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現在地トップページ > 組織でさがす > 自治・地域振興課 > 中山間地域ふるさと探訪(令和3年度)

中山間地域ふるさと探訪(令和3年度)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年4月5日更新

 市では、中山間地域の暮らしを守るとともに活力の維持・向上を図るために、継続的に集落の実態を把握しながら、地域の実情に応じた支援を行う「集落づくり推進員」を配置しています。

 集落づくり推進員は、毎日のように集落を巡回し、地域の皆さんとのコミュニケーションを深めています。活動を通じて発見した、地域の魅力や風景、活気あふれる集落の様子を皆さんにお伝えしていきます。

3月

「みそぎ錬成会」の様子を紹介します(名立区)

3月21日(春分の日)の晴れた朝、名立区天王滝に17名の男性がみそぎ(滝行)を行うために集まりました。滝の落差はおよそ20メートルあります。
前日、前々日の雨で水量が増し、滝の威力が通常の何倍もありましたが17名の勇士達が、気合を入れて次々と滝に入り心身を清めました。
結成30年を迎えた名立区赤野俣みそぎ会は、口コミだけで参加者が増え、今では県内外問わず希望者が訪れるようになりました。
全員が無事みそぎを終えられたことに、勇士達は心新たに新年度が迎えられることを喜び合い、道彦(みそぎの先導者)の二ノ宮照男さんは、導き手として感謝をささげていました。

滝行の様子(写真) 滝に入る様子(写真)

滝行に向かう皆さん(写真)

「岩屋堂観音堂」手作り看板お披露目(名立区)

3月21日(春分の日)に名立区の岩屋堂観音堂の保全活動と手作り看板のお披露目が行われました。
上越市ふるさと支え合い等推進事業を活用し、町内住民と集落出身者が協力して観音堂の入口看板と駐車場看板を修繕しました。
壊れていた入口看板は、一枚の板から手彫りして新たに作成し、字が薄れていた駐車場看板は、既存の看板を塗り替え、遠くからでもはっきり読めるようにしました。
いずれも、すべて手作業で作成した、温もりのある看板となっています。
これから新緑の季節を迎え、より美しい景観となる岩屋堂観音堂に、是非お越しください。

岩屋堂観音(写真) 参加した皆さんの集合写真

修繕した入口看板(写真) 塗り替えた駐車場看板(写真)

上下浜小学校6年生が酒蔵を見学しました(柿崎区)

 新潟で、日本独自の酒造文化に魅せられた人は少なくありません。
 寒さが増して来る頃、酒蔵は新酒の香りが満ちています。麹づくりによる醸造は、それぞれの蔵の味わいを造り出しています。
 「平成の名水百選」に認定された大出口泉水の豊富な水量と、良質な土壌で知られる東横山の棚田で昨年、柿崎小学校、上下浜小学校、下黒川小学校3校の6年生が田植えと稲刈りを体験しました。
 「お米は、どのようにしてお酒になるのか」その答えを求めて2月22日(火曜日)、上下浜小学校6年生15人が頚城酒造の酒蔵を見学しました。

酒蔵見学の写真(生徒・頚城酒造外観)

お米は、どのようにしてお酒になるのか

 蔵の中を八木社長が案内してくれたとき、米を蒸す釜の上にのった「こしき」から、もうもうと湯気が出ているところでした。さっそく児童は「湯気は何度になっているのですか」と質問しました。杜氏の吉崎さんは「水が沸騰すると何度になるか」と問いかけると、「100度」と児童は答えました。「そう、100度です。実際は圧力の関係でもう少し上がります」と興味を引くように説明をしてくれました。

酒蔵見学の写真(作業・こしきの様子)

果物の匂いがする「もろみ」

 「日本酒ができるまでいくつかの工程があり、米麹造りは最も重要な工程の一つです」と杜氏の説明はさらに続きます。「酵母の働きによって『もろみ』ができますが、それは3回に分けて仕込みます」。少し難しい説明でしたが、児童は一生懸命メモを取っていました。
 蔵の中を歩いているとほんのりと果物の香りがします。「フルーティーな甘い香り」と表現する人がいるように、日本酒には発酵の過程でリンゴやバナナのような香りがします。児童も「いい匂いがする」と初めての経験をしました。

未来を語り合うラベル

 上下浜小学校に続き、柿崎小学校が2月25日(金曜日)に酒蔵を見学しました。
 児童による見学は、頚城酒造と「柿崎を食べる会」が行う「柿崎名水農醸プロジェクト」の一環として行われています。児童が田植えや稲刈りを体験したお米で造られるお酒は、20歳になった時にプレゼントされます。田植えや稲刈りの農業体験にとどまらず、「ものをつくるということは、こんなに大きな価値に生まれ変わる」。そんな楽しさを教えてくれる企画です。
 プレゼントされる酒瓶には、児童自らデザインしたラベルが貼られます。児童は「つくることの素晴らしさを教えてもらい勉強になりました。これから自分の好きなラベルを作ります」と感想を言っていました。故郷のことを語り合いながらラベルを作成することと思います。

 大切な水、貴重な棚田、価値を生む米、それらが柿崎の中山間地域と地元企業で体験できる、素晴らしい取組です。

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

相続・終活のための「空き家セミナー」開催(中郷区)

 中郷区さとまる学校では、年々増え続ける空き家対策として、昨年度に引き続き「空き家セミナー・個別相談会」を、3月5日(土曜日)に中郷コミュニティプラザで開催しました。

 最初に、1級空き家管理士の資格を持つ中郷区さとまる学校の竹内理事長から空き家が発生する原因、空き家にしないための心構えなどについてお話があり、続いて市の建築住宅課から、空き家の除去や管理、利活用を支援する市の制度について説明がありました。

 その後、一般社団法人きたしろ相続相談センターの荒木理事から、「専門用語を使わない相続・後見講座」と題して、具体的な事例をもとにした分かりやすいお話がありました。

 また、セミナー終了後には、希望者と空き家管理士・空き家相談士との無料個別相談会を行いました。

 竹内理事長は、「中郷区内の空き家を無くすには、空き家が適切に管理され、有効に活用されることが大切だと思います。そのため、さとまる学校の事務局に空き家相談士が常駐し、相続などの悩みを一人で抱え込まないよう、地域の方に寄り添いながら相談に応じています。このセミナーが、問題を解決するための知識を得る機会になればと思います。」と話されました。

(中郷区担当:小林集落づくり推進員)

空き家セミナー開催の写真

私たちの集落 手の感触で美味しいそばが生まれる(柿崎区)

 令和2年7月から地域おこし協力隊の活動をしている筒井淳貴さん。
 これまで稲作、園芸、そばの作付けや、イノシシ等の解体処理を研修する中、農業用大型免許、狩猟免許等を取得してきました。残り1年余りの任期となりますが、集落の関係者と情報を共有し、自立・定住に向けた準備を進めています。

 冬の期間、一番力をいれてきたのがそばづくりの研修です。深々と雪が降る中、水野集落の公民館を借りてそばづくりの研修をしているところを訪問してきました。

 筒井さんは、地元の水野・下牧・平沢集落の魅力を発信しようとがんばっています。今あるもの、今出来ることに目を向け、多少の不便を抱えた環境の中でも、現状に目を向け研修をしていく姿に自立への強い意気込みが感じられました。
 「地域おこし協力隊の任期が終了したら、この地で農業をやり、米山の清流を使ったそばを皆さんから食べてもらいたい」と抱負を話していました。

手の感触でこねる

 水野集落は霊峰米山の山腹に位置し、標高300メートルのところにあります。冬は平野部よりも気温が低く感じられるほど冷え込みます。
 そのような寒さの中、筒井さんは「手の体温でそばの味が変わるから、寒いほうが良い」とそば粉の感触を確かめながらそばをこねていました。 「つなぎは今回練習なので長芋を使いましが、『ねり』の硬さは手の感触で覚えます。どれが適しているか経験です」といずれ自分の店を持つときのために手を動かしていました。

筒井隊員がそばをこねる写真

手の感触で伸ばす

 そばの大きさと厚さを調整する「のし」の作業も力加減と手の感触で行います。
 「今日は2ミリメートルの厚さで、80センチメートルの真四角に、のします」と自らの課題を掲げ、出来上がりを想像しながら何回もめん棒を回しました。「まだ小さい、角が丸い、もっと薄く」と語りかけるように作業すると、そばが筒井さんの言うとおりにどんどん大きくなり、薄くなっていきました。将来お店で出す蕎麦の厚さは秘密とのことでした。

のす作業を行う筒井さんの写真

手の感触で切る

 四角い専用のそば切り包丁で、こま板を合わせ、そばを切ります。細く切るか、太く切るかは地方の食文化によって違いがありますが、それも将来お店を出すための秘密だそうです。
 「何回も切ることによってそばの切る感触を覚えたい」と今日は細く切る練習を何度も繰り返し覚えていました。近くで見ていたらそばをすする音が聞こえきそうでした。筒井さんが作ったそばをすすると、きっと集落の自然や風土を味わっているような気持ちになると思います。

そばを切る写真とそばを収穫する写真

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

2月

灯の回廊 不動ミニキャンドルロード(名立区)

 2月26日(土曜日)、天候にも雪にも恵まれ最高のコンディションだった名立会場では、地元の皆さんと中山間地域支え隊を始めとしたボランティアの皆さんが思いをひとつに灯の回廊の会場づくりに取り組みました。

 メイン会場の不動地域生涯学習センターでは、宝田小学校20周年と、なごみちゃんラッピングバスの完成を祝った雪壁アート、広場には不動のひまわりをモチーフにした雪像が大輪の花を咲かせました。
 沿道は2キロメートルに及ぶキャンドルロード、メイン会場入り口には新幹線をかたどった雪像が来場者を楽しませてくれました。

 そのほかにも、かまくら、巨大滑り台、雪だるま、バスに乗り込こんで窓から顔を出せる写真映えスポット等の仕掛けを用意し、夜には子供達に線香花火を楽しんでもらいました。

 子供達の笑い声と、たくさんの笑顔で最高のイベントになりました。名立区バンザイ!!

(名立区担当:平塚集落づくり推進員)

名立区灯の回廊写真1

(写真左)アートディレクター阿部さんを中心に作業の役割を確認 (写真右)重機オペレーター久保埜さんは何日も前から作業されていました
名立区灯の回廊写真2

地域の皆さんとボランティアの皆さんで会場を作っていく様子
名立区灯の回廊写真3

会場づくりに参加する子どもたち
会場づくりに参加する子どもたちの写真

夜に線香花火や会場を回り楽しむ子どもたち
夜に花火などを楽しむ子どもたちの写真

私たちの集落 「名水大出口泉水・流れる棚田群」が農林水産省「つなぐ棚田遺産」に認定されました(柿崎区)

 棚田の景観維持など優れた取組を行う「つなぐ棚田遺産」に2月14日(月曜日)、44道府県の271地区が選定されました。上越市からは、柿崎区「東横山の棚田」、吉川区の「川谷もより棚田群」、中ノ俣の「角間の棚田」など7つの棚田が選定されました。

 日本の棚田の多くは長い歴史を有し、国民への食糧供給にとどまらず、国土の保全、良好な景観の形成、伝統文化の継承等に大きな役割を果たしてきました。しかし、高齢化や担い手不足等により棚田の維持、保全活動が難しくなり、棚田は荒廃の危機に直面していました。棚田で農業を続けるために計り知れない苦労を経験したことと思います。今回の「つなぐ棚田遺産」の認定により、中山間地域にこれからの可能性が期待されます。

田植えの写真

和を以て希望の水をつなげます

 正式名称は「東横山の棚田」といいますが、応募にあたっての名称は、黒川・黒岩地区の棚田を網羅した「名水大出口泉水・流れる棚田群」としました。
 特に強調したのは、平成24年に地元酒造会社「頸城酒造(株)」と若手農業者グループ「柿崎を食べる会」が「柿崎名水農醸プロジェクト」を始動し、東横山集落と共同でイベントを通じて棚田の保全に務めてきたことです。地元小学校の教育活動の場としての農業体験企画や、棚田オーナー制度による地産・地消の活動、東京ロータリークラブとの都市農村交流を強くアピールしてきました。

 棚田のキャッチフレーズは「和を以て希望の水をつなげます」。大出口泉水の水によって、それぞれの集落が持っている宝に新たな希望が湧き出るようにとつけられました。

東横山の棚田風景

白いキャンパスに描く夢

 認定されたことで喜びの声が上がっています。
 東横山仁平町内会長は、「自然薯蕎麦の仕込み水に大出口泉水を使っているのは全国に知られていますが、東横山の棚田も全国に知れ渡ることができて大変うれしいです」と喜んでいました。
 また、集落にお住まいの山岸昭一さんは、「高齢化によって耕作地が減っている中、柿崎を食べる会が協力してくれていて、ありがたいことです。しかも、「つなぐ棚田遺産」の認定で棚田に希望を与えてくれました。将来が楽しみです」と笑顔を浮かべていました。
 棚田を管理する黒川・黒岩地区指定棚田地域振興協議会の箕輪会長は、「これからの棚田活動に大きな刺激となりました。中山間地域の進化が楽しみです」と期待をしていました。
 東横山の棚田を集落の人と共同で維持・保全に務めてきた柿崎を食べる会の長井会長は、「認定されたことは大変嬉しいです。たくさんの人からきれいな景観を見てもらいたいです」と喜びをかみしめていました。

 「つなぐ棚田遺産」に認定されたことで、ふるさとの誇りが一つ増えました。黒川・黒岩地区の人たちは楽しみながら、真っ白なキャンパスに思い思いの絵を描いていきます。

東横山の棚田風景

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

寺野遊雪まつり30周年記念式 夜空に輝く花火(板倉区)

 2月12日(土曜日)、板倉区寺野地区主催の「寺野遊雪まつり」が開催されました。
 本来であれば昨年が記念すべき30周年のイベントでしたが、コロナ禍でまつり自体を中止にしたため、地域の方は「今年こそは」という意気込みでまつりの準備を進めてきました。例年、300人を超える集客のあるイベントですが、今年もコロナ禍での開催となったため、飲食を伴う出店などの地域イベントは中止し、花火のみの開催となりました。

 寺野地区は季節ごとのイベントを地域内外の交流を目的として開催しており、地域外にも参加を楽しみにしている方がたくさんおられます。また、寺野地区の方も、なかなか顔を合わせる機会がない仲間達と会える場を楽しみにしています。
 イベントの準備は、雪壁にほこらを掘ってろうそく立てる、トイレが使用できるよう除排雪作業をするなどの作業でした。準備作業は有志の方がボランティアで参加。地域の方と一緒に汗をかき、笑顔で活躍していた光景が眩しかったです。

 辺りが暗くなり、夜空に輝く花火の打ち上げ場所付近の観覧者は地域内外から集まった約60人。
 30年間継続され、地域の皆さんの心のよりどころとなっている大花火が、寺野地区(寺野みよしのパーク、ゑしんの里 やすらぎ荘)を訪れた人々の心に刻まれますように。

 地域の方からは「いつまでこのイベントができることやら」との不安な声がある一方、「次年度はもっと賑わいを取り戻したい」との期待を込めた声も聞かれました。これからも寺野地区の取組が継続され、地域に賑わいをもたらす活動となるように期待しています。

(板倉区担当:野口集落づくり推進員)

寺野遊雪まつり写真

寺野地区を照らし出す大花火写真

雪灯ろうと花火

私たちの集落 水がある、土地がある もったいないからつくる(柿崎区)

 大都会の大阪で生まれた男性が、農業をやりたいという思いで、柿崎区で農業を経営しています。

 平成22年に海と緑の大地である柿崎区に移り住み、現在17ヘクタールの稲作、35アールの小麦栽培を1人で経営しているのは、大阪の言葉を大切にしている田中基輝さん(45歳)です。「悩む前に行動が先に出る」と本人が認めるように、アメリカやスペインで暮らした経験の持ち主です。たまたま旅の宿で上越市在住の人と出会い、柿崎区での農業を紹介されたのが農業を行う「縁」だと話していました。「米を作っていれば食べ物には困らないだろう」と本人は笑顔を浮かべていました。

食べ物への「もったいない」という優しさ

 「米を作らなければならない」「農業経営をしなければならない」という強い使命感よりも、「土地がある、水がある、放っておくのはもったいない」「日本には米がある、野菜がある、作らないのはもったいない」という発想で農業との関わりを持たれたそうです。柿崎区で農業をやるために3年間専門の修行をしました。

 今では認定農業者となり、耕作面積の拡大、加工、販売に取り組んでいます。特にインターネットを活用した販売に力を入れています。

田中さんの水田
田中さんの水田写真

「もったいない」がつなぐ地域との連携

 地産地消を目指す上越地域の食品関係者のグループ「上越雪の下小麦の会」から依頼があり、「断るにはもったいない」という気持ちで、3年前から雪や寒さに強い「ゆきちから」という品種の小麦を35アール栽培しています。

 この小麦は10月に種をまき、6月に収穫期を迎えます。冬の間、じっと種は寒さに耐え、雪が消えるとほのかな新芽が出てきます。田中さんは「耐えて芽が出る。そこがすごい」と生命力に感心していました。

冬の作業場と麦のほ場
冬の作業場と麦のほ場写真

地産地消が地域をつなぐ

 小麦生産者は非常に少なく、田中さんが知る限り市内で3人とのことです。「気候と面積、費用対効果を見れば経営としては厳しいものがある」と話していました。

 「上越雪の下小麦の会」代表の小竹製菓社長の小竹孝雄さんは「世の中美味しいものがいっぱいある。それもいいが、ここでしかできないもの、不利益でもあえてこの地で生産をする。そこから生まれた商品に面白さがある。田中さんは私たちのこうした考えに賛同し、小麦栽培を快く引き受けてくれました。ありがたいです。」とエールを送っていました。

 田中さんは農業と食に対して「もったいない」という価値観を持っています。かつて私たちが経験した「昭和の心」を語っているようでした。

「上越雪の下小麦の会」代表の小竹製菓社長小竹孝雄さんとサンドパン
小竹社長とサンドパンの写真

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

「助け合う雪国文化」梨平集落(清里区)

 2月10日(木曜日)、積雪が2メートルを超えている清里区梨平集落(39世帯83人)では、町内会長を中心とした除雪協力隊による2回目の屋根の雪下ろしを行いました。

 一般家屋では、既に4回の雪下ろしを行っており、雪の切れ間を見ての作業となりました。

 町内会長は、「梨平集落も年々高齢者世帯と空き家が増えてきており、今年は9人の方から協力を得て、依頼のあった8軒の家屋と作業場等の雪下ろしを行っています。今日は、3軒の雪下ろしを予定していますが、作業する方も年々歳をとってきているため、事故が起きないよう安全に気をつけながら頑張っています。昨年みたいな大雪になると、なかなか手が回らない状況になりますが、出来る限り集落内での助け合いの気持ちを大切にして、継続していけるよう次の世代にも引き継いでいきたい」と話されました。

 「以前は、自分で屋根に上って雪下ろしをしていましたが、高齢となり出来なくなったため、10年ほど前から町内会長にお願いしています。大変ありがたいです。」と、雪が無くなった屋根を見て女性(87歳)は喜ばれていました。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

梨平集落の除雪1

梨平集落の除雪2

1月

冬の谷浜・桑取区

横畑集落

 1月14日(金曜日)、桑取川の木々に雪の花が咲ききれいな景色が見られました。桑取谷の一番奥の横畑集落では一面真っ白な雪景色が見られました。そこに住む人にとっては、ごくありふれた景色かもしれませんが、自然の美しさ溢れる冬の光景を探しに来てください。

横畑集落の雪景色(写真)

土口集落、増沢集落

 1月15日(土曜日)、桑取地区の土口・増沢、2集落合同の行事「さいの神」が行われました。天候に恵まれ、およそ50名が餅やスルメを持って集まりました。

 正月飾りや前年までお世話になったお守り、お札、書初めなどを燃やすことで今年一年の無病息災や家内安全、五穀豊穣などの福を願いました。今年の吉方位である北北西から点火しました。

土口・増沢さいの神(写真)

高住集落

 1月16日(日曜日)、谷浜地区高住集落の日前(ひのくま)神社で『おんなしょ(女性達)の年頭祈願祭』が行われました。代々続くこの行事がいつまでも続くよう願っています。
年末年始、多忙な家事をこなしてくれた女性達に労いの意をこめての年頭祈願祭だそうで、持ち寄ったお菓子や果物、ジュース等を分けて持ち帰るという嬉しい特典付きです。何を持っていこうかと相手を思い考える時間も素敵ですね。

 また、高住のお宅で繭玉飾りを見ることが出来ました。伝統行事を大事にする素敵なお宅でした。

高住年頭祈願祭・繭玉飾り(写真)

(谷浜・桑取区担当:平塚集落づくり推進員)

小さな集落の大きな「さいの神」(牧区今清水集落)

 1月16日(日曜日)、4軒の住民が暮らす今清水集落のさいの神づくりを手伝いに行ってきました。

 木の枝にわらを巻き付ける作業は難しく、傍らでわらの束を手渡す事しか出来ませんでした。
支柱の青竹の周りにわらの束を巻き付けた木の枝を7~8本立てかけ、その周りをわらが落ちないようしっかりと縄で縛っていきます。この作業を集落の二人の男性が手際よくこなして4メートル以上ある立派なさいの神が出来上がりました。

 無病息災を願って点火すると、勢いよく燃え上がる見事なさいの神でした。
さいの神で焼いたお餅は黒く焦げていましたが、とても美味しくいただきました。

(牧区担当:松本集落づくり推進員)

今清水集落さいの神の写真

私たちの集落 黒川・黒岩地区で小正月行事「さいの神」が行われる(柿崎区)

 正月は願い事をする人が多いと思います。小正月に行われるさいの神行事もその一つです。無病息災、五穀豊穣、学業から結婚のこと、あるいは仕事のこと等、人は手を合わせ願わずにはいられないのかも知れません。柿崎区の中山間地域においても、さいの神行事が集落出身の人、親戚の人が参加する中、楽しく行われました。

米山寺集落1月9日(日曜日) 午後4時から

 夕暮れの小雨が降る中、燃え盛る火の周りに60人以上の人が集まり、無病息災、家内安全、五穀豊穣を祈願しました。

 燃え上がる先端の竹にたくさんのみかんが飾られており、そのみかんを食べると1年間健康でいられると伝えられています。みかんを食べた地元の吉田さん(女性)は「家に妊婦がいるので持っていきます」と喜んでいました。

 また、細竹の先にスルメをつけて焼いていた高齢の男性は「これを食べれば1年間元気に過ごせる」と喜んでいました。

 大きな炎は集落を暖かく包んでいました。

米山寺さいの神写真

猿毛集落1月9日(日曜日) 午後3時から

 親戚の人も参加したさいの神。20人以上の人が小正月の伝統行事を楽しみました。今年は若手農業者が中心となって組み立てが行われ、集落の伝統行事が守られていました。

 最初に火を着けたのは年男の幸平さん(小学校6年)と年女の中村さん(7回目)です。青竹の先端に火が着くと豊作になると言われています。

猿毛集落さいの神写真

東横山集落1月15日(土曜日) 午後1時30分から

 尾神岳の穏やか空気が流れる中、8人の集落の人が集まって伝統行事が行われました。最初に火をつけたのは、今年7回目の年男を迎えた山岸昭一さんです。「村の人がみんな健康で暮らせるように願いました」と集落の人を気遣っていました。

 東横山集落は平成の名水百選に選ばれた「大出口泉水」があり、景観豊かな棚田があります。人口は少ないですが祭りや、こうした小正月行事などは静かに守り続けています。

東横山集落さいの神写真

水野集落1月15日(土曜日) 午後4時から

 日本海と頸城平野が一望できる広場に、真っ直ぐ天に向かって伸びる竹は凛としていました。大人から子どもまで20人近く集まり、赤く燃える炎を見つめていました。

 夫婦で来られた布施紀一郎さんとヨミさんは「昨年はいろいろあった。今年は二人とも健康で暮らせることが一番」と目を見つめ合っていました。炎と煙が集落の願いを包み込んでいるようでした。

水野集落さいの神写真

芋島集落1月16(日曜日) 午後4時から

 ほら貝が鳴り響き、50人近くの参加者が見守る中、芋島神社から持ってきた火種で今年の年男2人、年女1人がさいの神に火をつけました。高さ4メートル、幅3メートルのやぐらに、わらやかやが巻き込まれ、その中に昨年のしめ縄がいくつも入っていました。願いを込めたさいの神は赤々と勢いよく燃え、「パーン」「パーン」と竹の弾ける音が腹の底にずしんと鳴り響き、煙は真っ直ぐ芋島の空を覆うように立ち込めました。

 さいの神頭領の片桐弘さんは「音も大きく、炎と煙がこんなに真っ直ぐ立ち昇るのも珍しいことだ。今年はいい米がとれる」と笑顔で話していました。黒川・黒岩地区締めのさいの神行事でした。

芋島集落さいの神写真

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

谷集落、横住集落の小正月行事に参加して(浦川原区)

 浦川原区の谷集落(22世帯・33名)では1月9日(日曜日)に、横住集落(34世帯・66名)では1月10日(月曜日・祝日)に、「さいの神」行事を行いました。

 いずれの集落も高齢化が進行している状況ですが、地域住民が力を合わせ、立派なさいの神を作られました。

 谷集落では午後3時、参加者の中の最高齢の男性が、横住集落では年女である小学校6年生の児童が、それぞれ点火しました。さいの神は瞬く間に燃え上がり、見物に来ていた方々から一斉に歓声が上がりました。炎と煙が天高く立ち昇り、それぞれの集落の皆さんのご健勝をお祈りしているようで、とても心が安らかになりました。中には、さいの神の炎の中に、「アルミ箔」で包んだ餅を投げ入れて焼いている方もおられました。

(浦川原区担当:近藤集落づくり推進員)

谷集落の様子
谷集落さいの神写真1

谷集落さいの神写真2

横住集落の様子
横住集落さいの神写真

青柳集落「さいの神」(清里区)

 1月10日(成人の日)、清里区の山間部に位置し、近くに景勝地「坊ヶ池」がある自然豊かな青柳集落(18世帯41人)では、集落行事の「さいの神」を行いました。

 午前8時に各世帯から1名が集合し、前日にブルドーザーで整地した会場に神木を立て、11月に刈っておいたかやを束ねて1時間ほどでさいの神を作りました。

 その後、直会で親睦を深めた後、10時に点火、各家庭では餅やスルメを持ち寄り、一年の無病息災を祈りました。

 町内会長は、「高齢化、過疎化により、集落全体での行事は「さいの神」だけとなってしまいました。以前のように多くのイベントはできませんが、「さいの神」だけは、今後も続けていきたいと思います。一昨年に集落センターを新築したので、集落の皆さんに意見を聞きながら、有効な活用を考えていくつもりです。人数は少なくなりましたが、集落の繋がりを今後も大切にしていきたい。」と話されました。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

賽の神作成、点火写真

賽の神写真

日本水仙の開花(牧区樫谷集落)

令和3年8月に樫谷集落で植えた「日本水仙」が、12月の降雪にも負けず可憐な花を咲かせていました。
顔を近づけると甘い香りが、かすかに匂います。

花の少ない、12月から翌年の春にかけて開花し、冬の寒さの中でも花を咲かせることから、「雪中花」とも呼ばれています。
写真は、12月21日に撮ったものです。1月の今はすっかり雪に覆われていることでしょう。

日本水仙が咲いている場所は、牧区総合事務所から広域農道東頸城線を浦川原方面に左に進み、樫谷大橋を渡ってすぐ右側です。
植えたばかりなので本数も少ないですが、雪解けを待って可憐に咲く日本水仙で一足早く、春を感じに来ませんか。

(牧区担当:松本集落づくり推進員)

日本水仙の開花写真

12月

「ふるさとLAB大賀」の活動紹介(吉川区)

 「ふるさとLAB大賀」は、吉川町時代から交流があった法政大学のOBを中心に、大賀集落に魅せられた人たちが、大賀集落の応援団として平成28年に設立されました。

 例年開催している大賀集落での田植えや稲刈りは、令和2年度はコロナ禍の影響で実施を見合わせました。今年度も田植えは中村町内会長にお願いして、活動を中止していました。

 そのような中でしたが、大賀集落の今の季節の景色をどうしても観たいと、ふるさとLAB大賀メンバーからの要望もあり、9月25日(土曜日)、LABの圃場の稲刈りと稲架掛けを行うことになりました。当日は朝から快晴でした。

稲刈りの写真

 また、11月13日(土曜日)には大賀集落の収穫祭がスカイトピア遊ランドで開催されました。集落出身者や、「ふるさとLAB大賀」のメンバーも東京から駆け付けられて賑やかな収穫祭となりました。大賀集落が、来年もつつがなく収穫祭を迎えられることを心から願ってやみません。

(吉川区担当:池上集落づくり推進員)

収穫祭の写真

中郷区さとまる学校「お買い物ツアー」

 中郷区さとまる学校では、年6回高齢者の外出支援のため、車を運転しない高齢者や一人暮らしの高齢者を対象にお買い物ツアーを実施しています。12月21日(火曜日)に今年度5回目となるお買い物ツアーが実施され、8名の方が参加しました。

 今回は、お正月用品の準備にあわせコメリパワー上越高田インター店、上越あるるん村、道の駅あらいを訪れました。

 初めて参加した女性(84歳)は、「あるるん村に初めて来ました。品物が多く施設も立派で驚きました。次回も参加したいと思います。」、女性(82歳)は、「毎回参加しています。一人暮らしだと、どうしても外出が少なくなってしまうので、買い物と皆さんとの昼食や会話が楽しく、こういう機会を提供してもらって大変ありがたいです。女性にとって、買い物はストレス発散です。」と笑顔で話されました。

 参加された皆さんは、次回(3月15日予定)を楽しみにしていました。

(中郷区担当:小林集落づくり推進員)

買い物ツアー写真

買い物ツアーの写真その2

小さな茶ー来る(サークル)紹介

「梨平女性の会」クリスマスと年越し蕎麦を楽しむ(清里区)

 6月に紹介した「梨平女性の会」では、12月9日(木曜日)に毎月のお茶飲み会を開催しました。

 例年12月は、ケーキを囲んでクリスマス会を行っていましたが、今回は集落づくり推進員の協力で、手打ち蕎麦も昼食に加わり楽しく過ごしました。

 鍋のお湯が沸くまでの間に、清里区総合事務所の職員から清里区地域協議会が空き家対策の一環として作成した、「家族への安心ノート」の活用方法について説明を受けました。

「もしもの時に役立つノートだね。家に帰って、家族と相談しながらつくるわね」との声が聞かれました。

 その後、今月の世話役がお椀や薬味、盛り付け等の準備を行い、少し早めの年越し蕎麦で昼食、昼食後はケーキとお茶で会話を楽しみました。

 参加した女性(87歳)は、「大勢で食べると楽しいし、少し早めのクリスマスと年越しを一日で楽しめました。毎月、みんなと会うのが楽しみで、生きがいです」と笑顔で話され、世話役の女性(77歳)は、「今年になって3人の会員が梨平集落を離れ8人となってしまいましたが、これからも引き続き、皆さんが気楽に集える場所として、楽しくやっていきたい」と語られました。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

梨平女性の会 クリスマスと年越しそばの写真

11月

私たちの集落 猿毛城址の登山道が整備されました(柿崎区)

 上越市柿崎区城腰集落に標高479mの城山があります。目の前には霊峰米山があり、一帯の山は岩山が多く、木の根は浅く、ブナ・ナラ等の木々は成長しにくい地形となっています。

御館の乱で景勝方が攻め奪った猿毛城址

 集落の中ほどに猿毛城址の標識があり、ここを登ると右手に城山神社があります。参拝の後神社の裏手から登山道が続き、60分程度で山頂に着きます。

 地勢はきわめて厳しく、急な斜面が多い天険の要害です。御館の乱が起こったとき、景虎方の家人が支配していた猿毛城を、景勝方の上野久兵衛らが攻め奪い、景勝方の勝利に大きな役割を果たしたとされています。

城山神社集合写真

柿崎まちづくり振興会が整備

 かつて、城腰集落の皆さんが山頂までの登山道を毎年整備されていましたが、集落から降りる人が多くなり、最近では整備が行われなくなりました。そこで、柿崎まちづくり振興会が地域の観光資源として利用してもらおうと、11月22日から登山道の整備を行いました。

登山道(写真)

城山を登ってみる

 11月30日(火曜日)午前9時30分に猿毛城址の標識前に集合して、整備された登山道の見分を兼ねて柿崎まちづくり振興会メンバーと地元城山在住中村虎一郎さん(95歳)の7人で歩いてみました。登山道と山頂までの伐木、刈り払いがされた道は急峻な所が多く、作業には相当苦労があったことが伺えます。振興会の関係者は「最初、かつての道がなく道を決めるのが大変だった」と話していました。

城山の登山道を確認しながら登っていく様子(写真)

城山の山頂

 当日はまるで春のような日差しが山頂を照らしていました。白い雪に覆われた妙高連峰を中心に頸城平野が一望できる広場です。中村虎一郎さんも後からゆっくりと到着しました。登山道の途中に平らなとこらがいくつかありました。おそらく本丸を守るための曲輪(くるわ)だろうと私たちは推測しました。上杉謙信が亡き後の相続争い、どんな攻防戦があったのか山頂の祠だけが知っているようでした。

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

城山の山頂(写真)

スイッチバック二本木駅 鉄道まつり2021(中郷区)

 中郷商工会二本木駅鉄道まつり実行委員会では、11月3日(文化の日)に二本木駅前周辺を会場に、中学生の吹奏楽演奏、小学生による歌とダンス等の披露や、国登録有形文化財の二本木駅を巡る文化財ツアーなどを盛り込んだ「鉄道まつり2021」を開催しました。

 実行委員長は、「一昨年は台風、昨年は新型コロナで中止となったため、今年は3年越しの開催となりました。二本木駅は、国内でも貴重なスイッチバックと国登録有形文化財が共存している鉄道遺産の宝庫です。今後も中郷区の魅力の一つである二本木駅をもっと発信していきたいです。」と思いを新たにしていました。

 また、二本木駅文化財ツアーに参加された男性(40代)は、「以前、二本木駅に来たことはありますが、新井駅の駅長さんから文化財施設の説明を直接聞くことができ、非常に勉強になりました」、女性(30代)は、「説明を聞きながらの見学で、二本木駅に親しみをもてました。ランプ小屋に入れたことは、貴重な体験になりました」と感想を語られました。

 来年は、10月(毎年10月14日「鉄道の日」)に開催する予定です。

(中郷区担当:小林集落づくり推進員)

鉄道まつりイベント(駅前広場、小学生の歌とダンス、ミニ新幹線)写真

二本木駅文化財ツアー(駅前、地下道、ホーム、ランプ小屋と倉庫)写真

10月

地域を挙げて「秋祭り」を開催(大島区)

 “わっしょい!わっしょい!”と元気な掛け声が響く菖蒲地区。10月17日(日曜日)に、菖蒲西町内会と牛ケ鼻町内会に安置されている「諏訪神社」の秋の大祭が執り行われました。今年の豊作を祝い、地域の安全と安心に感謝する地域の大切な「秋祭り」として、永年開催されています。

 当日は、残念ながら小雨で気温は9度と悪条件が重なりましたが、地域の皆さんは元気いっぱい。動ける人は全員参加が地元のルール。60歳代を中心とした男性軍が神輿を担ぎ、中学生が神輿の足となる「馬」を持って続きます。若手の奥様方は神輿に随行して、御神酒や地区の名物「おでん」を振る舞いながら3町内を巡行します。

 神輿巡行を終え、諏訪神社に神輿を収めた後は、住民全員での「直会」が地区センターで開かれ、参加者全員の元気をたたえて盃を交わしていました。

 悪天候の中での“神輿巡行”を行ったことに、地域に根付く“菖蒲魂”を強く感じた秋祭りでした。

(大島区担当:飯塚集落づくり推進員)

菖蒲の秋祭り写真

柳葉ひまわりが彩る安塚の秋

 安塚区の秋は、鮮やかな黄色の柳葉ひまわりの花で彩られます。
 柳葉ひまわりの花は、各集落の花壇や沿道に植えられており、花が満開を迎える10月は、安塚区全体が黄色一色になることから「黄金の回廊」として紹介されています。

 安塚区の最奥地である朴の木集落では、平成27年から集落や地元の小学校、中学校と一緒に休耕田に柳葉ひまわりの植栽活動を始め、今年で7年目を迎えました。
 毎年柳葉ひまわりの花が見ごろを迎える10月に「天空のお花畑・棚田カフェ」のイベントを実施してきましたが、昨今のコロナの影響により、来場者にコーヒーを提供する「棚田カフェ」の実施を諦め、お花畑のみを公開することにしました。

 休憩所を設置した10月10日(日曜日)はお天気にも恵まれたことから、市内外から200人を超える方々が朴の木集落を訪れ「天空のお花畑」を満喫しました。

(安塚区担当:藤田集落づくり推進員)

安塚区柳葉ひまわりの写真

清里区の魅力を再発見「山城・史跡探訪ツアー」

 きよさと観光交流協会では、清里区と近隣の山城や史跡、文化財等を見学し、ふるさとの歴史的見聞を図りながら、参加者との交流を深めることを目的に、10月10日(日曜日)「山城・史跡探訪ツアー」を開催しました。

 当日は秋晴れに恵まれ、参加者26人がボランティアガイドとともに板倉区の山寺薬師、延命清水、丈ヶ山(たけのやま)、地すべり資料館を午前中に巡り、坊ヶ池湖畔のビュー京ヶ岳で昼食後、清里区の京ヶ岳城址、隕石落下公園、荒牧城址(白看板城址)、菅原神社、菅原古墳を探訪しました。

 きよさと観光交流協会では、このほかに春と秋に信越トレイルのトレッキング、11月に食の魅力を発信する清里新そば祭りを開催し、清里区の魅力を広く発信しています。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

ツアーの様子(集合場所・山寺薬師・丈ヶ山山頂・京ヶ岳城址)写真

ツアーの様子(荒牧城址・隕石落下公園・菅原古墳・菅原神社)写真

農業体験を通して棚田の魅力を知る(柿崎区)

 小学6年生の児童が春に手植えをしたコシヒカリの苗が、黄金色に成長しました。
10月5日(火曜日)午前、柿崎小学校、上下浜小学校、下黒川小学校の6年生71人が、平成の名水百選に選ばれた「大出口泉水」の湧き水が流れる東横山集落の棚田で、秋の収穫を体験しました。
「柿崎名水農醸プロジェクト」を行う頚城酒造(八木崇博社長)と、農業を経営する「柿崎を食べる会」が「柿崎の宝」を子どもたちに伝えるため令和2年から始めた事業です。                       

 児童たちは豊かな稲穂を持ちながら、「ちくちくする」「大きくなった」「稲が黄色い」と思い思いの会話を話しながら、8アールの田を一束ずつ上手に鎌で刈りました。

鎌で稲刈りする様子(写真)

この経験が生かされる大人に(柿崎小学校 小林先生のお話)

 田植えと稲刈りの経験をし、児童が収穫したお米がお酒になります。頚城酒造さんの協力を得て、自分だけのお酒のラベルを作ります。子どもたちが20歳になったらどんな話をするのか楽しみです。

柿崎小学校小林先生の写真

もみの数

 稲穂の籾の数を調べると83粒ありました。さらに、一束の茎を調べたところ、18本ありました。合計1,494粒のお米ができている計算になります。「いっぱいある」と新しい発見に驚いていました。

もみの数を調べる様子

作業終了後のお昼ご飯

 お昼ご飯のメニューは、塩おにぎり、ぬか釜ごはん、甘からあげ、玉子焼き、カマスのフライ、丸なすのグラタン、なますかぼちゃのたまり漬、イノシシ肉入りのお汁でした。

昼食の様子 

地元の業者によるお弁当を、美味しそうに食べていました。

20歳に柿崎を飲もう(頸城酒造 八木崇博社長の思い)

 柿崎の子どもたちに自然豊かな故郷の魅力を知ってもらいたい。20歳になったら、子どものころの純粋な想いをめぐらせてもらいたい。この収穫した米でお酒を造ります。20歳になったら子どもたちが作成したラベルを貼り、世界でただ一本のお酒を飲み、大人として良いスタートを切ってもらえれば嬉しいです。

景色の写真

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

9月

梨平集落が守る「梨平峠道」(清里区)

 信越トレイルは、新潟県と長野県の県境に位置する関田山脈の尾根沿いに作られたロングトレイルです。古来より越後と信州の国境として、暮らしや文化の交流を育む16の峠道で結ばれています。

2008年9月に斑尾山(長野県飯山市)から天水山(十日町市)までの80kmの運用が始まり、2021年9月25日には、天水山から苗場山(湯沢町)までの30kmの整備を完了し、全長110kmのロングトレイルとなりました。

 清里区梨平集落では、トレイルの光ヶ原口から梨平峠間及び梨平峠から梨平集落に続く梨平峠道の総延長約6kmの整備を市から受託し、9月10日に2回目の草刈り、倒木処理等の作業を行いました。

 梨平峠道について、「父親から聞いた話では、梨平集落と飯山市羽広山集落の人とが梨平峠で落ち合い、羽広山の手すき和紙と梨平の米などの農産物の交易を行っていたそうで、当時の梨平峠道は、貴重な運搬道路としての役割を担っていたようだ」と作業に参加した男性(67歳)は話されていました。

 また、梨平集落の町内会長は、「歴史的にも貴重であると同時に、世界に誇れる信越トレイルへの接続道である梨平峠道は、梨平集落の宝として今後も守り続けていきたい」と熱く語られました。

色づくブナ林と歴史が薫る梨平峠道から、信越トレイルを散策してみてはいかがでしょうか。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

梨平峠道の草刈りの様子

梨平峠の倒木処理の様子

稲刈り作業始まりました(桑取地区)

 9月10日(金曜日)秋晴れの中、稲刈り作業が始まりました。トンボの飛び交う空の下、実った稲穂がとても綺麗でした。

 何度も草を刈り、イノシシ被害を防ぐために電気柵を張り巡らせて守ってきた桑取地区の田んぼに黄金の稲穂が輝いていましたので、美しい景色と共に紹介します。

 今年は気候も良く、稲刈り作業も順調だと、農事組合法人グリーンファーム桑取の皆さんも喜んでいました。

(谷浜・桑取区担当:平塚集落づくり推進員)

桑取地区の稲刈り風景写真

中郷区さとまる学校「一人暮らし高齢者の集い」

 中郷区さとまる学校では、出かけることの少ない一人暮らしの高齢者の孤独感や孤立感を解消するため、赤い羽根共同募金配分金を活用して、交流の場を提供する「一人暮らし高齢者の集い」を年2回開催しています。

 9月1日(水曜日)の第1回目は、11人の参加があり、板倉区の「ゑしんの里 やすらぎ荘」での温泉入浴と昼食を楽しみ、参加者同士のつながりを深めました。

 参加した女性(82歳)からは、「この集いには、毎回参加しています。参加者とも顔馴染みで、毎回楽しく世間話をしています。体を悪くしない限りは、次回も続けて参加したいです」。
 男性(79歳)は、「1年に2回、皆さんと会うのが楽しく、生きがいの一つになっています。今回は新型コロナの関係で、欠席者があり残念でしたが、参加した皆さんとの会話が楽しく、有意義な1日を過ごせました」と笑顔で話していました。

 中郷区さとまる学校では、このほかにも一人暮らしの方や自動車を運転しない高齢者を対象に、年6回の「お買い物ツアー」を開催し、市街地のショッピングモールやスーパーマーケットを巡り、高齢者の外出・買い物を支援する事業を行っています。

(中郷区担当:小林集落づくり推進員)

さとまる学校「一人暮らし高齢者の集い」写真

8月

第9回「黒川・黒岩ふれあい祭り」が開催されました(柿崎区)

 柿崎区では8月を「柿崎時代夏まつり月間」とし、様々なイベントが行われています。
 その一環として8月21日(土曜日)、旧黒川小学校グラウンドにおいて、「スカイランタン打ち上げ」が午後7時30分から行われました。それぞれの思いを書いた70個のスカイランタンが夜空高く舞い上がり、幻想的な輝きを放ちました。

スカイランタン打ち上げの様子(写真)

 その後、午後8時から新型コロナウイルスの終息を願い、柿崎を元気づけようと16ピース主催による「第9回黒川・黒岩ふれあい祭り」が行なわれました。16ピース代表の加藤哲也さんは、「昨年は中止をしたが、今年はその分素晴らしい花火を用意しました。黒川、黒岩は頑張っている、柿崎が良くなることを願います。」と力強い挨拶がありました。 

 300人以上の観客が見上げた頭上の大輪、5曲のミュージックと共に打ち上げられる連続した花火があり、驚きと、興奮と、感動と、美しさが一度に体感できた素晴らしい花火でした。この夜がずっと続いてほしいと誰もが思ったことと思います。

 何も変わらない静かな夜が、16ピースの熱意によって山も空も輝いていました。

打ち上げ花火の写真

 願いを込めたスカイランタンの打ち上げと、感動的な花火が夏の思い出として深く刻み込まれました。

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

上中條集落が守る「櫛池の大スギ」(清里区)

 清里区の櫛池川沿いに、県道198号(青柳高田線)を坊ヶ池方面へ向かい、櫛池地区生涯学習センター(旧櫛池小学校)を過ぎ、右折して広域農道(くびき野パノラマ街道)に入った300メートル地点に、「櫛池の大スギ」(昭和29年県指定文化財)が姿を現します。

 この大杉は、市の「地域の宝」として認定されており、地元上中條集落の皆さんが、八幡神社の神木として先祖代々守り続けてきた推定樹齢800年、高さ約30メートル、根回り約9メートルの巨木です。

 上中條集落では、毎年8月15日にしめ縄をない、掛け替え作業を行い、祭礼神事が執り行われています。

 今年も朝6時、集落の共同乾燥施設に住民8人が集まり、年輩者の指導を受けながら13メートルの大縄と6メートルの細縄を4本ない、無事、大杉への掛け替え作業を終えました。

 その後、午前10時半から集落内の神社において、各家庭から持ち寄った手料理等をお供えして祭礼神事を執り行い、直会で集落の親睦を深めました。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

縄ないの様子(写真)

櫛池の大杉の写真

ここにある集落風景2(板倉区下久々野集落のヒマワリ畑)

 板倉区下久々野集落(ゑしんの里 やすらぎ荘)周辺の休耕田に、地元有志グループ「みどりやすらぎグループ」とやすらぎ荘職員が共同で植えたヒマワリがあり、8月下旬に見頃を迎えます。夏の風物詩「ヒマワリ」が、元気な姿を見せてくれます。

 「みどりやすらぎグループ」は、やすらぎ荘周辺の環境保全を行っており、地域活動支援事業を活用し、シバザクラの植栽など試行錯誤して取り組んできました。広域で植物を管理するのは容易ではありませんが、やすらぎ荘と協力し、毎年、施設周辺にシバザクラやアジサイを咲かせ、訪れた人を楽しませています。ヒマワリも、すべて地元の皆さんが管理してくれているありがたい取組なので継続に期待しています。

 地域と共にあるやすらぎ荘は、地域行事も共同で行っています。老若男女の心を満たしてくれる絶景や美味しい料理もあります。1日ゆっくりできる方は、夜景を見ながら温泉をお楽しみいただけますので、自分流の気楽なプチ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

(板倉区担当:野口集落づくり推進員)

下久々野のヒマワリ(写真)

ここにある集落風景1(板倉区上久々野集落のヒマワリ畑)

 板倉区上久々野集落(上久々野集落開発センター裏)では、「うつぎ会」が休耕畑となっていた場所を活用して植えたヒマワリが咲き誇ります。 

 地元の有志グループ「うつぎ会」は、集落の過疎化・人口減少が進行する中、消防団が解散したことをきっかけに集落に愛着のある50代~70代の男性たちが環境整備に取り組むため、仲間を集めました。

 毎年、同所で夏はヒマワリ、秋はコスモスが花を咲かせます。住民の心を癒やす取組となっておりますので、お近くまでお越しの方はお立ち寄りください。

 上久々野の休耕畑に植えられたヒマワリ(写真)

 中山間地域には過疎化の進んだ集落が点在しており、どの集落の住民も、協力しながら共存してきました。住民同士の結束や絆も強いので、集落を維持するための努力を怠りません。また、地域活動にも一生懸命に取り組むので、「生きがい」にしている方も少なくはありません。
 これからも四季折々の景色を「板倉区の魅力」として発信したいと思います。

(板倉区担当:野口集落づくり推進員)

インターンシップ実習が行われました(柿崎区)

 将来の職業を考えるために、8月3日~5日の3日間、柿崎区総合事務所でインターンシップ実習(職場体験)が行われました。参加されたのは、県立久比岐高等学校2年生2人です。

 1日目は電気柵の点検、下水道処理施設の点検、2日目は中山間地の現状と視察、乳幼児健診の手伝い、3日目は柿崎地区公民館での事務補助、消火栓などの水利点検と幅広い分野の仕事を体験しました。

 ここでは2日目の「中山間地の現状と視察」を紹介します。
 まず、「中山間地とは何か」「なぜ、棚田を守るのか」「集落づくりとは」を事前学習しました。

座学の様子(写真)

 それでは、美しい棚田と絶景を見に行きましょう。

 次に、大出口泉水の湧き水です。
「棚田を潤す大切な水です」と説明を受け、冷たい水を手でくみとる高校生。「わー冷たい」
この水は1年中枯れることがありません。

大出口泉水の写真

 次に、棚田について説明を受けました。
水はすべて平等に配分されます。突然、オニヤンマ(トンボ)が飛んできてビックリ。自然豊かです。

棚田の写真

 最後に、畔田地域おこし協力隊員から「この仕事の魅力」について説明を受けました。
「農業は自分でやることをやらないといい作物が採れない。考えてやるからやりがいがある。」
真っ直ぐ前を見て聞いていました。

畔田隊員の話を聞く様子

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

集落のシンボル「花木園」整備に向けて(牧区樫谷集落)

 牧区の少子高齢化集落の一つである樫谷(かしだに)集落では、今年度、地域活動支援事業を活用して、集落のシンボルとなる「花木園」を整備し集落に愛着と誇りをもって、明るく生き生きと暮らしていくことを目的に活動しています。

 7月30日(土曜日)の猛暑の中、集落の方4人と一緒に盛土を入れて花壇とした場所に、彼岸花と日本水仙を植える溝上げと肥料散布を行いました。溝上げ作業は土が固く、使い慣れていない鍬での作業は本当にキツかったです。

畝づくりをした花壇(写真)

 8月1日(日曜日)に集落の方総勢20人が参加し、彼岸花の球根2,000球の植え付け作業を行いました。
溝に並べた球根に土をかぶせる作業は土の塊がゴロゴロしていて、球根を植える作業も大変手間がかかりました。

植え付け作業(写真)

 来年の9月頃、色鮮やかに咲いた彼岸花を多くの方から見に来てもらえる日を楽しみにしています。

(牧区担当:松本集落づくり推進員)

7月

名立区「ふれあい野菜市」

 7月30日(金曜日)午後4時、JA名立支店前で地域の奥様方がエコバッグを用意して日陰に腰を掛けて待っていたのは、色とりどりの新鮮な夏野菜でした。

 名立区では7月~11月までの期間、JA名立支店と、ろばた館の2会場でふれあい野菜市を開催しています。 この日も、地元、大菅と赤野俣地区の農家のお母さんが育てた採れたての野菜が並ぶと、「あっちゃいねぇー(暑い)」と腰掛けていた奥様方も元気に立ち上がり、野菜を手にとり満足そう。「こんなにいっぱい買っても何百円だよー」と嬉しそう。

 旬の夏野菜は目に鮮やかで見ているだけでもワクワクしてきます。

 売り手も買い手も楽しくなる名立区のふれあい野菜市。この時間、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

(名立区担当:平塚集落づくり推進員)

名立区ふれあい野菜市(写真)

高齢者のたまり場「飯田邸お茶飲み場」

 「雨が降らないので畑の水やりが大変なんだわ(ビックリマーク)」「我が家なんてキュウリの下葉が枯れてきたわ」。
楽しそうな会話が弾むのは、7月から始まった「飯田邸お茶のみ場」に集まった10人以上の高齢のみなさん。

 ここは大島区菖蒲地区にある「国登録有形文化財(飯田邸)」。高齢者の引きこもりを防ぎ、元気に生活していただくために、地域にお住いの高齢者を対象に菖蒲地区振興協議会が主催する「飯田邸お茶のみ場」。

 期間は7月から10月末まで毎週火曜日9時半から2時間程度。集まったらまずは健康観察のために「血圧測定」をします。測定が終わったら、各自が持ってきた漬物やお菓子を食べながら、天気や畑の話、そして昔の話など、様々な話をしながら楽しく過ごします。

 主催する協議会では、時には近隣の市内の市街地や十日町市への「買い物ツアー」を計画し、参加者が楽しく参加できるように知恵を絞って対応しています。
(大島区担当:飯塚集落づくり推進員)

飯田邸お茶飲み会(写真)

小さな茶ー来る(サークル)紹介

中郷区三ツ屋集落「このみの会」

 中郷区三ツ屋集落では、4月から11月の間、毎月第2・第4水曜日の10時から、三ツ屋コミュニティセンターを会場に、お茶飲みの会「このみ会」を開催しています。

 集落の老人会「寿会」は新たな会員の加入がなく、あわせて高齢化が進んだことから、平成31年3月末を以って解散しましたが、会の活動を通じて知り合った仲間8人(83歳から95歳)が引き続き顔を合わせたいと、この「このみ会」を始めました。

 「このみ」は、「好み」「木の実」と「好呑」の三つの意味を込めて名付けました。会の役員は決めずに、順番に会場の準備等を行い、お茶を飲みながら野菜作りや身の回りで起きた出来事などを話題に、会話を楽しんでいます。

 今日(7月14日)は、中郷区総合事務所から保健師を招いて、誤嚥防止の食事等について指導を受け、日頃の食事で注意することや、口を動かす運動、椅子に座ってのストレッチなど楽しく取り組みました。

 会のみなさんは、「老人会は無くなったが、近所のみなさんとの繋がりは大切なので、今後も多くの方に声をかけていきたい」と話されていました。
(中郷区担当:小林集落づくり推進員)

中郷区三ツ屋「このみ会」活動の様子(写真)

私たちの集落

集落で働く人たち

 「営」という漢字で思い浮かぶのは、「営利」「営業」が考えられます。でも、ここでの「営」は「いとなむ」という自然の意味がふさわしいと思います。「ここ」とは黒川、黒岩、七ヶ地区のことです。

 「暮らしと仕事」、そんな日々の一場面を写真と一言の思いを載せて紹介していきます。 

(芋島集落)
乳牛の様子を見ているところです。
「暑くなると牛も弱ってくる。牛の体温は約39度と高い」と牛を家族のように大切にしていました。
牛を見つめる男性(写真)

(米山寺集落)
暑い中、水田に除草剤を散布しているところです。
「今のうちに散布しないとダメなんだ」と汗をかきながら仕事をしていました。
除草剤をまく男性(写真)

(米山寺集落)
草を取る女性から採りたてのキュウリをその場でいただきました。みずみずしくて美味しかったです。
「キュウリがたくさん採れました」と笑顔で話していました。
草を取る女性(写真)

(水野集落電気柵設置作業)
「春にはイノシシの姿は見なかったが、今頃になって増えてきた」と電気柵設置の仕事に汗を流していました。
作業されたかたの集合写真 電気柵設置作業(写真)

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

6月

里山の魅力を体で感じる子供たち

 令和3年6月7日(月曜日)、尾神岳がそびえる東横山集落の棚田で、柿崎小学校、上下浜小学校、下黒川小学校の6年生が、手植えによる田植えを体験しました。
この日は、昨年度採用された上越市職員3名も参加し、小学生と一緒に泥んこになりながら、初めての田植えを経験しました。

 これは、大出口泉水が潤す里山の魅力を広く知ってもらおうと、「柿崎を食べる会」と、地元の酒造会社「頸城酒造」が立ち上げた「柿崎名水農醸プロジェクト」の一環として実施されたものです。

 青空の中、子供たちは裸足で田んぼに入り、「足が抜けない(ビックリマーク)」、「倒れそう~」、「ぬるっとしてる(ビックリマーク)」などと、泥の感触を楽しみながら元気よく植えていました。中には、10本以上も苗を植えた子供や、終わらない友達のところに手伝いに行く子供もいました。里山での楽しい時間をみんなで共有することができました。

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

田植えの写真

小さな茶ー来る(サークル)紹介

「梨平女性の会お茶飲み会」で心身とも元気

 令和3年6月3日(木曜日)、清里区梨平集落開発センターから、大きな笑い声が聞こえます。

 平成9年から平成28年までの19年間、清里区梨平集落で「いきいきサロン」の運営ボランティアとして活動していた女性11人(73歳から89歳)が、月に一度センターに集まり、サロン開設時に講習会で習ったゲームを楽しまれていました。

 この会の成り立ちは、平成9年に始まった「いきいき広場(後年「いきいきサロン」に改名)」です。当初は15人程の利用者とボランティアスタッフが毎回30人程集うサロンとして、毎週1回、米1合と300円の参加費で、賑やかに開催していました。

 しかしながら、年を重ねるごとに利用者が減少するとともに、昼食づくり等を行うボランティアも高齢となったことから、平成28年に終了しました。

サロンは終了しましたが、気心の知れたボランティアのメンバーは、今度は自分たちの老化防止にと、引き続き月1回の「お茶飲み会」を開催し、午前9時から午後3時頃まで、地元の商店からお弁当を取り寄せ、ゲームをしたりお茶を飲んで畑の出来具合を話し合ったりし、仲間の安否確認も含めての楽しい一日を過ごしています。

 この会のルールは、たった一つだけ「他人の悪口は言わない」。無理をしない運営が長く続く秘訣として、代表を決めずに3人が順番に会場の準備等を行い、集ったときに翌月の開催日を決めています。これからもメンバーが集まれる限り出来るだけ長く続けていきたいと、楽しい会話が続いています。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

梨平女性の会お茶飲み会の様子(写真)

5月

棚田集落と清里小学校を結ぶ稲文字田植え

 令和3年5月11日(火曜日)、清里区菅原の水田(広さ8アール)で、清里小学校の4~5年生の児童49人が稲文字の田植えを行いました。

 稲文字の田植えは、まず畦に設置している展望台から文字がバランス良く見えるよう、測量機器を利用して植える位置を決めます。次に2018年まで「棚田の稲文字」を17年間行ってきた清里区棚田集落の皆さんが、苗を植える箇所をセンチメートル単位で確認しながら文字の外枠の田植えを行い、その後、児童が文字の枠内にコシヒカリを植えていきました。

 清里小学校では、児童が清里区の基幹産業である農業体験を行うことにより、地域の人との繋がりの大切さを感じ、地域の魅力を再確認することを目的に、棚田集落の皆さんから協力を得て稲文字の取組みを行っており、今年で10年目を迎えました。

 今年の稲文字は「結(ゆい)」の文字で、コロナ禍で薄れてしまった仲間、地域の人たちとの「絆を結ぶ」という願いを込め、全児童が投票で決めたものです。
 田植え後の管理は、有限会社グリーンファーム清里からアドバイスをもらいながら、9月中旬の稲刈りまで児童が行い、収穫したコメは、清里商工会が開催している「きよさと朝市(毎週水曜日、午前9時から11時30分、清里商工会館1階)等で児童が販売する予定です。

 児童、地域の皆さんが土まみれになって植えた「結」の力作を、展望台から是非ご覧ください。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

稲文字田植え(写真)

4月

名立区不動八幡神社の伝統行事「神楽奉納」

 令和3年4月24日(土曜日)名立区上瀬戸にある八幡神社で神楽が奉納されました。
コロナ禍においても、神事の伝統を守り継いでいきたいと願う不動地区の住民の思いをここに紹介します。


「神仏混淆八幡神社」
 その昔、今日の八幡神社がお堂のころから始まる。お堂には、尼さんが住んでいたそうな。天平の大地震で裏山が崩れて嶋田村(飛山、瀬戸)を埋め尽くし、このお堂も下敷きになったと言う。この時埋もれたお堂の金仏像はその後も見つかっていない。
 その昔から、嶋田村の住民は無くなったお堂を再現して阿弥陀堂を建て、阿弥陀如来を本尊とした仏教を身近に信仰していたように思われる。その後、同じ堂内に品陀別命(応神天皇を祀る八幡大菩薩)八幡宮を奉り、現在も八幡神社は神仏混淆の神社として、上瀬戸住民の氏神様として深く信仰されている。…不動地区の人々は、昔から大変神仏の信仰が深く、今でも心の支えとされている。祭りごとも今では簡略されている所もあるが、昔からの基本的習わしは変わっていない。このような行事は、後々までも継がれて欲しいものだ。 (「伝記 不動のものがたり」より)

(名立区担当:平塚集落づくり推進員)

神楽奉納(写真)

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