市では、築100年を超える町家を改修し、学生向けのシェアハウスを設置しています。
障子などの建具、柱や梁はそのまま残し、土間や吹抜け、町家のしつらえを再現、昔ながらの土間や漆喰壁は市民や学生の参画により整備を行うなど、「和モダン」な住宅に生まれ変わりました。
シェアハウス大町
2・7の市、4・9の市が開かれるにぎわいのある通り、子どもたちが行き交う通学路、そしてご近所の交流の場として、今もなお雁木が連なる大町通りに面しており、見守りやふれあいなど共助のこころと、地域の皆さんの温かみに直接触れていただきたいという想いから、地元の町内名に由来し、「シェアハウス大町」と名付けました。
高田地区において進めている地方創生の取組の一環として、若者と地域で暮らす人々の交流を通じた地域活性化や町家の活用促進を目的としています。
シェアハウスを設置した大町地区は、城下町高田のほぼ中心に位置しています。付近には、鉄道、学校のほか、医院、商店、金融機関などがあります。日々の生活を営む上で、便利で住みやすく、昔ながらの文化・歴史が残る落ち着いた地域です。
市民参画によるワークショップを開催し、多くの方から整備に携わっていただきました。