清里区櫛池地区(北野・水草集落が中心)の地域おこし協力隊を募集します。
まずは現地見学に来てみませんか。
活動地域


清里区櫛池地区はこんな場所です
清里区は平野部を菅原地区、山間部を櫛池地区と称し、地域おこし協力隊を募集する櫛池地区は櫛池川の両岸に点在する11集落からなり、標高90~490メートルに位置し、冬は2~3メートルにも及ぶ豪雪地帯です。農業生産条件、居住条件ともに厳しい地域ですが、190世帯472人が暮らしています(令和6年12月31日現在)。
豊富な雪解け水が豊かな土壌を潤し、美味しい米に最適な環境で、約200haの農地を活用し、水稲、野菜、ソバなどを栽培しています。
主な活動地域となる北野・水草集落は、特にソバの栽培が盛んな集落で、北野・水草集落で収穫されたそば粉を使用した地域イベント「そば祭り」では、オープン前から長蛇の大行列となるなど、3日間で1,000人を超える人が訪れます。
こんな夢を持っています
優良農地を活用し、稲作をはじめ大豆、ナス及びソバなどを中心とした園芸作物を栽培するとともに、新たに中山間地域に適応する果樹栽培に着手し、地区の荒廃農地の増加を防止し、地域の農業生産活動の維持・継続・発展を望んでいます。
また、新たに取組を進める果樹栽培において、果実を加工し特産品を開発し、現在収穫している野菜なども含め、6次産業化が図られ、収穫から加工、インターネットを活用した販売など、全国に向けた販売促進活動が展開されることを期待しています。
現存の農業生産組織が協力し合い、有限会社グリーンファーム清里及び一般社団法人櫛池農業振興会が掲げる「清里一農場化計画」を継続し、農業経営支援による経営の簡素化・合理化等の取組が促進され、後継者となる農業の担い手不足が少しでも解消されることを期待しています。
空き家を利活用した「水草たなか」を中心に農業宿泊体験や地域資源である信越トレイルを活用するなど、更なる交流人口の拡大に期待するとともに、新たな農業の担い手の発掘に期待しています。
地域おこし協力隊の活動


活動内容
清里区櫛池地区北野・水草集落を中心に、稲作、畑作、ソバ、果樹等の農業生産活動をはじめ、農産加工品の製造、特産品の開発、加工品及び特産品の流通経路の獲得・販売拡大に取り組んでいただくほか、地域内の農業者と交流を図り、農業技術及び農業経営を学び、地域の農業に参画・協力するとともに、地域イベントに参画・協力し、新たな集客イベントの立案や夏祭り、ソバ祭りなど、地域イベントや春夏秋冬の景観景色などの情報配信を行っていただきます。
こんな人を求めています
- 農業生産組織に籍を置き、地域住民の一員となり、農業振興を主眼とし、農業生産活動(地域と一緒になって真剣に農業に取り組む)をはじめ、農産加工、特産品の開発、流通、販売促進など、6次産業化を目指す意欲のある人
- 中山間地域の農業・農村の維持存続と活性化を推進するため、多彩なアイデアや優れた感性を持ち、基幹産業の営農経営支援と地域活動等に参画・協力するとともに、SNSをはじめとした各種媒体を活用し、地域の魅力などの情報発信ができる人
- 櫛池地区に移住定住できる人
サポート体制

- 生活支援:羽深 喜代司(北野・水草町内会長)
- 農業技術支援:羽深 正(農事組合法人北野生産組合代表理事)
- 支援全般:惣塚 泰次(一般社団法人櫛池農業振興会代表理事)
任期後について
定住後の生活設計として、基本的には区内農業生産組織職員として農業生産活動に従事いただきたいと考えていますが、一般社団法人櫛池農業振興会の職員として農業経営支援等の一般事務を選択することも可能です。
また、区内農業生産組織職員又は一般社団法人櫛池農業振興会のどちらか一方に所属しながら個人として農業生産活動に従事する選択肢もあります。
いずれにしても、任期終了後においては、地域の方々の手厚いサポート及び様々なバリエーションを活用した生活設計を組み合わせることが可能です。
このほか、個人として着手したいことなどがあれば、相談しながら任期満了後の生活設計を地区全体で応援するとともに、櫛池地区での活動に期待します。
募集内容
詳細は募集要項をご覧ください。
募集要項 [PDFファイル/918KB]
募集人数
1人
募集条件
- 三大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)から上越市に住民票を異動し、生活の拠点を移すことができる方(上越市出身で、現在、前記都市地域等に住民票を有し、Uターンを希望する方も含む)
- 普通自動車免許を有する方
- パソコンの一般操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)ができる方
- SNS(FacebookやInstagram等)により情報発信ができる方
- 現地見学会に参加した方
- 活動期間中、地域が梨窪集落内に用意した住居に住んでいただける方(集落に適当な住居がない場合は市内の市営住宅に住んでいただける方)
- 協力隊員の任期終了後、上越市に定住しようとする意思のある方
任用期間
開始日
令和7年4月~(申込状況や選考試験等に応じ、任用開始日が変更となる場合があります)
終了日
令和7年度に任用開始の場合、初年度は令和8年3月31日までとなります。
また、初年度終了日以降、勤務成績が良好であれば1年単位で更新し、最長3年間勤務することができます。
任用形態・勤務条件
- 任用形態:会計年度任用職員
- 報酬月額:187,800円(令和6年度実績)
- 期末手当:任用期間等に応じて、6月期、12月期に支給
- 保険等:健康保険、厚生年金、雇用保険
任用日に健康保険は75歳以上、厚生年金は70歳以上の人は加入できません。
- 勤務時間:1週間につき5日
原則午前9時~午後5時(うち休憩1時間、勤務時間7時間)
- 週休日及び休日:土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日
場合により土曜日・日曜日・祝日や夜間の勤務となる場合があります。
- 休暇:年次有給休暇、特別休暇(結婚、病気、忌引休暇等)
- その他:活動期間中の車両は市が用意し、住居は地域が用意します。
ただし、住居の光熱水費、町内会費等は自己負担です。
応募手続
応募受付期間
- 随時、応募を受け付けます。ただし、採用者が決定した場合や受入地域の状況変化等によって、募集を終了することがあります。
- 応募期間中、「オンライン面談」や「現地見学会」を随時開催します。希望日時をあらかじめご相談ください。
- 任期終了後のミスマッチを未然に防ぐため、原則、「現地見学会」にご参加いただいた上でご応募ください。なお、現地見学会の行程中の宿泊費、食費、移動費は市が負担しますが、上越市へ車での旅費等は本人負担となりますのでご了承ください。
応募方法
次の書類を地域政策課宛にメールで提出してください。
提出書類
- 上越市地域おこし協力隊受験申込書
様式:受験申込書 [PDFファイル/162KB]、受験申込書 [Wordファイル/22KB]
- 履歴書
様式:履歴書 [PDFファイル/136KB]、履歴書 [Wordファイル/19KB]
- 作文 テーマ「地域おこし協力隊に活かしたい私の力」(800文字程度、任意様式)
- 住民票の写し(発行から1か月以内のもの)
- 普通自動車免許証の写し
現地見学会
- 現地見学会への参加を随時募集しています。
- 地域おこし協力隊としての活動をより具体的にイメージするため、活動する地域を実際に見学・体験していただくものです。
- 実施日や内容については、ご希望に応じて調整しますので、担当までお問い合わせください。
選考方法
- 選考は、原則「個別面接試験」により行いますが、必要に応じ「書類選考試験」を行うことがあります。
- 結果の通知:選考結果は、選考後約10日後に文書でお知らせします。
- 選考のための旅費は支給しません。
- 応募時の提出書類は、不合格の場合のみ結果通知に同封し、返却します。