市長が参加した会議やイベントをはじめ、表敬訪問などで訪れた市民の皆さんとの懇談の様子を市長のコメントを添えて紹介します。
新規採用職員62人が入庁し、新たな体制で令和7年度がスタートしました。私は、年度初めにあたり、1週間程度、副市長と理事とともに、市役所の正面玄関などに立って、登庁する職員への声掛けを行っています。信頼関係を築いてスムーズに業務を進めていくためにも、明るくさわやかな「挨拶」が何よりも大切であると考えています。「暮らしやすく、希望あふれるまち」の実現に向けて、職員とともに全力で市政運営に当たってまいります。
浦川原区谷集落の地域おこし協力隊として斉藤恒一さんが着任しました。斉藤さんからは、水田耕作と集落支援による地域活性化、月影雅楽保存会への参加による伝統文化の継承、情報発信や地域外との交流による移住促進などに携わっていただきます。自らのスキルアップを図りながら、若者の移住促進に向けて取り組みたいとの思いをお聞きしました。活躍を期待しています。
今年の「二十歳を祝うつどい」は、困難や不安に直面した時こそ、大きな夢や無限の可能性を信じ、それぞれが尊く、輝いた時間を過ごした故郷を思い出し、それを支えにして歩み続けてほしいとの願いを込め、「大志」をテーマに行われました。色とりどりの鮮やかな晴れ着やスーツに身を包んだ皆さんから、この日を迎えた喜びが伝わってきました。この日が、皆さんにとって、夢や希望、挑戦に満ち溢れた未来への一歩を踏み出す、大切な一日となることを期待しています。
戦国の名将・上杉謙信公の居城として知られる春日山城跡を気持ちよく散策してもらおうと、毎年春に、市民の皆さんによる清掃活動が行われています。今年は、第100回を迎える謙信公祭を控え、地元の町内会の皆さんや入学式前の新1年生を含む中学生の皆さん、ボランティアの皆さんなど、様々な世代にわたって約280人が参加し、心を込めて落ち葉や枯れ枝などを回収していただきました。このような活動を通じて、春日山城跡への関心を深め、「地域の宝」として大切に思う気持ちや愛着が育まれることを期待しています。私も、活動に参加し、参加者の皆さんに感謝の気持ちを伝えさせていただきました。
第100回高田城址公園観桜会にあわせて、上越市の出身者やゆかりのある方で構成されているふるさと上越ネットワーク(通称Jネット)の春の交流会が行われました。開花宣言が行われたこの日、会員の皆様と上越市の様々な魅力について語り合いました。Jネットの皆様からは、当市が進めているふるさと納税や、首都圏でのPRイベントの実施など、当市の魅力発信の取組にもご協力いただいており、感謝の気持ちをお伝えしました。引き続き上越市の応援団としてご支援いただきたいと考えています。
定住支援コーディネーターとして加藤広子さんが着任しました。加藤さんからは、移住者の目線に立って移住・定住をサポートするため、大島区の地域の皆さんと連携しながら、地域に関する情報発信、移住者交流イベントなどを通じ、移住・定住の推進に携わっていただきます。辞令交付の際には、自然豊かな大島の魅力を皆さんと共有していきたい、との思いをお聞きしました。活躍を期待しています。
里公小学校、上杉小学校、美守小学校の三つの小学校が一つとなって誕生した「三和小学校」の開校式を行いました。三つの学校が築いてきた輝かしい歴史と伝統を未来につなごうと、三和小学校統合実行委員会の皆様が中心となり、およそ1年半に及ぶ協議を積み重ね、児童や保護者、地域の皆様の願いを込めた新しい校章や校歌を始め、新たな学校の開校に向けて、一つ一つ丁寧に準備を進めていただきました。この間、ご尽力とご協力をいただいた地域の皆様や関係者の皆様に敬意を表するとともに、心から感謝しています。地域の皆さんとともに、新たな歴史と伝統を築いていってほしいと願っています。なお、写真の講演台は、上越市産木材を利用しています。
「第74回全国高等学校スキー大会」及び「第79回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会」で活躍した選手の皆さんが大会結果の報告に来てくださいました。この度、優秀な成績を収められたのは、選手の皆さんの日々の努力と研さんの成果であり、今後の更なるご活躍を期待しています。
全国から545人のランナーの皆さんが出場し、越後富士とも呼ばれる霊峰米山を仰ぎ見るとともに、眼下には日本海が広がるコースを駆け抜けました。選手の皆さんの力走に、私も元気をいただきました。
上越商工会議所及び第四北越フィナンシャルグループと包括連携協定を締結しました。本協定の締結により、3者が緊密な相互連携と協働による活動を推進することにより、当市のより一層の地域活性化及び市民サービスの向上を図り、持続可能な地域社会の実現を目指します。
郷土の偉人・前島密翁が眠る神奈川県横須賀市の浄楽寺で開催された墓前祭に、上越市の顕彰団体の関係者の皆さんとともに参列しました。地域の皆様が密翁の遺徳を偲び、その功績を顕彰するために、献身的な活動を行っておられますことに、心から感謝しています。本年は、前島密翁生誕190年となることから、9月に記念式典を開催するほか、地元の中学生が、密翁の幼年時代から明治政府で活躍する壮年時代までを描いた創作劇を披露する予定となっています。生誕の地であることを誇りとし、密翁の功績を後世に確実に伝えていきたいと考えています。