「こども誰でも通園制度」は、在宅で子育てをする世帯の子どもも、家庭とは異なる経験や、家族以外の人と関わる中で新たな気づきを得られるなど、子どもの良質な成育環境を整備するとともに、多様な働き方やライフスタイルに関わらない形での支援を強化するため、保護者の就労要件等を問わずに時間単位で柔軟に保育園等を利用できる新たな給付制度として創設されるものです。令和8年度からの本格実施を見据え、令和6年度は子ども一人当たり月の利用可能枠を10時間と定め、試行的に実施しています。
対象児童
市内に住所を有する、0歳6か月から満3歳未満の未就園児
利用可能時間
- 子ども一人当たりの月の利用可能時間は、10時間を上限とします。利用可能時間内であれば、週の利用回数の制限や利用事由(就労、リフレッシュなど)の要件はありません。
- 前月の余り時間を翌月に繰り越したり、翌月分を繰り上げて利用することはできません。
- 利用は時間単位のため、1時間に満たない時間分は1時間分の利用とみなします。
試行的事業の実施園
- 市内公立保育園34園で、空き定員を活用して実施しています。
- 市内の公立保育園一覧と各園の開所時間については、「保育園・認定こども園一覧」のページをご覧ください。
- 実施日は、日曜・祝日、年末年始(12月29日から1月3日まで)を除く日です。
利用者負担金
1時間当たり300円
- 利用状況に応じて、別途、給食代やおやつ代がかかる場合があります。
- 生活保護受給世帯は無料です。
- 利用は時間単位のため、1時間に満たない時間分は1時間分の金額をご負担いただきます。
利用方法
- 市幼児保育課へ「上越市こども誰でも通園制度(仮称)試行的事業利用申請書」を提出します。
- 市幼児保育課で利用要件に合致しているか確認します。利用の可否を決定し、利用決定(もしくは却下)通知を送付します。
- 利用が決定した人は、利用希望園に直接連絡してください。
- 園で予約内容を聞き取りし、空き定員等を確認したうえで予約の確定を行います。空き定員がない場合などは、他の制度をご案内することがあります。
- 当日お子様を園に預けます。利用者負担金はお迎えのときにお支払いください。
- 園でお子様の保育を実施します。お迎えの際に園での様子をお伝えします。

申請様式
上越市こども誰でも通園制度(仮称)試行的事業利用申請書 [PDFファイル/103KB]
上越市こども誰でも通園制度(仮称)試行的事業利用申請書 [Wordファイル/58KB]
その他
次の場合は利用をお断りし、他の制度を案内することがあります。
- その月の利用時間が上限である10時間を超えたとき
- 対象児童が保育園等に入園したとき
- 市内に住所を有しなくなったとき
- 利用希望園に空き定員がないとき
- 対象児童が感染症にかかっているとき
- その他、利用が適当でないと認められたとき