市長記者会見を開催しました。
日時:令和7年7月9日(水曜日)午後3時30分~4時20分
会場:市役所木田第一庁舎401会議室
会見冒頭の市長の説明をご覧いただけます。
令和7年7月9日開催の市長記者会見動画(外部リンク)<外部リンク>
本日は、急な会見となりまして、申し訳ございません。
お集りいただきましてありがとうございます。
この度は私の発言により、三田市並びに三田市民の皆様、関係者の皆様に大変ご不快な思いをさせてしまったこと、また、多大なるご迷惑をおかけしたことを心から深くお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
一部報道にありました私の発言は、7月1日の委嘱状交付式の懇談の場において、日本酒が話題にあがる中で、私が三田市に住んでいたこと、また、山田錦の酒米としての評価が高いことを伝えた際に、30年以上前に食べていた主食用のお米の感想として、どこの産地のお米かは分からない中で、美味しくないと話したものであり、また、7月3日の専門学校の特別授業においても同様に、当時、食べていたお米の感想を述べたものであります。
こうした発言は、どこの産地か明確ではないものの、他の産地のお米を貶めるものであり、美味しい米作りに日々、懸命に取り組まれている三田市をはじめ全国の農業者、関係者の皆様への敬意と配慮に欠く、軽率で極めて不適切な発言であったと猛省しております。
良食味として高い評価を受けられている三田米、当市を含めた全国各地の日本酒に用いられている山田錦など、農業者をはじめ関係者の皆様方の長きにわたる並々ならぬご努力の賜物により、三田市様が日本有数の米の産地として確固たる地位を築いて来られたことを一顧だにしない不見識な発言であったことを、改めて深くお詫び申し上げます。
私は、三田の地で中学、高校時代を過ごしました。友人とともに過ごした時間、人々の温かさ、歴史や文化、食の魅力の数々に触れることができたことは、私の人生にとって大きな財産となっております。
そのような素晴らしい街で暮らし、数多くの良い思い出を得ることができたことに、今も感謝しております。
それにもかかわらず、多感な時期を過ごした思い出の場所であり、大切なふるさとである三田市について、不適切、不見識な表現を用い、侮蔑に当たるような発言をしてしまったことは、弁明の余地もございません。
三田市の田村市長様からの抗議状を拝読し、関係者の皆様方の心の痛みを改めて痛感している次第であり、昨日、まずは謝罪状をもって、お詫び申し上げたところであります。
今後は、三田市産を含む兵庫県産米の評価の回復、三田市並びに関係者の皆様の信頼の回復に向け、誠心誠意、尽くしてまいる所存であります。
なお、私が発言してしまった事実は消すことができないと思っておりましたが、可能であれば発言を撤回させていただきたいと考えております。
この度の私の発言により、多くの皆様に多大なるご迷惑、ご心痛をおかけしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。