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中川市長新年記者会見内容(令和7年1月6日)

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印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月24日更新

市長新年記者会見を開催しました。

日時:令和7年1月6日(月曜日)午後2時~2時20分

会場:市役所木田第一庁舎401会議室

市長記者会見動画

会見冒頭の市長の説明をご覧いただけます。

令和7年1月6日開催の市長記者会見動画(外部リンク)<外部リンク>

市長による説明

(市長)
 明けましておめでとうございます。
 新春を迎え、市民の皆様にとりまして健康で夢と希望に満ちた、素晴らしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

 さて、年末年始は、妹も帰ってきたりして、家族とゆっくり過ごす時間を取れました。
 子どもたちと少し雪遊びをしたりしながら、雪国の楽しみをさせていただきました。

 平成17年1月1日に14市町村が合併し、新たな上越市として歩みを始めてから20周年を迎えました。
 この間、14の異なる文化や歴史を新たな価値と捉え、まちの魅力を高めるとともに、地域の活性化に向けて取り組んできたところであり、市民の皆様のご理解とご協力に改めて心から感謝申し上げます。
 さらに本年は、高田城址公園観桜会や謙信公祭がいずれも第100回、上越まつりが第50回という特別な節目を迎えるほか、北陸新幹線の上越妙高駅が開業10周年、そして、郷土の偉人の一人である前島 密翁の生誕190年など、様々な節目が重なり合う記念の年となります。
 年末の記者会見においてもご紹介しましたが、市では、本年を「上越アニバーサリーイヤー」と称して共通のロゴマークを活用し、当市の歴史や文化の魅力を市内外に発信してまいりたいと考えております。

 今月中旬から、令和7年度予算の私の査定が始まります。
 予算編成方針でお示ししたとおり、まずは、第7次総合計画に基づく取組や地方創生に向けた取組の着実な推進と、市民生活を支える基礎的な行政サービスの確保・充実に向けた取組に意を用いて、査定に臨んでいきたいと考えております。

 結びに、今年は、私の任期の総仕上げの年にもあたります。
 「地域医療の再編」や「災害に強いまちづくり」など、市民の皆様の安心安全な暮らしを守ることを最優先課題と捉え、その解決に注力するとともに、未来への必要な投資を行う中で、将来を見据えた持続可能な市政運営に力を尽くしてまいりますので、引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 私からは以上であります。

質疑応答

(記者)
 先ほど任期の総仕上げの年にあたるという発言がありましたが、11月の任期満了までに具体的にどのような成果を出したいとお考えか、お聞かせください。

(市長)
 まずは先ほども申し上げましたが、市民の皆さんの安全安心を確保することが最優先であると思っております。災害対応や医療再編など、生活に直結する課題に備えていきたいと考えております。
 一方で、アニバーサリーイヤーでございます。令和7年には、合併20周年、観桜会・謙信公祭が100回目を迎えるということで、この節目を通じて市民の皆さんとともに当市の歴史や文化の魅力の認識を深めていきたい、次の時代に繋いでいく契機としたいと考えております。

(記者)
 年頭の(職員への)訓示でおっしゃっていたことについて、いくつか伺います。ふるさと納税の寄付額が12月末で5億円を超えたというお話がありましたが、具体的にいくらになったかなど、ご説明いただいてもよろしいですか。

(市長)
 1月3日現在になりますが、今年度の目標である5億円を超える受け入れ実績となりました。多くの方々からふるさと納税を通じて当市を応援いただいたと考えております。感謝申し上げます。

(記者)
 具体的にどういった品目で受入額が多かったかなどは分かりますか。

(市長)
 金額ベースで言いますと、お米が全体の50%以上を占めております。特に毎月お米が届く定期便が人気であると聞いております。寄付額の受け入れのピークとなる12月のみで、約3億2000万円のご寄附をいただいたということです。
 米は先ほど申し上げましたが、これまでも市内産品のラインナップの充実を図って参りました。特設サイトやインスタグラムの開設、各種PRイベントの実施など、様々な手段を通じてPRを行ってきたことが、目標の達成に繋がったと考えております。

(記者)
 市長としては5億円の突破というのは、目標が無事達成されたということですが、ご所感としてはどのようなものあるでしょうか。

(市長)
 やはりこれまでやってきたことの積み重ねが目標達成に繋がったと、そのように考えております。

(記者)
 今年の目標額は、もう少し上だったと思いますが、達成に向けてどのように取り組んでいきたいか教えてください。

(市長)
 昨年は、(都内コワーキングスペースの)WeWork中心にイベントを行うなど、様々な方々に協力いただきながら広報を行って参りました。今年もそういったところで皆さんとの繋がりをさらに深めながら、当市の米や酒などといったものを中心に、さらにブランディングを強めていかなければいけないと思っております。

(記者)
 これも訓示でおっしゃっていましたが、(地場産の)木材をたくさん市役所に使うというような話がありましたが、これはどういうものかをご説明いただいてよろしいですか。

(市長)
 市内に森林資源がたくさんありますので、地場産材をまずは市で大いに活用していこうということで、今、農林水産部で取り組みを進めているところです。

(記者)
 具体的にどういう場所でやっているのですか。

(市長)
 皆さんもご覧になったかもしれませんが、1階の受付(市民ホール総合案内カウンター)のところであるとか、応接室の机や脇のテーブルのところも地場産材を使っておりますし、今後、農林水産部の机や椅子など、最初は、部長席になると思いますが、そういった形で(取り組みを)広げていきたいと思います。今後は、学校であるとか、市役所内の備品であるとか、いろいろな所に順次広げていきたいと、そのように考えております。

(記者)
 何か具体的に最終的な目標などがあるのですか。

(市長)
 森林組合の皆さん、あるいは加工業者の皆さん、そして製品を作る技術者の方々が減りつつありますので、どこまでできるのかというのは私たちも調査をしていかなければいけないと思いますし、まずは市で大いに活用していくというところを、皆さんに見ていただきたいと考えております。

(記者)
 今の木材の活用の話は、市で大いに活用していくという話なのですが、これはどこから出てきた話なのか、文脈が少しわかりづらいのですが。

(市長)
 地場産木材の利用というのは、これまでも取り組んできましたし、市営分収林がどれぐらいあるのか、どこが整備できるのかというのは、これまでも調査してきました。
 (地場産木材の活用について)今年度の予算に入れておりましたので、まずは市で率先して使っていこうということです。安塚中学校でも、机や椅子などいろいろなところに地場産の木材を使っておりましたので、それも今大いに活用しておりますし、これからもさらに広げていきたいと思っております。

(記者)
 既決予算にあった取り組みであるということですね、わかりました。
 もう1点、午前中の訓示の関係で、先ほどふるさと納税などについては若い職員の方々にアイデアを出してもらうことによって非常にうまくいって、そういった取組に注目しているというところで、セカンドワークと称して、3・4回、発言をされていたようなのですが。訓示の対象というのは、地方公務員の職員ですから、セカンドワークという表現はどうなのかと思ったのですが。

(市長)
 基本的には市の仕事ですので、考え方とすると自分の担当以外の部分について、いろいろなアイデアをいただいて、さらに発展をしていこうということですので、別に副業という意味ではございません。

(記者)
 考え方としては、自分の担当してないところの、例えば、まさにふるさと納税の販促に対してアイデアを出すなど、それは営利を求めているわけではないですし、副業ではないのですが、その文脈でセカンドワークと言ってしまったという理解でよろしいですか。

(市長)
 はい。正しい表現があったら探してみます。

(記者)
 ふるさと納税の話から聞きたいと思います。寄付額が5億円を突破したということで、金額ベースでお米の返礼を求める声が非常に多かったということでした。ここに来て5億円を達成した理由、米が一番選ばれた理由というのはどの辺にあると思われますか。

(市長)
 昨年の渇水の影響もあったかと思うのですが、米の消費量もやや増えてきているような話も聞いております。正確なところ、私もきちんと分析はできていないのですが、インバウンドの方が外食で食べているなどという話も聞いておりますので、お米が高く売れるということは、農家にとってもこれから続けていくためにも必要なことですので、これが順調に続いていけばいいと考えております。

(記者)
 昨年は令和の米騒動と言われるほど米の店頭価格が高止まりしたわけですが、それに伴って比較的安く手に入る返礼品の方に流れた一過性のものというような指摘もできないことはないと思っているのですが、その辺と上越市産の米が返礼に選ばれた理由はリンクしていると思われますか、それとも逆に上越市産米のおいしさが伝わったという評価ですか。

(市長)
 返礼品として安く提供しているということではないと思いますので、そういう意味ではおいしさも含めて認めていただいたのではないかと考えております。

(記者)
 木の話がたくさん出ていますので、少し違う視点から木の話をしたいと思うのですが。12月26日に群馬県沼田市が株式会社インペックスと、沼田市の市有林を使ってJ‐クレジットを創出するという発表をしました。インペックスは、上越でもなじみのある会社だと思いますし、群馬県沼田市というのは、おそらく上杉家でも繋がるのかと思うのですが、こういった取組を上越市でも行われるつもりなのか、予定や発想などがあればお聞かせいただきたいと思います。

(市長)
 J-クレジットのことについては、今、市としても勉強中でして、担当部署には課題整理やJ-クレジットの仕組みについて研究するように指示しております。
また森林組合の皆さんも、関心を持っていらっしゃるということで、ある程度面積もないといけないということもあり、どうやって条件を達成していくか、それが有利になるのかということも含めて、これから研究が必要だと思っています。
 このことについては、有効に活用できるものなので、できればそういった(研究をする)方向で進めていきたいと思っております。

(記者)
 J-クレジットということになると、排出権がメインですから、たくさん排出をしている大手企業であるとか、例えば運輸系の会社であるとか、そういったところとタイアップするのが非常に近道なのかと思うのですが。市内企業または県内企業でそういった締結ができそうな先というのも研究される予定ですか。

(市長)
 そうですね。先ほど言ったインペックスも、もともと地元の帝国石油さんですし、それ以外にも、地元から発した大手企業がたくさんありますので、連携できるところは無数にあると思っております。そういったところと連携しながらやっていくということになると思います。

(記者)
 最後に、数字の話になるので、担当の方でも結構なのですが、上越市内に市有林は延べでどれぐらいあるのですか。

(農林水産部長)
 今、上越市内全域で市が有している市有林は、1,528haです。

(記者)
 北陸新幹線が今年開業10周年を迎えるということで、アニバーサリーイヤーの(事業の)1つに位置付けられているわけですが、市長も昨年の年末に、事業者さんが デジタル田園都市国家構想交付金を使って建てられたビルを視察されたと思います。
 上越妙高駅の周辺開発については、開業した10年前からいろいろな議論がある中で、先だって話題になった上越地域医療センター病院の移転構想などもあったりしたわけですが、もっと民間で開発した方がいいのではないか、市が主導したほうがいいのではないかなど、現状、どの程度を評価していらっしゃるか。また逆に今後こういう機能を付加しなければいけないなどという事を思っていらっしゃるのであれば、その辺をお聞かせいただきたいのですが。

(市長)
 かつてからJM-DAWNや、あるいは東側にもコワーキングスペース等ができましたし、今回の飛田観光開発さんのところでもデジタル田園都市国家構想交付金を使いながら、企業を集めていこうということで取り組んでおります。そういった機運がさらに盛り上がってきて、私としてはそういうところが市内の就業先として活性化して、皆さんが連携していくということが大切だと思っております。

(記者)
 ビジネス客や旅行客などをお迎えするとか、地元の人たちが集うに当たって、現況の機能というのが、大体ちょうどいいところまで来ているという感触はおありですか。

(市長)
 今、ITやデジタルの企業が増えて、観光の案内もできればいいとは思っているのですが、今のところ、駅の中に観光案内所がありますが、そういったところでさらに妙高(市)などと連携しながら、作っていくことになると思っております。

(記者)
 観光という話が出ましたので、昨年の暮れに妙高でリゾート開発を予定している不動産投資ファンドの方にお会いしてお話を聞いて、記事も出たのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、主なゲートウェイとしては長野駅を使いたいと、北陸新幹線の上越妙高駅については、新潟市内とか北陸新幹線沿線とか、北からのゲートへの機能はあるかもしれないが、メインのゲートウェイは長野駅としたいというようなお話がありました。
 これに関して率直な所感と、もう1つは、妙高でも開発が進むわけですので、上越妙高駅という名前をつけている以上、ある程度何かする必要があるのかと思うのですが、率直な所感と上越妙高駅が観光のゲートウェイになるためにどんなことがさらに一段必要かというのを教えていただきたいのですが。

(市長)
 妙高(市)と上越市と、新潟県も関わっておりますので、その辺りと連携しながらその受け入れについては、総合的に考えていきたいと思っております。

以上​

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