A群溶血性レンサ球菌咽頭炎はA群溶血性レンサ球菌(略称:溶連菌)による感染症で、例年冬や春から初夏にかけて流行のピークを迎えます。
今後も流行が続くことが予想されますので、十分注意しましょう。
2~5日の潜伏期間の後、突然の発熱、咽頭痛、全身倦怠感などの症状が現れ、しばしばおう吐を伴います。まれに、リウマチ熱、急性糸球体腎炎などを引き起こす原因となります。
飛沫感染、経口・接触感染を防ぐため、感染者との密接な接触は避けましょう。また、感染者と同じコップで飲み物を飲んだり、同じ皿から食べ物を食べたりしないようにしましょう。
外出後、食事の前、トイレの後などには、手洗い・うがいを徹底してください。
手洗い・うがいはA群溶血性レンサ球菌咽頭炎だけでなく、その他の感染症や食中毒の予防にもなります。
手洗いの前に
石鹸で洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。
タオルを共有することは避けましょう。
感染した場合は、処方された薬を確実に服用しましょう。
人と人との接触の機会が増加するときにおこりやすく、家庭、学校などの集団での感染も多いため、人が多いところへの外出はなるべく避けましょう。
また、咳やくしゃみなどの症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守りましょう。
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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは(外部リンク)<外部リンク>