市長が参加した会議やイベントをはじめ、表敬訪問などで訪れた市民の皆さんとの懇談の様子を市長のコメントを添えて紹介します。
上越市の冬を彩るイベントである灯の回廊が開催されました。本年は大雪となり、一部の区では災害救助法が適用される中での開催となりましたが、地域の皆様の力を結集していただき、訪れた皆様に、雪と灯りが織りなす幻想的な世界を楽しんでいただくことができました。実行委員会の皆様のご尽力に深く感謝します。
この大会は、市内で唯一行われているクロスカントリースキー大会であり、市内の小・中学生のみならず、市外の皆さんも出場する歴史ある大会です。選手の皆さんの力走に私もパワーをいただきました。
昭和24年3月30日に、子どもたちを含む63人の尊い命が失われた「名立機雷爆発事件」が発生しました。名立区では、名立の子どもを守り育む会が中心となって、機雷爆発事件のあった3月30日を「名立・平和を願う日」と定め、命の尊さと平和の大切さについて考え、犠牲になられた方々を追悼する集会を毎年開催しています。名立区をあげて、このような平和を尊ぶ活動を大切に続けていただいていることに深く敬意を表します。
日本曹達株式会社から企業版ふるさと納税制度を活用した寄附をいただきました。ご厚意に改めて深く感謝申し上げます。ご寄附の目的である「上越科学館子どもたちの学びの場充実事業」を踏まえ、令和7年度に、自然化学に興味を持ってもらえるような新たな展示を設置する予定としています。
本年8月23日と24日に開催する第100回謙信公祭を記念して、岡山県瀬戸内市が所有する国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」を当市の歴史博物館で展示させていただくため、謙信公祭の青柳実行委員長とともに、武久瀬戸内市長を訪問し、当市への貸し出しについて要請させていただきました。武久市長からは、当市への貸出に了承いただき、私は感謝の思いをお伝えしました。上杉謙信公の愛刀「山鳥毛」を謙信公のふるさとで鑑賞できる日を皆様とともに心待ちにしています。
「日本音楽教育の母」と称される小山作之助は、明治・大正期を中心に活躍された作曲家、音楽教育者であり、代表作の唱歌「夏は来ぬ」は、北陸新幹線上越妙高駅の発車メロディーとしても知られています。小山作之助生誕160周年記念フェスタでは、記念講演や声楽とピアノによる楽曲演奏などが行われました。また、3月15日に開催される上越妙高駅開業10周年記念イベントの際にも、作之助の偉大な功績を伝えるパネル展示や大潟区の合唱団の皆さんによる歌の披露が予定されていますので、作之助の功績や曲への思いを深めていただく機会となることを期待しています。
この度、新たに、東京に本社を置くIT企業の株式会社アルス・ウェア―が、市内にオフィスを開設されました。大友社長からは、当市の豊かな自然環境やIT人材の確保に期待され、当市への進出を決定されたとお聞きしました。市では、引き続き、県と連携を図りながら、若者・子育て世代に向けた多様な働く場の創出につなげるため、IT企業等のサテライトオフィス誘致に取り組んでいきます。
小川未明文学賞は、「日本近代童話の父」と称される当市出身の小川未明の文学精神を継承する作品の輩出や生誕の地である上越市をPRすることを目的にしています。大賞受賞作は毎年11月ごろに単行本として刊行されます。皆さんにもぜひ、読んでいただきたいと思っています。
県立上越テクノスクールの木造建築科の訓練生の皆さんが上越市産スギ材を活用して、パンフレットラックや傘立てを製作してくださいました。機能性とデザイン性を兼ね備えた個性あふれる作品ばかりです。これからもさらに技術を磨き、ご活躍されることを期待しています。いただいた作品は、市役所内で活用させていただきます。