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中川市長記者会見内容(令和6年6月27日)

<外部リンク>
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年7月16日更新

市長定例記者会見を開催しました。

日時:令和6年6月27日(木曜日)午後2時~2時40分

会場:市役所木田第一庁舎401会議室

内容:

  • 市議会6月定例会について
  • 定額減税補足給付金(調整給付)について
  • 出水期への備えについて
  • 市内4海水浴場の開設について
  • 涼み処の設置について

配布資料

  • 定額減税補足給付金(調整給付)について
  • 出水期への備えについて・避難行動について
  • 出水期の備えについて・大雨時における市道のアンダーパスの安全な通行について
  • 「涼み処」の設置について

配布資料 [PDFファイル/2.98MB]

市長記者会見動画

会見冒頭の市長の説明をご覧いただけます。

令和6年6月27日開催の市長記者会見動画(外部リンク)<外部リンク>

市長による説明

(市長)

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。

 始めに、6月21日に閉会した市議会6月定例会におきまして、一般会計補正予算のほか、提案した全案件を可決・承認いただきました。
 補正予算では、市民生活を支える各種支援を実施するための経費や、今夏が高温・渇水となった際に、農畜産業者等の支援に迅速に対応するための経費などについて可決いただいたところであり、速やかに対応してまいります。
 また、今議会の一般質問に対する私の答弁で、多くの皆様に対して多大なご迷惑をおかけするとともに、お気持ちを傷つけたことを、心からお詫び申し上げます。
 市議会の皆様からは、厳重な抗議の申し入れをいただくとともに、これまでに、市民の皆様をはじめ、大勢の皆様から私に対する厳しいご意見をいただいているところであり、大変重く受け止めております。
 今後も機会を捉えて、市民の皆様へのお詫びを重ねるとともに、皆様の信頼を取り戻すことが出来るよう、誠心誠意、職務に努めてまいりたいと考えております。

 この度は、大変申し訳ございませんでした。

 なお、この度のことを深く反省し、自らへの強い戒めとして、自身の処分について、様々なご意見を受け止めながら検討しているところであります。

 次に、定額減税補足給付金の支給につきまして、お手元にお配りした資料1ページ、資料ナンバー1をご覧ください。
 本日、対象となる36,495人に対し、確認書を発送いたしました。
 詳細につきましては、会見終了後の記者説明会で、担当部局から説明いたします。

 次に、出水期の災害への備えについてのお願いです。資料ナンバー2・資料ナンバー3をご覧ください。
 先日22日に、新潟地方気象台から、新潟県も梅雨入りしたとみられるとの発表があったところです。
 洪水や土砂災害などの災害から身を守るためには、日頃からの備えが大切です。
 市民の皆さんからは、万が一の時に、適切な避難行動がとれるよう、備えをお願いしたいと考えておりますが、詳細につきましては、会見終了後の記者説明会で、担当部局から説明いたします。

 次に、この夏の市内の海水浴場は、なおえつ、たにはま、鵜の浜、柿崎の各海水浴場ともに、7月13日から開設いたします。
 なおえつ海水浴場は、能登半島地震の津波により海の家の資材が流されるなど甚大な被害に遭いましたが、この間、県をはじめ、なおえつ浜茶屋組合など、ご協力いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。
 市といたしましても、なおえつ海水浴場に津波対策として、新たに避難階段を設置する準備を進めているところであります。
 また、鵜の浜海水浴場も、昨秋からの 波浪により砂浜が大きく侵食されたことから心配しておりましたが、県や地域の皆様のご協力により、砂を補充し、砂浜の面積を確保することができました。
 市内外の多くの方々からご来場いただき、上越の海を楽しんでいただきたいと考えております。

 最後に、「涼み処」の設置についてご説明いたします。資料8ページ資料ナンバー4をご覧ください。
 今後、本格的な暑さを迎えるにあたり、危険な暑さが見込まれる場合は、できるだけ外出を控えていただくことが基本となりますが、やむを得ず外出する際や外出先で危険な暑さに見舞われた場合に、気軽にご利用いただける「涼み処」を7月1日から9月30日まで、市内の49施設内に設置いたします。
 市民の皆様におかれましては、こうした「涼み処」も利用いただきながら、暑さを避け、こまめな水分補給を心掛けるなど、熱中症予防に努めてくださるようお願いします。

 私からは以上であります。

質疑

(記者)
 不適切発言について厳しい意見をいただいているという話がありましたが、市長に直接どのような厳しい言葉がかけられたのか、それについて市長はどう感じたかをお聞かせください。

(市長)
 私に対する批判の声はもとより、私の発言によって傷つけられたとするお怒りの声、辞めるべきとの声を多数いただいており、それぞれ重く受けとめております。私の発言によって、本当に大勢の皆様のお気持ちを傷つけてしまったことを深く反省して、本当に申し訳ないと思っております。お詫びしてもお詫びし切れない気持ちでおります。

(記者)
 任期満了まで全うされると説明されましたが、その気持ちに変わりはありませんでしょうか。

(市長)
 誠心誠意、反省をしながら、信頼回復については、これからも努力を続けていかなければいけないと思っておりますので、そうした気持ちでおります。

(記者)
 処分について、例えば給与の減額ですとか、どのようなことを検討されていて、いつごろまでに結論を出したいとお考えでしょうか。

(市長)
 処分については、市民の皆様や全国の皆様から、様々なご意見をいただいております。こうした意見を重く受けとめながら、自らの給料の減額を検討しているところであります。一方で、こうした処分を行うには条例改正が必要となりますので、今後、議会との調整を進めながら、できるだけ速やかに公表して参りたいと考えております。

(記者)
 9月定例会前に、例えば臨時会などということも選択肢でしょうか。

(市長)
 1つの方法としては、速やかな議会(の開催)も考えているところですが、議会との調整が必要になると思っております。

(記者)
 今、公の会合に出られている際にお詫びの言葉をおっしゃって、信頼回復に努められていると思いますが、これについては、いつ頃までやっていきたいとお考えでしょうか。

(市長)
 大勢の皆様に多大なるご迷惑とご心痛をおかけしておりますので、私の謝罪の気持ちをお伝えするためには、しばらくは続けていきたいと思っております。

(記者)
 ご自身への処分の関係ですが、減額を考えているとおっしゃいましたが、市長ご自身としてはどの程度の額がふさわしいと考えていらっしゃいますか。

(市長)
 もう少し皆様からのご意見を受けとめながら、その上で判断していきたいと思っています。

(記者)
 現時点で考えているものはないですか。

(市長)
 はい、これからになると思います。

(記者)
 少なくとも減額する方針ということでよいでしょうか。

(市長)
 はい、その方向で考えております。

(記者)
 一方で、間もなく市長にボーナスが振り込まれる予定だと思いますが、こちらの取り扱いについては、どのようにお考えでしょうか。

(市長)
 ボーナスをもらうことそのものは大変心苦しいのですが、減額などを行うには6月1日の基準日前に条例改正を行う必要がありました。また、市への返納も公職選挙法による寄附となるためにできませんので、公職選挙法に違反しない形で、どのような対応がとれるか検討していきたいと考えております。

(記者)
 とりあえず、一旦、満額を受け取るということでよろしいですか。

(市長)
 はい。どのような対応がとれるか、今後検討していきたいと思っています。

(記者)
 例えばこれまで別の自治体の例ですと、受け取った後に自分の給料の減額の条例案などを出して、それで相殺していくやり方など、いろいろな手法があると思いますが、そういった手法も考えているということでしょうか。

(市長)
 どういうやり方になるかは、またいろいろ考えていきたいと思っております。

(記者)
 少なくともボーナスは全額もらうが、それを何らかの形で返したい。責任を取る形で減額なりはしたいと考えていらっしゃるということでよろしいですか。

(市長)
 そのような考え方です。

(記者)
 もらうことについて、心苦しいとおっしゃっていましたが、この点は市民に理解していただけるようなことと考えていらっしゃいますか。公職選挙法の関係もあるので、特殊な取り扱いになってくるかと思うのですが、そのような形で理解は得られると思っていらっしゃいますか。

(市長)
 理解が得られるかどうかわかりませんが、どちらにしても深く反省しながら市民の皆さんのご理解を得ていきたいと考えております。

(記者)
 今回の不適切な発言は、市長ご自身、どういった点が問題であって、市民からの批判が集まっているとお考えですか。

(市長)
 私は企業誘致をすれば、多様な人材が集まるということも理解しておりましたが、一方で市内のあらゆる分野で人手不足が生じているという現状をお聞きしているので、議員が発言されていた「工場誘致をすれば人が集まる」ということには、なかなかならないのではないかということをお伝えしたいという思いを持っておりました。
 また地域の企業誘致の状況の中で、既存のサービス業などに大きな影響が生じているということもお聞きしておりまして、バランスを見ながら企業誘致に取り組みたいという考えをお伝えしたかったところですが、それが不適切な説明となってしまい、深く反省しているところであります。

(記者)
 なぜ不適切な発言になったと考えていらっしゃいますか。

(市長)
 この発言によって当該事業所に多大なる迷惑をおかけしましたし、大勢の皆様を傷つける表現をしてしまったことが問題だということを深く反省しております。さらに市民の皆様をはじめ、大勢の皆様に大変なご迷惑をおかけし、信頼を損ねたものであるというふうに考えております。

(記者)
 不適切な発言をした市長ご自身が考えうる原因を伺っているのですが。

(市長)
 どのような場面であっても、私自身がお伝えしたいと思うことをお話しする際に、他者への配慮を忘れずに、言葉を選びながらお伝えしなければならないと思いますが、思慮が足りず不適切な表現になってしまったということで、深く反省しております。

(記者)
 原因としては、思慮が足りなかったということでしょうか。市長は何度も言われていると思いますが、不適切な発言があるごとに反省して頑張りますとおっしゃっていますが、それはこれまでの反省が足りていないのではと取られかねないと思うのですが、その点はいかがお考えですか。

(市長)
 どのような場面であっても、とにかく、私がお伝えしたいと思うことをお話しする際に、他者への配慮を忘れずに、言葉を選びながらお伝えしなければならないと思っておりますが、話の流れややり取りの中で、思慮に欠ける表現を用いてしまったものと深く反省しております。

(記者)
 これまでの積み重ねで、そのたびに市長は反省しますとおっしゃっている中で、今回の発言があったというのは、これまでの反省が足りていなかったのではないか、または不適切な発言をしないために対策を取っていなかったのではないか、ととられても仕方がないようなことだと思いますが、その点についてはいかがお考えですか。

(市長)
 私自身の発言の重さと影響の大きさを改めて肝に銘じていかなければいけないと思いますし、この度のことを深く反省して、自らの強い戒めとしていかなければいけないと考えております。

(記者)
 これまでの反省が足りないのではないか、ととられても致し方ないのではと思い、質問させていただいているのですが、これまでの反省は足りていたがしてしまったということですか。

(市長)
 どちらにしても、さらに反省をしていかなければいけないと思っております。

(記者)
 反省した上で、具体的に今後どのような対策をして、不適切な発言をしないように努力したいと考えていらっしゃるのですか。

(市長)
 くり返しになりますが、この度の発言を深く反省しながら、自らの発言の重さを改めて認識するとともに、信頼を取り戻すができるように職責を果たすべく、誠心誠意、取り組んでいく所存でございます。

(記者)
 具体策はないのですか。例えばスピーチコンサルタントをつけて自分の話し方について見つめ直すなど、そうしたことはしないのですか。

(市長)
 様々な方のご指導を受けながら、反省を繰り返していきたいと思っております。

(記者)
 職責を全うしたいとおっしゃっていますが、辞職はしないという考え方でよろしいでしょうか。

(市長)
 はい。今までのことを深く反省しながら、誠心誠意、努めていきたい、職責を全うしていきたいと思っております。

(記者)
 職責を全うしたい理由は何ですか。

(市長)
 私の市長としての責任を果たしていかなければいけないと思っております。

(記者)
 現状、表敬訪問を欠席したり、市の職員の方々に必要なかった業務をさせている時点で、既に市長の責任を全うできていない気がしますが、その点についてはいかがお考えですか。

(市長)
 いつの時点でそのような時期が来るかわかりませんが、私としては反省を繰り返しながら、そのような時期が来ることを、信頼感回復を図りながら、誠心誠意、努めていきたいと思っております。
 
(記者)
 時期というのは、信頼が回復できる時期ということですか。

(市長)
 はい。

(記者)
 わかりました。

(記者)
 市長個人へのお叱りや抗議があるとおっしゃっていましたが、市長個人ではなく、市全体のイメージへの影響というか、その点はどのように受けとめていますか。

(市長)
 様々な方からいただいているご意見を踏まえますと、私への信頼が失われたことによって、上越市に対する評価やイメージなどに影響が生じているということで、大変重く受けとめております。とにかく、この度の発言を深く反省しながら、また、自らの発言の重さを改めて認識していきたいと思っておりますし、誠心誠意、職責を果たすべく、取り組んでいく所存でございます。

(記者)
(市議会での)答弁も企業誘致の話の中で出たと思いますが、(今後の)企業誘致への影響、また人手不足ともおっしゃっていますが、高卒の方も含め、人手を集めるというところでの影響はどのようにお考えでしょうか。

(市長)
 市内外の大勢の皆さんから、本当に大変厳しいご意見をいただいております。弁解のしようもございませんので、とにかく皆様に多大なるご心痛ご迷惑をおかけしたことを、重ねて深くお詫び申し上げるということを続けるしかないと思っております。

(記者)
 その上で企業誘致や人手の確保というところは、引き続き取り組んでいくことになりますか。

(市長)
 はい。

(記者)
 今回、反省して誠心誠意取り組みたいということをずっと繰り返していますが、ほんの1年前に同じような発言をして、同じく反省したと言っていました。これは、市民から見ると、その時に何を反省して何を改善して、今回どうして起きて、今回何を変えるのかと。これを説明していただきたいのですが。

(市長)
 先ほど申し上げましたが、私自身の発言の重さと影響の大きさを肝に銘じていかなければいけないということは、改めて感じております。とにかく、この度のことをさらに深く反省して、自らの強い戒めとしていかなければいけないと思っております。

(記者)
 1年前にどういう反省をしたのか。していないならいないと答えて欲しいですし、していたとすれば、それを踏まえて何で起きたのか、今回どういう反省をしてどういう対策をするのか、これが説明です。誠心誠意謝ったり、感じていることというのは、再三の説明で皆さん理解していると思いますが、なぜの部分が説明されないから、いつまでたっても同じ質問、同じ意見がくるのだと思うのですが、そこを説明してください。

(市長)
 繰り返しになりますが、今回のことも含めて、言葉については、きちっと中身を考えた上で、思慮を深めた上で発言していかなければいけないということを繰り返し続けていくしかないと思っております。

(記者)
 前回は反省したと、今回も同じように反省すると、でも前回反省したけれども今回のことが起きた。また今回反省しますと今言っています。こういうことは、信じられるのでしょうか。

(市長)
 とにかく私としては、繰り返しお詫びをしていくしかないと思っております。

(記者)
 なぜ不適切な発言となってしまったのかというところでお伺いします。あの種類の発言というのは、やはり自身の中に潜在的に差別的意識があったのではないか、そういうケースも多いように感じているのですけれども。発言からしばらく時間が経っていますが、市長自身、自分で分析してみて、自分の中にそういった差別意識があって出てしまったのか、つまり普段から考えていることが口をついてしまったのかどうか、その辺どのようにお考えでしょうか。

(市長)
 私としては、差別的な意識を持っていることはございません。表現方法を間違えてしまって、これからもやはり、適切な表現方法、思慮を重ねた上で、発言をしていかなければいけないと思っております。

(記者)
 市役所に色々な意見や非難等が寄せられているということでしたが、現状で何件ぐらい寄せられていて、主にどんな内容が多いのか教えてください。

(市長)
 6月26日の午後5時15分現在で、市内外から250件届いております。電話で149件、メール等で101件寄せられております。職員が電話等で対応してくれておりますけれども、本当に申し訳なく思っております。いただいた意見については、すべて拝見しておりまして、重く受けとめております。内訳としては、市内が48件、市外が101件、不明が101件ということでございます。

(記者)
 市外は県外もということでよろしいですか。

(市長)
  はい。

(記者)
  基本、ほとんどが批判・非難。先ほど「辞めろ」という抗議があったと仰っていましたけれども。

(市長)
 そういった様々な意見がございます。

(記者)
 6月25日の松本総務大臣の閣議後の会見で、ふるさと納税の募集サイトに関するサービスについて変更の発言がありましたけれども、市では、該当するサイトがあるのか、またどのような対策とられるのか教えてください。

(総合政策部長)
 お尋ねの件に関しましては、情報収集中でして、手元に明確な資料がございませんので、確認取りましたら、回答させていただきたいと思います。

(記者)
 今のところ、市では対応はしてないということでよろしいですか。

(総合政策部長)
 情報収集しているという対応になります。

(記者)
 ご存じではあるのですか。

(総合政策部長)
 新聞報道でそういった発言があったことは承知しております。

(記者)
 このような状況ですが、市長はふるさと納税政策に関して何か変更はありますか。

(市長)
 東京圏域のJネットなど、そういった県外にいらっしゃる上越出身の方々とも協力しながら、(ふるさと納税として)どういう商品を扱っていくのかということの相談を含めて取り組んでいきたいと思っております。

(記者)
 今回総務省が出したのはポイント付与に関するポータルサイトの見直しですが、そこはご存じなかったですか。

(市長)
  存じ上げております。

(記者)
 それについてご回答お願いできますか。

(市長)
 ふるさと納税の中でどういう商品を売っていくのかということも含めて検討しておりますので、ポイント付与についても、また検討しながら、前に進めていきたいと思っております。

(記者)
 ポイント付与というのは、ポータルサイトが行っていることであって市がポイントを付けるわけではないのですが。

(市長)
 はい。

(記者)
 米の市場価格が高騰しております。市長は常々、食料安全保障についてお話しされていますが、価格を下げるためにJA等と話をして米の備蓄等を大量放出するなどのお考えはありますか。

(市長)
 今のところ、それについては検討しておりません。

(記者)
 生活防衛という点では大変重要なテーマかと思いますが。

(市長)
 またこれから検討していきたいと思っております。

(記者)
 当社では、23日から27日までの間に市長の不適切発言に関するアンケートを行っております。市長が処分を検討されるということですので、どのような処分が適当か市民の皆さんに聞いてみました。「処分する必要はない」「減給処分がいい」「辞職すべきだ」の3つ挙げてみたのですが、25日の夜集計した時点で、「辞職すべきだ」という方が87.4%いらっしゃいました。上越市在住の方に限っても86.8%いらっしゃったのですが、この結果をどのように受けとめられますか。

(市長)
 皆様の率直なご意見として重く受けとめております。その上で自分自身の処分内容について、また検討して参りたいと思います。

(記者)
 減給処分なのですよね。

(市長)
 はい。

(記者)
 アンケートをとって87%の方が、単一の回答をされるというのはあまり例がないことだと思いますが、これで市長が任期満了まであと1年4ヶ月お仕事を続けられて、市民の皆さんが納得されると思いますか。

(市長)
 私としては、今は皆様の信頼を少しでも回復できるように、職責を果たすべく、誠心誠意努めていきたいと思っておりますので、その気持ちに変わりはございません。

(記者)
 市民の負託に応えて市長になられて、逆に今回は市民の思いを聞き捨てにするというようなことになると思うのですが、その辺に関して何かお気持ちありませんか。

(市長)
 今回の不適切発言については深く反省しておりますし、とにかく信頼を少しでも回復できるように、努めていきたいと思っております。

(記者)
 集計中なのであまり話題に使いたくなかったのですが、市長は発言に対して、6月21日に本会議場でお詫びをされましたよね。

(市長)
 はい。

(記者)
 6月21日の本会議場でのお詫びについて、「納得できましたか」という質問をしています。「納得できない」と回答された方が84.6%、「やや納得できない」という方を含めると90.4%の方が納得されてないのですが、これに関してどうお考えになりますか。

(市長)
 その発言内容をもう一度確認した上で、どのような謝罪が皆さんに届くようになるのか研究しながら、また繰り返しお詫びを申し上げていきたいと思っております。

(記者)
 このアンケートが全てではないと思いますが、これだけの方に評価いただけないお詫びをし、これだけの方に辞任すべきだと言われた市長が政策を推進するに当たっては、かなりの力が必要だと思います。例えば、通年観光しかり、公共交通政策しかりだと思いますが、一般質問でもいくつかありました、市民の理解が不可欠だと市長は答弁書でお答えになりました。どのように市民の理解を得ていかれるのでしょうか。

(市長)
 とにかく、市民の皆様にわかりやすいように、まずは信頼回復をしていかなければいけないと思います。まずはそこがあってこそだと思いますが、できるだけわかりやすいように説明をしていきたいと思っております。

(記者)
 市長がそこまでして、強烈な逆風を受けながら市長の座に留まって推進したい政策というのは、どういったことなのでしょうか。

(市長)
 今まで事業計画等で示しているものが、やろうとしていることでございます。

(記者)
 そうすると市民には理解されなくても、自身は市長として正しい道を行くということでよろしいですか。

(市長)
 市民のご理解を得られるように努力は続けていきたいと思っています。

(記者)
 今、得られていない状況かと思うのですが。

(市長)
 得られるように努力を続けていきます。

(記者)
 わかりました。

(記者)
 今日の答弁を見ていますと、ずっと答弁の原稿を見ながら答えられていると思いますが、それはご自分でそういうスタイルでいこうと思ったのですか。

(市長)
 基本的にはここに書いてある内容については、私自身も十分に吟味した上で、書かれていることでございますので、私の考えでございます。

(記者)
 自分のお言葉が書いてあるとはいえ、原稿に頼らないで、自分の今の気持ちを答えるというスタンスはとらなかったのは、また何か危ないことを言ってしまうのではという気持ちがご自身の中にあったからですか。

(市長)
 どちらにしても、私としては深く反省しておりますので、それは皆様に重ねてお伝えしていかなければいけないと。


(記者)
 原稿に書いていないとしゃべれていないじゃないですか。自分が危ないことを言ってしまうのではという気持ちがまだあるのではないですか。

(市長)
 繰り返しになりますけども、反省して、これからも誠心誠意、皆様の信頼回復に努めていきたいと思っております。

(記者)
 もう不適切な発言は、(この件で)最後ですね。

(市長)
 そうなるように努力させていただきます。

(記者)
 そうなるように努力したいということは、失言はあり得るということですか。

(市長)
 ならないようにいたします。

(記者)
 最後になりますか。

(市長)
 そうなるように努力していきたいと思います。

(記者)
 自信はあまりないということでよろしいですか。

(市長)
 とにかく頑張って、不適切発言しないように努力を続けていきたいと思っております。

(記者)
 前回の失言から今回の失言の間は1年ないです。今日のやりとりでも、何が悪くて、どう改善したかという具体的なお話が全く見えないというのが結論だったと思います。それで、任期満了まで全うしたいということを表明されている中で、任期満了までには1年4、5か月ある。今回の1年未満という スパンよりも長い期間が残っているわけです。そうすると、今までの例を振り返るに、任期満了までにもう一遍起きた場合はどうするのか。その辺の決意はありますか。

(市長)
 とにかく、誠心誠意、そういうことが起こらないよう努力しながら、努めていきたいと思っております。
 
(記者)
 今回、減給処分というのをご自身で検討されると。先ほどから、もう次はないという話ですけれども、もし次があった時に、減給処分した後に減給処分というのは、おそらく公務員の方々の懲戒の中ではありません。市民に対してもう二度とこういうことはないという固い決意を聞きたいのですが。

(市長)
 二度と起こさないように努力して決意します。


 以上

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〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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