市では、中山間地域の暮らしを守るとともに活力の維持・向上を図るために、継続的に集落の実態を把握しながら、地域の実情に応じた支援を行う「集落づくり推進員」を配置しています。
集落づくり推進員は、毎日のように集落を巡回し、地域の皆さんとのコミュニケーションを深めています。活動を通じて発見した、地域の魅力や風景、活気あふれる集落の様子を皆さんにお伝えしていきます。
9月7日(土曜日)ソバ花の咲く頃、板倉区下久々野にある温泉施設「ゑしんの里やすらぎ荘」を会場に、てらのソバ花まつりが開催され、約200人(子ども11人含む)が訪れました。
この取組は、柄山・上久々野集落協定主催で地域の賑わいとなる人口交流を目的に、天ざるソバの提供ほか、地場産野菜及び郷土料理(笹寿司・みょうが団子・山菜おこわ)の販売を実施しました。地域スタッフが高齢化してきている中、やりがいとなる取組を何とか継続させたいとの思いから、地域内外の協力者と連携しながら楽しく祭りを開催しています。今後、ゑしんの里やすらぎ荘を活用した地域活動となるよう、寺野地区に多くの来場者が訪れることを願います。
(板倉区:野口集落づくり推進員)
謙信公祭初日の8月24日(土曜日)、谷浜・桑取区の城ケ峰砦で谷浜地域づくり協議会と有志の皆さんが謙信公祭の狼煙上げを実施しました。はじめに全員で草刈りし、綺麗になったところで定刻の9時に狼煙をあげました。
城ケ峰からは他の砦の狼煙も確認できましたが、それがどこの砦の狼煙なのかはっきりしないのが現状でした。
正面にみえるのが春日山で、その山頂の狼煙はよくわかりました。
現地で狼煙を上げている皆さんは、自分たちの狼煙がどのように見えているかを確認したいようです。
そんな願いを叶えるための構想を練りながら、次年度行われる第100回謙信公祭の狼煙上げも大いに期待しています。
日々、砦の環境整備を行ってくれている皆さん、暑い中の作業お疲れ様でした地域一体となって謙信公祭を盛り上げていただき本当にありがとうございました。
(谷浜・桑取区:平塚集落づくり推進員)
清里区梨平集落では、8月14日(水曜日)に七夜(水嶋磯部神社例大祭)が行われました。
午前中は、神楽殿などの準備を集落総出で行い、午後から神事を執り行い、夜の7時から神楽を奉納、8時から集落の皆さんが梨平古代詞を踊りました。
梨平古代詞は、674年に神社の社殿建立の際、当時の神主が節回しを面白く歌い、これに合わせて村人たちが踊って地固めを行ったことが始まりと集落に伝えられており(他に異説もあり)、市の無形文化財に指定されています。
この日は、集落から離れた人たちも子どもさんやお孫さんを連れて、集落の皆さんと一緒に古代詞を踊りにふるさと梨平に戻ります。
境内のあちこちで「お久しぶり」の声が聞こえ、楽しい会話に花を咲かせていました。
(清里区:小林集落づくり推進員)
8月18日(日曜日)宇津尾集落で、元の住人9人が集まって謙信公祭に行われる狼煙上げの焚き木準備が行われました。
皆さんが用意しておいてくれた大量の青スギを山頂まで運ぶ必要があり、車が入れない急な山道を運搬機2台で2往復し、人の背丈よりも高い大きな焚き木台が完成しました。
山道の整備、草刈り、枝打ち等の事前準備も含め、大変な作業ですが皆さん頑張ってくれました。
「宇津尾の狼煙が一番長く上がっているだろう」と話す言葉から、この行事に対する皆さんの思い入れや意気込みが伝わってきました。
謙信公祭初日の8月24日(土曜日)午前9時に14か所から一斉に狼煙が上がります。情報伝達の手段として狼煙が使われていた時代を思い浮かべながら、山の方に目を向けてみてください。
宇津尾砦からの狼煙を見つけていただけたら何よりです。
(金谷区:平塚集落づくり推進員)
牧区泉で8月末まで行われる「棚田のきらめき」。
集落の皆さんがボランティアのご協力を得て設置した2千個のLEDライトの光が一面に広がります。
本年度は牧区内の若者のグループが8月4日(日曜日)と11日(日曜日)にナイトマルシェを開催。集落の野菜などを販売しました。
(牧区 原田集落づくり推進員)
7月28日(日曜日)花立温泉ろばた館で、夏の名立そばまつりを開催しました。
今回は、和食の名匠が監修し、名立の食材を使用した名立冷かけそば「結」が、100食限定で販売され、完売しました。前日・当日とも、名立加工グループの会のお母さんたちが調理を担当し、息の合った手際の良さで、あっという間に盛り付けていきました。
他にも会場内では、農産加工品なども販売され、区内外から多くのお客様に手に取っていただき、全品完売となりました。
お客様からは、「地域全体で取り組んでいるイベントで、良い雰囲気だった」などの声があり、名立のうまいもんだけでなく、地域の良さも感じていただけたのではないかと思います。
秋には、新そばまつりも開催されますので、詳細が決まり次第、名立区だより「しずく」等でお知らせします。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
(名立区:細谷集落づくり推進員)
7月14日(日曜日)、清里区梨平町内会では、梨平に縁のある皆さんと梨平峠道を歩く「梨平峠道ふるさとトレッキング」を開催しました。
当日は、あいにく昼頃から雨となりましたが、参加者24名が滝の脇口から飯山市羽広山集落までの7.5kmを無事踏破することができました。
千葉県から参加された女性は、「連休を利用して、梨平の実家に来ました。梨平峠道があることは知っていましたが、今回初めて歩くことができました。ブナ平のブナが美しく、梨平の宝として自慢できると思います。」と話されました。
また、東京で生活され梨平の空き家を購入された男性は、「月に一度は、梨平に来ています。梨平の皆さんとお会いする機会が少なく、今回参加させていただき顔見知りが増えました。トレッキングは初めてでしたが、延々と続くブナ林に感動しました。」と話されました。
綿貫町内会長は、「梨平には歴史的なものが多く残されており、梨平峠道もその一つです。残念ながら過疎化、高齢化が進んでいるため、今後も守り続けていけるか不安もありますが、梨平に縁のある皆さんからも協力をいただきながら、集落の皆さんと一緒に梨平を守っていきたいと思います」と笑顔で話されました。
(清里区:小林集落づくり推進員)
7月13日(土曜日)、中ノ俣集落で「第15回野良着茶会」が開催されました。
「こんないい景色を眺めながらお茶を飲みたいわ~」という中ノ俣の住民の女性の一言がきっかけとなり、中ノ俣と縁があった樂之(らくし)の会:青山栄子先生が主催となり、お弟子さんのお点前発表の場を兼ねた「野良着茶会」が開かれるようになりました。野点(外でのお茶会)を楽しみに来ていただいた参加者は、青空の下、角間の棚田展望台から、そよ風に揺れる青々とした棚田を眺めながら、一服のお茶とお菓子を楽しみました。
自然の中で頂くお茶も最高だけど、地元のお母さん達が作る郷土料理が毎年楽しみだと多くの参加者が口にします。
リピーターが多いこともあり、このお茶会で顔見知りなった参加者達は「また来年もここで会いましょう」と挨拶を交わし、笑顔で帰られる姿が印象的でした。
知る人ぞ知る野良着茶会ですが、どなたでも無料で参加できますので、興味を持たれた方は是非一度来てみてください。
来年も天候に恵まれますように。
(金谷区:平塚集落づくり推進員)
令和6年7月13日(土曜日)、14日(日曜日)に板倉区を中心に開催された上越自転車まつりについて紹介します。
13日(土曜日)は光ヶ原高原を目指したヒルクライム、14日(日曜日)は板倉区、清里区、牧区、中郷区の中山間地域の自然を楽しみながら走るロングライドが行われ、住民の皆さんが応援に駆け付けました。
参加ライダー達は、沿道の住民の皆さんに手を振り、熱い声援がライダーを元気にしている様子が印象的でした。各町内会の協力で休憩所が開設されたほか、各区(清里区、牧区、中郷区)では、コース準備・整備が行われ、多くの皆さんの協働による開催が実現されました。各町内会から「このような祭りは活気が出てよい、住民の声援に答えてくれるライダーとのコミュニケーションがとても楽しかった」との声が聞かれました。
(板倉区:野口集落づくり推進員)
7月9日(火曜日)に安塚小学校の5、6年生11人が、今年安塚小学校が創立30周年を迎えることから、旧小学校の歴史を調べるため、須川町内会を訪ねました。
旧須川小学校は、平成8年に122年の歴史に幕を閉じ、旧小学校5つが統合、現在の安塚小学校となりました。
集落の皆さんは、子供時代を思い出しながら、「好きな教科は何でしたか」「小学校時代は何をして遊んでいましたか」などの質問に答え、楽しかった昔を思い出していました。
(安塚区:藤田集落づくり推進員)
令和元年に行われた国際交流事業において、韓国から名立区へホームステイした28名の高校生のうちの2人が、5年ぶりに不動地区に遊びに来てくれたと聞き、お邪魔してきました。
2人とも日本語が上手で、とても驚きました。不動地区の散歩や地元のお祭りへ参加したり、日本料理を習ったりするそうで、名立での田舎暮らしを楽しんでくれているようでした。
2人の夢は、日本で働くことで、他国への留学も予定しながら勉学に励むそうです。2人の行動力とパワーがあれば、どんなことにも挑戦していけると感じました。
また不動地区に帰ってきてくれるのを楽しみに、応援したいと思います。
(名立区:細谷集落づくり推進員)
真荻平町内会(もおぎたいら)の休耕田に植えられた「キバナコスモス」と「スイレン」の花が見頃を迎えています。
町内会長の丸田大作さんご夫妻は4年前から稲を作らなくなった田んぼに、花が大好きだという奥さんが育てていた「キバナコスモス」を植え始めました。
「株分けして増やすので、ここまでにするのには草取りが大変でしたね。」と話す丸田さん。
狭い農道から突然広がる花畑。この場所で癒されていると言う丸田さん、鳥のさえずりと風がここち良い初夏の山あいの風景でした。
(安塚区:藤田集落づくり推進員)
6月27日(木曜日)丸田町内には、4,000年~5,000年前の縄文土器が発見された大イナバ遺跡があります。その場所を風化させないために、大イナバ憩いの広場を作り、丸田町内のお母さんたちが花壇づくりをしました。
「どのくらいで、芽が出るかな」と会話を楽しみながら、ひまわりと百日草の苗、コスモスとマリーゴールドの種を植えました。種が足りないというハプニングもありましたが、自宅に種がある方に急遽分けてもらい、無事に終えることができました。今から開花が楽しみです。
(名立区:細谷集落づくり推進員)
ホタルが飛び始めた6月8日(土曜日)、大島地区で一夜限りの「あぜ道ほたる・夢灯りinほたるの里(主催:大島地区振興協議会)」が開催されました。
地元住民の皆さんが田んぼのあぜ道などに約2,000本のキャンドルを灯し、幻想的な風景が広がりました。
(大島区:飯塚集落づくり推進員)
6月8日(土曜日)青天の中、大島区藤尾町内会では、春の共同作業「道普請」が行われました。
冬の間に側溝や道路にたまった落ち葉の除去や、降雪のため撤去したカーブミラーの設置作業を行いました。藤尾町内会の皆さんや「中山間地域支え隊」などが参加し、協力して作業を行った様子を紹介します。
(大島区:飯塚集落づくり推進員)
6月9日(日曜日)、中郷区の三町内会(四ツ屋、岡川、八斗蒔町内会)の皆さんが、地域の宝「天水分神(てんすいぶんしん)」への参道の整備を行い、農業用水の充足を祈念して参拝しました。
天水分神(渋江川と矢代川の分水嶺)は、日本神話(古事記)に登場する水の分配を司る神で、水源地や水路の分水点などに祀られています。この神様は、陸上自衛隊関山演習場の奥地に祀られており、演習場が設置される以前から、先人たちが守ってきました。毎年雪解け時期などを考慮した6月上旬の日曜日に三町内会合同の行事として行っています。
「天水分神」については、上越市「地域の宝」ガイドブックをご覧ください。
(中郷区:小林集落づくり推進員)
梨平集落の皆さんが、6月8日(土曜日)に信越トレイル「関田峠」から「梨平峠道(滝の脇口・菅平口)」区間の整備を行いました。
今回の主な作業は、梨平峠道の出発地点「滝の脇口」近くの清滝川を渡る2箇所に木製歩道橋を架け、雪で倒れた木の伐採やぬかるみの排水処理のほか、峠道入り口の「滝の脇口」、休憩場所の「不動祠」「源流広場」に道標を設置し、ハイカーが安全にトレッキングを楽しめるように整備しました。
梨平峠では、NPO法人信越トレイルクラブの整備ボランティアの皆さんと出会い、峠道の状況について情報を提供しました。
梨平集落では、この後7月と9月に峠道の草刈り、11月に清滝川に架けた歩道橋の撤去作業を行う予定です。
(清里区:小林集落づくり推進員)
5月4日(土曜日・祝日)、浦川原区唐野山(271m)山頂の薬師如来像までの山道の整備を、岩室集落の住民と集落出身者合わせて8人で行いました。
当日は天候にも恵まれ、強い日差しで気温も上がり汗をぬぐいながらの作業でした。
山頂までの作業を終え、薬師如来像を安置したお堂の前での祭事の際には、若葉の茂った峰に風が吹き抜けウグイスの鳴き声が響き、清々しく感じられました。
草刈りとお祭りの後には、岩室郷の靗山荘(ていざんそう)で慰労会が行われ、地元で採れた山菜料理を味わいながら春の喜びを感じました。
室町時代、唐野山の山頂には唐野城という山城がありました。山頂の唐野城址で戦国時代を偲んでみてはいかがでしょうか。
(浦川原区:丸山集落づくり推進員)
清里区梨平町内会では、市のふるさと支え合い等推進事業を活用して、集落で守り続けている梨平峠道の魅力と歴史的価値を再認識し、集落出身者や都会との二拠点生活者の皆さんと協力して後世に残す活動に取り組んでいます。
5月31日(金曜日)、梨平峠道の歴史とアプローチトレイルとしてつながる信越トレイルについて、清里郷土史研究会とNPO法人信越トレイルクラブから講師を招いて講座を開催し、25名ほどの皆さんが熱心に学びました。
今後は、6月に道標の設置や倒木処理等の整備作業を行い、7月には、明治4年の峠道開通に協力して携わり、現代でいう災害援助協定を結んでいた長野県飯山市羽広山集落までの7.5kmを踏破する、「梨平峠道ふるさとトレッキング」を計画しています。
(清里区:小林集落づくり推進員)
5月23日(木曜日)宝田小学校5年生が、総合学習で不動地区の棚田に田植えに来ました。不動地区の方にご指導いただき、一つひとつ手作業で植えていきました。
児童たちは裸足で田んぼに入り、手伝い合ったり声を掛け合ったりしながら、和気あいあいと田植えに取り組み、その様子から仲の良さを感じられとても可愛らしかったです。
これから、稲刈り・稲架掛けと食卓に並ぶまでの過程を学んでいきます。一生懸命植えた苗は、美味しいお米になること間違いなしです。
(名立区:細谷集落づくり推進員)
5月の良く晴れた空の下、今年から独立し新規就農された古岩樹さんが営む「シーサイドファームたんばら」で田植え作業が始まりました。
この日は水稲農業のノウハウを伝授してくれた師匠も足を運び、独立後も支え合いながら地域の農地を守る和やかな二人の姿に、谷浜・桑取らしさを感じました。
素直でやる気があり、三年間一度も弱音を吐かずに頑張った古岩さんのことを感心するとともに、「これからも地域の皆さんに可愛がってもらえる農業者になってほしい」とエールを送っていました。
今年もまた暑い夏が予想されますが、今日植えられた苗は桑取渓谷の豊かな水ですくすくと育つことでしょう。
古岩さんのますますのご活躍を応援し、美味しいお米がとれる日を心待ちにしております。
(谷浜・桑取区:平塚集落づくり推進員)
4月27日(土曜日)に、小泊地区にある日前神社で春祭りが行われました。小泊地区は、小泊第1から小泊第6町内まであり、6つの町内が合同で春祭りを行っています。
2018年の春祭りから町内のお父さん方が中心となり、こどもまつり屋台を開催していて、子どもたちは無料で遊ぶことができます。射的や綿あめなどを目当てに、町内外の子どもたちが大勢集まり、大変賑わっていました。もちろん神楽も盛り上がり、鯛釣り舞では、舞台の周りが子どもたちでいっぱいになりました。
町内の方は、「子どもたちが、屋台も神楽も一緒に楽しんで、また来たいと思ってくれたら嬉しい。」と話してくださいました。子どもたちの声が溢れ、記憶に残るお祭りでした。
(名立区:細谷集落づくり推進員)
4月21日(日曜日)、浦川原区東俣集落において、諏訪社の春祭りが行われました。
集落出身者で、小さいお子さんと一緒に参加されたご家族もおられ、19人が諏訪社の祠(ほこら)の前で、五穀豊穣や家内安全などを祈願しました。
祭事の後半には、「湯の花」という、大鍋に米を入れて煮たてたお湯を宮司が、笹の大束を浸して参拝者に振りかけ、一年間の無病息災を願いました。
春の祭事が滞りなく終わると、小さなお子さんから最高齢の人まで順番に「よいっしょ」の掛け声で餅をつき、竹の子・うど・ワラビ・ゼンマイなどの山菜を使った料理が振舞われました。
外では、子どもたちが歓声をあげて土手を登ったり、タモを持って走り回る姿を見ていた集落の皆さんは、「東俣で子供の声が響き渡るのは何十年ぶりかだわ。良いもんだねや」と目を細めておられました。
(浦川原区:丸山集落づくり推進員)
4月15日(月曜日)に、不動地区にある八幡神社で、春祭りが行われました。春祭りは、五穀豊穣や無病息災を祈り、神楽を奉納する祭りで、町内の大切な行事です。天気も良く暖かい春の陽気に包まれ、平日にも関わらず20人以上の方が参加されました。
不動町内は、令和2年に下瀬戸・上瀬戸・東飛山の3つの町内が統合し、神社が5つもあることから、神楽をそれぞれ交代で行うなど、旧町内の垣根を越えてお祭りが行われています。
参加された地域の方は、「さまざまな行事が縮小し、そのままにしている町内も多いが、こうした伝統文化・行事を継続していくことも大切。」と話してくださいました。
地元の皆さんに愛され、大切に継承されていく春祭りを、次世代にも繋いでいかなければならないと感じました。
(名立区:細谷集落づくり推進員)
3月31日(日曜日)谷浜地域づくり協議会主催の「城ケ峰カタクリ見学会」が開催されました。朝は小雨が降っていましたが25名の参加者が集まり、城ケ峰の頂上を目指し往復2時間の登山道を歩きました。寒の戻りの影響でカタクリの開花は先送りとなりましたが、常連の方も初参加の方も、交流しながら春の山野草とゆるやかに上る城ケ峰登山道を楽しみました。例年続けているこのイベントの陰で、参加者が安全に歩けるように、谷浜地域づくり協議会や地元有志がまだ雪の残る時期から倒木の処理、倒れそうな木の伐採、枝切り、除雪等をして環境を整えていました。地元を愛し自然を守る活動がこの先も継続し次世代に受け継がれていくことを願い城ケ峰の紹介をさせていただきます。
桜の開花と同時期に城ケ峰のカタクリは咲くと聞き、上越市の桜が見頃を迎えた4月10日(水曜日)に城ケ峰を再訪してきました。カタクリの群生が一斉に開花し紫の絨毯のようでした。頂上から見渡す景色も最高に美しく、まさに地域が誇る自慢の景観でした。そこに行けば城ケ峰のファンになること間違いなしの太鼓判です。
(谷浜区:平塚集落づくり推進員)