたり、警察を呼ぶというような話もあったと思いますが、この件について把握されていますか。

(市長)
 把握していますが、不適切な事案については、できるだけそういうことがないように管理を徹底していきたいと思っています。

(記者)
 市民の方の目もあると思いますが、できるだけでよろしいでしょうか。

(市長)
 すべてのところに人を配置して管理することは難しいところありますので、早めにそういうことが起こらないよう、事前に注意喚起を徹底していきたいと思っています。

(記者)
 4月2日、3日の満開時は、高田城址公園の周辺は、非常に通信量が多かったのか、携帯電話の電波がなかなか繋がらないという事象が発生したようです。NTTドコモやソフトバンクは移動基地局というものを用意していて、イベント会場等に派遣もできるようですが、そういった対策をする必要はないでしょうか。

(市長)
 本来は災害時で使うものと聞いていますが、やはりあれだけの人が来られるところですので、そのあたりは、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天などと協力しながら、基地局を少し増設することも含めて、これから対応を考えていきたいと思っています。

(記者)
 観光地として電波が繋がらない場所については、成立するでしょうか。

(市長)
 それは私としてはいけないことだと思っていますので、調整をしてできるだけ対策を取りたいと思っています。

(記者)
 相模原市の民間キャンプ場で、倒木によりテントで宿泊中の男女が死傷するという事故がありました。上越市のキャンプ場で行った安全対策を教えてください。

(市長)
 市内にある施設については、倒木するような木がないか、すでに確認をしていますので、そういう意味では現段階では問題ないと考えています。

(記者)
 この事故を受けて行われたものでしょうか。

(市長)
 はい。

(記者)
 いつからいつまでどのぐらいのキャンプ場の規模でやったのですか。

(市長)
 基本的にはすべての施設で確認をしています。

(記者)
 相模原市のキャンプ場は民間だったのですけども、民間も含めてですか。

(市長)
 そこまでは確認をしていません。基本的には市の関係のところについては確認しています。

(記者)
 通年観光を掲げているところでは、何かそこに違和感が残りますが、わかりました。

(記者)
 観桜会について、今年は4年ぶりに飲食制限がなくなり、コロナ禍前と同じ条件で開催されたということで、大幅に入り込み数が増えるという期待もあったと思うのですが、1万5000人増の41万人という結果で、それほど伸びなかったという声もありますが、この41万人という数字をどのように評価していらっしゃいますか。

(市長)
 実際に店舗数が少なく、行列ができていたことを考えれば、今回の準備の中では、最大限活用していただいたと思っています。

(記者)
 41万人が多いか少ないかということをお聞きしたいのですが。

(市長)
 最大限入っていただいたと思っています。

(記者)
 去年よりも1万5000人増の41万人だったということを、市として分析されていますでしょうか。

(市長)
 まだ新型コロナが2類の状況ですので、皆さんがいろいろ警戒されているのは変わらないと思います。今インフルエンザも流行っていますので、今後も気をつけながら、運営していかなければいけないと考えています。

(記者)
 コロナ禍の前は120万人という入り込み数だった年もあったと思うのですが、たくさんの方々に来ていただくような水準に戻したいというお考えはありますか。

(市長)
 はい。2年後には、観桜会も100回目を迎えますので、そこに向けて、努力していきたいと思っています。

(記者)
 観光の関係者の話を聞いたりしていますと、先ほど市長がおっしゃったように、密を避けたいとか、バスツアーも減っているのではないかというような指摘もあって、団体のお客さんが少なかったのではないかという声もありますが、入り込み数を増やしたいということであれば、市としてどのように取り組んでいくお考えでしょうか。

(市長)
 もちろん観桜会のお客様を増やしていきたいというのはあるのですが、先ほどお答えしましたけども、1年間を通して観光してもらえるところを作っていかないといけないと思っていますので、観桜会だけではなく、直江津、春日山、そして高田、そこに外国人も含めて、たくさんの方に来ていただけるように整備をしていきたいと考えています。

(記者)
 観桜会でより多くの方々に来ていただくためには、どういったことが必要とお考えでしょうか。

(市長)
 特に日本三大夜桜といわれて評価されていますので、これからネット上でも、そういった情報を出し、全国にさらに広がっていくように、様々な広報をしていきたいと思っています。

(記者)
 チャットGPTの関係ですが、市長は使ったことがありますか。

(市長)
 あります。

(記者)
 何を聞かれましたか。

(市長)
 例えば、直江津駅に降りたらどこで観光ができますかと質問をしてみました。

(記者)
 納得できる回答が得られましたか。

(市長)
 納得できるものではない回答もありました。

(記者)
   例えば、これは変じゃないかみたいなものは、何か記憶されている限りであれば教えてください。

(市長)
 県内の別のところの観光地が紹介されました。ただ、3段階ぐらいレベルがあるので、それによっては、もしかしたら正確な回答も出たかもしれません。

(記者)
 使ってみた印象としては、いかがでしたか。

(市長)
 情報がまだ正確でないところもあると思っていますけれども、出た答えの内容について、まずは一歩引いた形で捉えていったほうがいいと思っています。ただ情報がたくさん入ってきますので、非常に参考になるものがあると思っています。

(記者)
 これからもっと進化していくと思うのですが、その進化次第ではかなり使えるものになっていくという印象ですか。

(市長)
 作業効率が上がるという統計も出ていますので、使えるところはどんどん使っていきたいと思っています。

(記者)
 まずは内部でとおっしゃっていましたが、具体的に考えていらっしゃる内部の作業はどのようなものがありますか。

(市長)
 例えば文章を作るとき、まずはそこをベースにし、修正を加えながら最終形にしていくということはできると思います。

(記者)
 具体的に庁内に検討委員会のようなものを立ち上げるとか、そういう動きを経て作っていくのですか。

(市長)
 まずは、幹部などと検討してからになると思います。

(記者)
 4月に県議選があって、新たに5人の県議の皆さんが当選し、新しく県議になった人もいますが、5人の顔ぶれを見て、何か所感があればお願いします。

(市長)
 おそらく楡井県議会議員は、議長になられると思います。そして、議員とは関係ないですが、副知事も上越市出身の方がなられましたので、そういう意味では非常に心強い存在になっていくと思っています。

(記者)
 議席でいうと、これまで県政与党だった自民党系の方が3人、野党系が2人という形でしたが、今回の選挙で野党系が3人、自民党系が2人という形になりました。人数の変更というか、状況が変わったことについては、どのようにお考えですか。

(市長)
 与党・野党というよりも、良い方々が当選されたと思っています。

(記者)
 県政与党の人が減ったことで、市政に何か影響が生じていく可能性があるとお考えですか。

(市長)
 楡井さんが議長になるということは、私としては非常に大きな存在だと思っていますので、そのような影響はないと思います。

(記者)
 今後県議の皆さんとは、与野党ともにどのようなおつき合いをしていきたいと思っていますか。

(市長)
 今まで通り、皆さんとおつき合いしていきたいと思っています。

(記者)
 投票率が46.96%と前回の選挙より減ってしまいましたが、このことについては、どのようにお考えですか。

(市長)
 有権者の意識というのをもっと高めていかなければいけないと思っていますので、私も引き続き訴えていきたいと思っています。

(記者)
 投票率は上がるべきだとお考えですか。

(市長)
 私としては全員投票するべきだと思っています。

 (記者)
 今、市民の有志の方々でパートナーシップ制度の導入に関する署名活動が始まりましたが、この活動を受けて、市としてのパートナーシップ制度導入についてのお考えをお聞かせいただけますか。

(市長)
 もちろん女性、男性ということもありますが、今外国の方も入ってきていますし、多様な社会を作り上げていくことは非常に大切なことだと思っていますので、できるだけそういうものについては、私としては応援をしていきたいと思っています。

(記者)
 パートナーシップ制度を導入するということですか。

(市長)
 皆さんとお話をしながら、これから判断していきたいと思います。

(記者)
 市長としては、前向きに捉えているということですか。

(市長)
 考え方としては前向きに捉えています。

(記者)
 まだ考える余地があるということは、何か懸念材料があるということですか。

(市長)
 世界的な動きもありますので、その辺りも見ながら、判断していきたいと思います。

(記者)
 5月8日の新型コロナ5類移行の件ですが、市としても、国県の対応に準じて動かれると思います。5類移行後も、県などのコールセンターが当面維持されるということですが、市民の方もおそらく不安に思われる方もかなり増えてこられると思います。件数の発表などもわかりにくくなってくるということで、市として、この不安に応える対応策は考えていますか。

(市長)
 5類になりますので、濃厚接触者は把握しなくなりますし、検温とか消毒液といったもの、マスクも、基本的には強制はできないということになりますので、できるだけインフルエンザと同じように感染対策をしていただくということが基本になってくると思っています。

(記者)
 市民の方への周知の機会というのは、今後設けていかれますか。

(市長)
 今後の対応については、発表していきたいと思います。

(記者)
 発表の時期は、まさにこの8日に目掛けてか、もしくはその前後ですか。

(市長)
 今既に決まっていることは発表できると思います。

(記者)
 後程確認させていただきたいと思います。

(記者)
 5類移行の件に関連して、今、庁内の窓口にアクリル板を設置してあるかと思いますが、そういったものの対応など具体的な変更点があれば教えてください。

(市長)
 アクリル板については、今付いているものは、取り外すところもあります。マスクの着用については、例えば私たちがどこかに行く時に、そこで着けてくださいと言われれば着けていくことがありますけども、市民の皆さんには、着けてくださいということは、私たちは申し上げないということです。基本的には、個々の判断により感染対策を行ってもらうということです。

(記者)
 市役所の入口のところの検温と消毒液も継続して置かれるということですか。

(市長)
 検温器と消毒液は、8日以降はなくなります。

(記者)
 職員の皆さんのマスクに関しても、今後は自由ということですか。

(市長)
 訪問する対象となるところから着けてきてくださいと言われた場合は、着けていくということです。基本的には、個人の判断で感染対策をすることになります。

(記者)
 職員のマスクの着用は、5類移行後はしてもしなくてもいいという話になるということでよろしいですか。

(市長)
 はい。そういうことになります。

(記者)
 窓口対応も基本的にはしない、自由にやっていいということですか。

(市長)
 はい。そういうことです。

(記者)
 感染予防を呼びかけている基礎自治体として、それを外すことによっていい方向も悪い方向もあると思うのですが、影響をどうお考えですか。

(市長)
 インフルエンザの感染状況が高止まりしていますので、そういう意味では窓口では、マスクを着けようという話で合意があるかもしれませんので、その辺りはその時々の判断になってくると思います。

(記者)
 新型コロナに限らずインフルエンザとか、状況次第では、また着けるかもしれないということですか。

(市長)
 感染対策という意味では今までと変わりませんので、感染が広がっている場合には、気をつけましょうということになると思います。

(記者)
 市長は、5月8日以降、執務中はマスクを外されますか。

(市長)
 私は、今、市長室内ではマスクを外しています。

(記者)
 例えば会議とか打ち合わせとか、庁内で執務されるときはマスクを外されますか。

(市長)
 感染のリスクがなければ外します。

(記者)
 例えば子どものマスク着用等について、教育委員会に指示されたことがあれば教えてください。

(市長)
 まだ、学校の対応については、文部科学省から指示が来ていないので、指示が届き次第ということになると思います。

(記者)
 市長ご自身はどうお考えになりますか。それも文部科学省次第ですか。

(市長)
 今発表した内容で、すべて通じると思っています。

(記者)
 対話型AIの話ですが、使ってみたいという好意的な受け止めをされているというふうにお聞きしましたが、プラスではない面もおそらくあると思うのですが、その辺を含めて受け止めというのをお聞きしたいです。

(市長)
 規制案というのがおそらくできてくると思います。その規制案ができた後で、その辺りも参考にしながら、内部の基準をある程度決めていかなければいけないと思っています。

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