地域運営組織(RMO)について、市民の皆さんと共に学び、当市にふさわしい地域の組織の在り方を考える全5回の連続セミナーの第2回目を開催します。
地域運営組織(RMO)ってなに?公民館を拠点とした「まち協」による地域づくり
第2回は、宮城県白石市での活動事例を取り上げます。白石市では、平成16年に各地区の「まちづくり協議会(以下=まち協)」が設立され、翌年からは指定管理者制度によって、地区公民館をまち協の拠点として活用しています。当初は限定的だった活動も、人口減少に対する危機感の高まりから次第に本格化。市も学習会や専門家派遣を通じて「まち協」への伴走支援を実施してきました。地元小中学校の閉校を契機に、地域のニーズに沿った様々な活動に取り組んでいる斎川地区公民館(運営=斎川まちづくり協議会)の取組が文部科学省の「最優秀公民館」を受賞したほか、市街地でも新たな「まち協」の設立準備が進められている等、地域の自治力が向上しはじめています。白石市での公民館を拠点とした住民自治活動や市による支援施策について、行政と市民団体の双方から話を聞きながら、その成果と課題について学ぶ機会とします。
宮城県白石市 市民経済部 まちづくり推進課・主幹 佐々木 さつき 氏
宮城県白石市斎川公民館 斎川まちづくり協議会 事務長 佐藤 幸枝 氏
認定NPO法人 くびき野NPOサポートセンター