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中山間地域ふるさと探訪(令和4年度)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年9月22日更新

 市では、中山間地域の暮らしを守るとともに活力の維持・向上を図るために、継続的に集落の実態を把握しながら、地域の実情に応じた支援を行う「集落づくり推進員」を配置しています。

 集落づくり推進員は、毎日のように集落を巡回し、地域の皆さんとのコミュニケーションを深めています。活動を通じて発見した、地域の魅力や風景、活気あふれる集落の様子を皆さんにお伝えしていきます。

9月

梨平峠道を守る(清里区)

梨平集落の皆さんが、信越トレイル「梨平峠」へのアクセストレイル「梨平峠道」の3回目の整備作業を9月13日(火曜日)に行いました。

今回は、峠道の草刈りと「清滝ビューポイント」の整備、表示看板の取り付け作業を主に行う予定でしたが、源流広場手前に強風で倒れた巨大なブナの木が峠道をふさいでいたため、急遽倒木の処理も行いました。
倒れたブナの幹には近づくことができませんでしたが、直径1メートを超すような巨木であり、作業に参加した皆さんは自然の力に驚いていました。
今回は、チェンソーなどを携帯していなかったことから、応急処置的に峠道に覆いかぶさった枝を取り除き、訪れた方が歩いて通れるように整備しました。

綿貫町内会長は、「今年の雪で、倒木が峠道の方に落ちてくるかもしれない。来年6月に行う整備作業では、人数を増やして本格的に倒木処理を行わないといけないね」と話されていました。

これから森が色づく季節、茶色や黄色に色づく梨平ブナ林で、落ち葉の絨毯道を歩いてみませんか。

(注)8月の豪雨の影響で清滝川を渡る2箇所の丸太橋が撤去されており、峠道の所々でぬかるんでいる場所もありますのでご注意ください。

(清里区担当:小林集落づくり推進員) 

峠道に倒れたブナの写真 倒木処理作業の様子の写真

作業によって確保された峠道の写真

8月

「竜笛(りゅうてき)」と「月影雅楽」(浦川原区)

浦川原区谷集落の集会所には、「竜笛(りゅうてき)」という雅楽で使用される横笛が、市指定有形民俗文化財として保管されています。
この竜笛が文化財として保管されていることから分かるように、谷集落では、昔、雅楽の演奏が行われていました。

明治初期、渡辺三代吉(わたなべみよきち)が、随念寺(上越市上吉野)の日野住職から教えを受け、10人くらいで演奏を始めたと言われています。年々盛んになり、明治20年代には20人くらいの楽団となり、高田別院や長野の善光寺からも招かれて演奏に参加したそうです。
ところが、太平洋戦争が始まり、演奏者が次々と軍隊に召集されて、演奏ができなくなってしまいました。戦後、10人の楽団で復活して演奏活動を再開しましたが、演奏者の死亡や過疎による流出で、昭和50年頃には演奏ができなくなってしまったそうです。
その後、谷集落の子どもたちで継承していこうという機運が高まり、「谷子供雅楽会」を結成。昭和62年には谷集落を含む月影地区の月影小学校において、「月影こども雅楽」として継承されました。
平成13年、月影小学校の閉校に伴って、地域ぐるみで雅楽を継承していこうと、「月影雅楽保存会」が結成され、今に至っています。

月影地区は、浦川原区の中で最も過疎・高齢化が目立つ地区のため、月影雅楽保存会もぎりぎりの活動が続いています。また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、練習や演奏活動ができなくなってしまいました。
コロナ前は、浦川原区の新年の恒例行事である「うらがわら新春交流の集い」や各種イベントで活躍していましたので、あの風情ある音色を再び耳にできる日が来ることを願っています。

市指定有形民俗文化財「竜笛(りゅうてき)」

竜笛の写真

旧浦川原村時代の演奏の様子

旧浦川原村時代の演奏の様子の写真

平成30年1月うらがわら新春交流の集いでの演奏

平成30年1月うらがわら新春交流の集いでの演奏の写真

(浦川原区担当:近藤集落づくり推進員)

「高谷青空市場」へ寄ってかんかね感嘆符(画像)から(波)(画像)姉やんたちの腕自慢 もったいない市から(波)(画像)(牧区) 

牧区の高谷集落に、約20年以上続いている青空市場があります。
集落の元気なお母さん4人が、自宅の畑で自慢の野菜を丹精込めて育てています。
朝早くから収穫した新鮮な野菜の数々を、6月から11月まで販売しています。
今の時期は、旬の夏野菜や乾燥野菜が豊富に並んでいて、お値段も安く、多方面からたくさんの方が足を運んで買いに来られています。

「無人市だから、お金の入れ忘れもあってねー。」とお母さん達が困っていました。
美味しい野菜の購入とお母さん達の労力を忘れずに。購入をお願いします。

また、11月下旬の青空市場最終日に、お客様へ感謝の気持ちを込めて対面販売を開催する予定です。
この日だけの限定。お母さん達の手作り味噌や赤飯、お漬物などが販売されますので是非、立ち寄ってみてください。

働き者のお母さんたちが手際良く野菜を並べています

野菜を並べる様子の写真 野菜を並べる作業中の写真

販売所内の写真 手作りの加工品の写真

青空市場へぜひお立ち寄りください

牧区柳島方面から国道405を安塚区方面に向かう途中の道路脇に青空市場があります。

道路脇に味のある案内看板が出ています。

目印の看板の写真

駐車場も整備されているので安心です。

青空市場の駐車場の写真

20年の歴史を感じる看板が店先にあります。

店先の看板の写真

(牧区担当:松本集落づくり推進員)

高齢者の買い物を支援(清里区)

清里区住民福祉会では、NPO法人清里まちづくり振興会と連携して、今年4月からクルマの運転ができない高齢者や、運転免許証を返納した高齢者の買い物の送迎を行う「清里区高齢者支え合い移動支援事業」に取り組んでいます。
この事業は、事前に登録した高齢者を月2回(2班編成、毎週木曜日の午後)自宅から近くのショッピングセンターまで送迎するものです。

8月25日(木曜日)、住民福祉会の職員が、清里まちづくり振興会のワゴン車「くしりん号」で今回の参加者(3人)の玄関先まで迎えに行き、ピアレマート新井店で約1時間の買い物をしました。
参加者の女性(82歳)は、「クルマの運転ができないため買い物に不自由していましたが、自宅からお店まで送迎をしてもらい大変助かっています。近所の友達と一緒に利用していますので、車中での話が弾んで楽しく買い物をさせてもらっています」と喜ばれていました。
担当者は、「現在登録者数は18人とまだ少ないため、これからも積極的にこの事業の周知を行い、買い物に不自由されている高齢者のみなさんの支援を行いたいと思います。9月は市内の大型ショッピングセンターに出向き、昼食も含めての運行を予定しています」と、さらなる利用者の拡大に向けて意気込んでいます。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

買い物支援の様子の写真

黒川・黒岩ふれあい祭りから(波)(画像)こんなにも空が輝いて見えるから(波)(画像)(柿崎区)

柿崎区の中山間地域がいつまでも輝いていくようにと8月14日(日曜日)午後5時から旧黒川小学校グランドで、地域住民の会である16ピース主催による黒川・黒岩ふれあい祭りが開催され、大勢の人たちが参加されました。16ピース代表の加藤哲也さんは、「新型コロナウイルス対策を講じて屋台の出店やビンゴゲーム、花火の打ち上げなど催しがたくさんあります。皆さんと一緒に盛り上げていきましょう。」と力強く挨拶されました。

16ピース代表の加藤さんの挨拶の写真 黒川・黒岩ふれあいまつり看板の写真

タイムカプセルを開けてみたら

10年前に黒川小学校の子どもたちが宝物を入れたタイムカプセルの開封も行われました。下黒川小学校統合前に行われた思い出のタイムカプセルで、宝物を受け取った皆さんは、懐かしそうにしていました。小学校1年生の時に描いた大運動会のポスターを見せてくれた佐藤隆さんは「懐かしいというか、当時ここの学校に僕が通学していたのかと思うと、胸が熱くなりました。」とポスターをじっと見つめていました。

大運動会と書かれたポスターの写真 出店の小学生の写真

頭上に輝く光のロマンス

花火大会が始まると今まで降っていた大粒の雨が止み、待ち望んだ大輪の花が大空に咲きました。たわわに実った稲穂が赤や黄色、青に紫と色鮮やかに染まる光景は、まるでカラフルな絨毯が引き詰められたようでした。家族と参加をした長谷川健太郎さん(小学校4年生)は、「すごい、花びらのようだ。キラキラしている。」と頭上で咲く大輪に興奮をしていました。友達の星野琥珀(こはく)さん(小学校5年生)は、約30分にわたり打ち上げられた花火を見て、「音楽と花火が合っている。色がきれいだ。光が動いている。」と最高の夏を楽しんでいました。

打ち上げ花火の写真

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

7月

梨平峠道から幻の滝「清滝」を眺める(清里区)

清里区梨平集落では、信越トレイル「梨平峠」へのアクセストレイル「梨平峠道」の2回目の整備を7月20日(水曜日)に行いました。
1回目の整備は、6月に残雪が残る梨平峠道の倒木処理を行い、今回は峠道の草刈り作業と、清滝川の源流にある「清滝」を峠道から眺められるよう雑木の枝払い等を行いました。
梨平集落では、この峠道を歩く人達に「清滝」をぜひ見ていただきたいという思いで、昨年から数か所の候補地点を調査し、梨平峠道口から400メートルほど進んだ地点を「清滝ビューポイント」としました。

深緑の季節、ブナの息吹が感じられる季節となり、里山を巡るトレッキングシーズンを迎えました。山中にひっそりと流れ落ちる清滝、雪に耐え抜き緑輝く梨平ブナ林が待つ梨平峠道を訪れてみませんか。

梨平峠道トレッキングマップ [PDFファイル/1.91MB]

(清里区担当:小林集落づくり推進員) 

歩道の草刈り作業の様子の写真 梨平のブナ林の写真

ビューポイントから見える清滝の写真

板倉区栗沢集落で見頃を迎えたアジサイ(板倉区)

異例な早さで梅雨が明けた今年。太陽が強く照りつけるこの時期、板倉区栗沢集落周辺のアジサイが見頃を迎えています。

このアジサイは、「栗沢桜の里をつくる会」が育てているものです。
この会はその名の通り、集落内の休耕田に桜を植える活動をメインに取り組んでいるグループですが、集落内を様々な花で彩りたいとの思いから、卯の花やアジサイの植栽にも力を入れています。 
「栗沢桜の里をつくる会」は、平成28年に、耕作されなくなった田んぼなどを利用して集落に桜の里を作りたいと考えた数人の仲間で発足しました。
単に桜を植えるだけでなく、オーナー制度を取り入れて、都会に住む友人・知人がこの地を訪れるきっかけづくりにしようと考えました。
まだ桜は若木ですが、春には立派な花をつけ、お花見もできるまでになりました。令和3年には、市の地域活動支援事業を活用してトイレを設置し、訪れる方に好評です。

7月上旬に見頃を迎えているアジサイは数種類あり、色とりどりの花が集落内のあちこちで見ることができます。

(板倉区担当:野口集落づくり推進員)

栗沢さくらの里への道の写真栗沢さくらの里からアジサイ畑への道の写真

目印となる看板の写真

栗沢さくらの里をつくる会発起人の安原さんの写真アジサイの手入れをする安原さんの写真

6月

花のある風景(名立区)

梅雨の晴れ間の6月下旬、集落訪問時にすてきなお花畑に出会いました。

場所は名立区の下名立(しもなだち)と呼ばれる地域の中で隣接しあう谷口(たにぐち)集落と車路(くるまじ)集落。
思わず足を止め、「わあ」と声をあげてしまうほど、一面に咲き誇る色あざやかな菖蒲が視界に飛び込んできます。
その奥には、青空に向かって真っすぐ伸びる色とりどりのタチアオイ。ここ一体はまるで天国なのかと感じてしまうほどです。

菖蒲を育てたのは谷口の齋木さんです。20年ほど前に1株の菖蒲を植えたところから始まり、毎年少しずつ増やしてここまでに育てたそうです。休耕田は菖蒲を育てるのに適していると教えていただきました。地域の皆さんの喜ぶ顔が手入れをする活力となっているそうです。

タチアオイを育てているのは車路の伊藤さんです。自然に掛け合わさり色とりどりの花が咲くようになったそうです。「きれいな花を咲かせるにはそれなりに手もかけなければならないが、花を好きな人が喜んでくれると嬉しい。」と話してくれました。

隣り合う集落で花を育て、それぞれの花を眺めては「見事だね」と声をかけるお二人でした。

素晴らしい風景がたくさんある名立区に是非、足を運んでみてください。

休耕田一面に咲く菖蒲の花(写真) いろとりどりのタチアオイ(写真)

花を育てている齋木さんと伊藤さん(写真)

(名立区担当:平塚集落づくり推進員)

中山間地域の棚田にこだました子どもの声(柿崎区)

米づくりと棚田の価値を学ぶ総合学習の一環として、大潟町小学校6年生70人と柿崎小学校6年生34人が酒米の田植えを体験しました。

大潟町小学校の田植え6月8日(水曜日)

米山から流れる清流を素足に感じた瞬間「冷たい」とあちらこちらから大きな声が飛び交う中、水野集落の田んぼを借りて、子どもたちは酒米の苗を上手に植えました。子どもたちにとって、学校内では体験できない大自然の中での田植えは貴重な経験になりました。柳澤勇杜(ゆうと)さんは「分からないところは教えてもらい丁寧に植えたいです。」と青い苗を手に持って植えていました。

石田校長は「子どもたちが楽しく田植えの経験をすることが大切です。素晴らしい機会を提供いただいた水野集落の皆さんに感謝しています。」と子どもたちを優しく見つめていました。

今回の田植えを企画した竹田酒造店竹田専務は「地元に密着した企業でありたいと思っています。私も大潟町小学校の卒業生なので何か貢献できるものがないか考えていたところ、仕事柄米を扱っているので、つくる楽しみを小学生と一緒に感じることができるよう今回の田植えを企画しました。さらに、米が酒になる過程を酒蔵に来て見学してもらうことも考えています。」と今後の企画を語り、子どもたちに苗を渡していました。

大潟町小学校の田植えの様子(写真)

柿崎小学校の田植え6月10日(金曜日)

雨に濡れた大出口泉水でしたが、子どもたちがバスの中で待機していると、「田植えをしたい」という願いがかなったのか陽が差してきました。感激したのは雨上がりの深い緑が日本海まで続いていた景色です。滅多に見ることができない自然の中で行われた酒米の田植えは、将来の夢を語る子どもたちでいっぱいでした。長井遥斗(はると)さんは「お酒を飲める年齢になったら、この体験を思い出して友達と田植えや稲刈りのことを話すのが楽しみです。」と手足を泥だらけにして話していました。

担任の前川教諭は「子どもたちにとって素晴らしい学習体験です。大人になって振り返ったとき柿崎の魅力を再発見し、誇れる柿崎を語ってほしいです。」と児童に声を掛けていました。

このイベントは頚城酒造と柿崎を食べる会、民宿「わすけ」、地域住民などが協力して毎年春と秋に実施されています。田植え後は「わすけ」が用意したお弁当をおいしそうに食べていました。将来を楽しみにしながら田植えをする子どもたちの姿に、希望を秘めた力強さを感じました。

柿崎小学校の田植えの様子(写真)

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

今年も案山子(かかし)が畑を守っています(清里区)

案山子と言えば、田畑を荒らすスズメなどを追い払い、野菜や米を守るために人に似せて作る人形ですが、清里区馬屋地内の畑に思わず声が出てしまうほどのリアルな案山子が立っています。

このリアルな案山子を作製された丸山さん(男性70歳)は、「案山子を作り始めたきっかけは、一昨年、山沿いの田んぼにイノシシが出たため、案山子作りを思い付き、2体作って立てたところ被害が出なかったことです。そのうち、この畑にもタヌキやシカが現れるようになったため、昨年から立ててみたところ、効果が抜群でカラスでさえも近寄ってこなくなりました。地元の人からも褒められたので、その気になって今年も立ててみましたが、イチゴを一粒も食べられませんでした。秋までに、もう1体作って立てる予定ですが、この案山子を地域の人たちに楽しんでもらえれば、作り甲斐もあります。」と笑顔で話されました。

案山子の骨格は木材で組み立て、使わなくなったマットレスで厚みを付け、穴が空いて使えなくなった長靴や使わなくなった農具、着なくなった作業着などを利用して作られているそうです。

この案山子が働いている畑は、県道30号線(新井柿崎線)の長嶺交差点を清里区方面に向かい、別所川を渡った400mほど先にあります。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

本物の人が作業しているように見える案山子の写真(4枚組写真)ぱっと見、本当に人が耕しているようです。なかなかリアルです。

東横山集落に地域おこし協力隊が着任(柿崎区)

「 棚田米を作るのが楽しみです」と優しそうな顔で話される莊司勇太さんは、令和4年5月9日付けで、地域おこし協力隊に採用されました。
東横山集落を拠点に、「稲作の技術習得」「干し柿等の特産品販売・拡大」「地域活動や共同作業の支援」「地域魅力の情報発信」と多岐にわたる活動に取り組みます。
莊司さんは「大出口泉水から見た日本海は素晴らしいです。原風景の棚田、美味しいお米、農作業体験イベントと楽しみがたくさんあります。早く地元に慣れたいと思います」と胸をときめかせていました。

莊司さんの自己紹介

自身について

生まれは北海道ですが、前職は東京都青梅市で林業関係の仕事をしていました。
年齢は41歳です。好きな食べ物はコロッケです。北海道生まれですのでジャガイモが好きです。東横山でジャガイモを作ってみたいです。

趣味について

趣味は登山で、これまでに南アルプス、北アルプスなどに登りました。奥多摩山岳会に所属しています。ご来光は最高です。

東横山集落について

東横山集落の皆さんは親切でとても感謝しています。山があり、景色もよく、そして素晴らしい棚田もあるので、私にとって最高の土地です。イノシシ猟もやってみたいですし、いろいろな作物を作ってみたいです。

活動の抱負

地域おこし協力隊に応募した一番の動機は稲作をやりたいと思ったことなので、たくさんの方から棚田米を食べてもらい、魅力がたくさん詰まった米を多くの人に伝えたいと思います。
いずれは農業だけでなく、林業の経験を生かして山林の保全や木材の活用、林産物を利用した特産品なども手掛けていきたいです。

莊司隊員(写真)東横山集落の方と莊司隊員(写真)

柿崎区総合事務所には3人の地域おこし協力隊が配属されました。地域のみなさんや農業をする仲間とコミュニケーションを図り、ロマン溢れる地域おこし協力隊になれるよう地域とともに協力していきます。

柿崎区総合事務所で勤務する地域おこし協力隊(写真)柿崎区地域おこし協力隊の打合せの様子(写真)

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

5月

梨窪集落普請始め(清里区)

清里区梨窪集落(13世帯、21人)では、集落から離れた人達から春と秋の2回、集落の用水や農道の整備作業(普請)に協力していただく「農村サポート制度」を平成18年頃から行っています。
5月1日(日曜日)午前8時、小雨が降るなか地元の住民5人、サポーター8人が集まり作業の打合せの後、駒池(農業用ため池)や集落内の安全柵の設置、用水路、農道、神社境内の清掃作業に汗を流しました。

サポーターとして参加した男性(75歳)は、「集落を離れて55年が経ちます。ふるさと梨窪を荒らしたくない思いで、実家の兄が亡くなった5年ほど前から毎年参加しています。集落を守り続けていただいている皆さんに少しでも協力したいため、これからも元気なうちは参加したいと思います。」と話されました。
池田町内会長は、「梨窪も高齢化が進み、用水や農道の管理が重荷になってきていますが、サポーターの皆さんから協力していただいています。11月に2回目の普請(普請仕舞い)を行います。当日は、サポーターの皆さんと一緒に秋祭り、収穫祭も行う予定です。」と話されました。

(清里区担当:小林集落づくり推進員)

梨窪集落の普請作業の様子(写真)

古(いにしえ)の塩の道にたたずむ石仏(柿崎区)

猿毛集落の石仏は海を見ている

猿毛集落の3体の石仏の写真

米山の清流を源流とし、いくつもの沢の水が集まり猿毛川に流れこんでいます。
魚が泳ぐ清流を上ると棚田が眼前に広がり、水野集落へ通じる林道が奥へ奥へと続いています。
林道の右側に大きな杉の老木がどっしりと構え、その傍らに3体の石仏が造立されており、日本海を見つめているように見えます。
そのうち2体は庚申塔(こうしんとう)と言われ、「見ざる聞かざる言わざる」の三猿が彫られています。
庚申とは中国より伝来した道教に由来する信仰で、重要な道の分岐点に集落の人々の思いが込められた石仏塔を安置したと言われています。
それだけ庚申信仰が盛んであったことが伺えます。

見ざる、聞かざる、言わざる

石仏に彫られた三猿の写真

集落の男性(85歳)は、「古(いにしえ)の時代、ここは塩の道として使われてきました。猿毛川は昔大氾濫を繰り返していたため、集落に大きな被害をもたらしたのです。川の氾濫を治め、大事な塩の道を守るため、石仏が建てられたのかも知れないですね。また、この集落には複数のお宮様がありました。白山様、諏訪様、熊野様と神を奉っていたようです。山には水があり、川にはウグイ、カジカ、イワナが泳ぎ、農地があり、食べるものがあったのです。そう考えると、かつて、集落は便利なところとして暮らしていたのだと思います。庚申塔の申は干支でいう猿に例えられので、そこから「見ざる聞かざる言わざる』が彫られているのではないでしょうか。今でも信心深い人はお参りにいらっしゃいますね。」と穏やかな表情を浮かべながら話していました。

旅人を案内する石仏

上中山集落から猿毛集落に入る手前に6体の石仏が尾神岳を背に並んでいます。
「どこの集落にも石仏はあります。旅人の案内と安全を守る道しるべとして造立されたもので、道を行き交う人々を優しく見守ってくれる道標として多く建立されたと言われています。」と猿毛集落で先代が石工を営んでいた碓井伸一さんは話していました。

6体の石仏の写真

石仏を見ていると笑っているのか、喜んでいるのか、怒っているのか、いろいろな表情を汲み取ることができます。
人の感情をそのまま映し出しているようで、思わず手を合わせたくなります。

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

4月

「春のエコウォーク週間2022」開催(中郷区)

NPO法人中郷区まちづくり振興会は、「爽やかな春の陽気のなか、家族で、友達で、団体で、3密を避けて、みんなできれいな中郷区にしましょう」をキャッチフレーズに、4月18日(月曜日)から24日(日曜日)まで「春のエコウォーク週間」を開催し、28グループ、218人がクリーン活動を行いました。
この活動にエントリーした「稲荷山子供育成会」では、4月24日(日曜日)午後1時30分から、まちづくり振興会から提供されたトング(ゴミを拾うハサミ)とゴミ袋を持ち、中学生、大人も含め18人で、歴史の道「北国街道」沿いと泉縄文公園周辺道路のゴミ拾いを行いました。
村越会長は、「育成会では、毎年春のエコウォーク週間に参加しています。そのほかに、夏の川遊びやバーベキューなどのイベント時にもゴミ拾いを行っています。子ども達には、このクリーン活動を通じて、環境美化の意識を高めてもらいたいと思います。」と話されました。
まちづくり振興会では、10月に「秋のエコウォーク週間」を開催する予定です。

(中郷区担当:小林集落づくり推進員)

ごみ拾い活動の写真(4枚)

色あざやかなデザインを発信する「ハチとロク」(柿崎区)

柿崎区落合集落に手作りの服と陶器のお店「ハチとロク」が昨年9月にオープンしました。
オーナーは石川県出身の宮崎貴幸さんと福島県出身のchatoさんです。
道の角にあった元たばこ店を二人で改装し、色あざやかな陶器と古着のリメーク品がモダンに飾られています。

作品が動いている

お店に入るとまず目を引いたのは、赤、緑、黄色と色あざやかな衣装を着ているchatoさんの姿です。
「これはカザフスタンの民族衣装で、お気に入りです。」と話すように、店内は爽やかな色彩に包まれていました。
色とりどりの作品から、作品に込める思いが伝わってきます。
個性あふれる服やバック、可愛い花や小さな動物が描かれた陶器、見るものすべて色あざやかで、どれも表情の違う作品ばかりです。
見つめていると見つめられているようで、思わず話しかけたくなります。

オーナーのお二人(写真) 店内の様子(写真)

会話ができそうな陶器

花が咲き、ウサギやリスがデザインされたお皿は、食事をしながら会話ができそうな楽しいお皿です。
「あっ、ウサギが遊んでいる」、「リスが何か食べている」と会話が弾みそうです。
制作者のchatoさんは「花や動物の動きを感じたまま作っているだけです。地域にあるたくさんの自然からイメージが湧き、いい作品ができそうです。」と里山の散歩を楽しみにしていました。

動物や植物が描かれたお皿(写真) 動物をかたどったマグカップ(写真)

素敵なファッションで歩いてみたくなる

服やバックを制作している宮崎さんの作品は、いろいろなひとたちが手をつないでいるような雰囲気を感じます。
色の配置や豊かなデザインがその人の個性を象徴しているようです。
このような素敵なファッションで手をつないで歩いてみたら、いろいろな夢が膨らんできそうです。
宮崎さんは「自分が楽しくなる作品をつくりたい。着てくれる人も楽しくなると思う。」と作品に想像を膨らませていました。

服や帽子が並んでいる様子(写真) 個性的なデザインの服(写真)

不思議を呼ぶ色

作品はクラフトイベント(手工芸品の出展)にも出品しており、関東地方に出かけ活躍をしています。
クラフトイベントには全国からいろんな作品が出品され、非常に刺激になると話していました。
そのため、落合での営業は限られた日になるとのことです。

オーナーのお二人のお話をお聞きして、多様な色はつなぎ合わせるとまた新しい色が生まれるということを感じました。
不思議な世界に飛び込んだように感じるお店の「ハチとロク」に、ぜひお出かけください。

(柿崎区担当:市川集落づくり推進員)

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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