「違法なけし」や「大麻草」は、心と体をむしばむ麻薬や大麻の原料となり、犯罪につながることから、不正に栽培したり所持したりすることが法律で禁止されています。
「違法なけし」や「大麻草」を見つけたときは最寄りの保健所まで連絡をお願いします。
家の周りに違法なけしの花は、咲いていませんか
- 「けし」には、「違法なけし」と「違法ではないけし」の2種類があります。
- 「違法なけし」、「違法ではないけし」についてそれぞれの特徴を紹介します。
違法なけし
- 5~6月頃に一重または八重で、主に赤、白、紫色の10cm程度の大きな花を咲かせます。
- 茎は全体が白っぽい緑色で、ほとんど毛が生えておらず、太くしっかりしています。
- 葉は茎を包み込むようについています。
- 草丈が高く、1m以上になります。
違法ではないけし
- おにげし、ひなげし、アイスランドポピーなどの名前で観賞用として栽培され、白、桃、橙、赤、紫色の花を咲かせます。
- 茎は全体が緑色で、毛が生えています。
- 草丈が低く、ひなげしでは40cm~50cm、おにげしでは50cm~1m位になります。
大麻草を見かけたことはありませんか
- 「あさ」ともいいます。
- 成長が早く、草丈が1~2m、大きいものは3mまで育ちます。
- よく成長した茎は太くまっすぐに立ち、浅い縦すじが通っています。
- 葉は3~9枚の小さな葉が集まっており、手のひらのような形になっています。また、葉の縁がノコギリの葉のようにギザギザになっています。
- 独特の臭気(青臭さ)があります。
- 雄花と雌花が別々の株につき、花は夏に咲きます。雌花を摘むと、樹液でねばねばします。
- 雌株は、葉のつけ根に穂状の雌花を多数つけます。
「違法なけし」や「大麻草」を見つけたときの連絡先
上越保健所 医薬予防課
住所:上越市春日山町3丁目8番34号
電話:025-524-6134