電子書籍の貸出サービスについては、現時点では当市において導入の予定はございません。しかしながら、近年、電子書籍を導入する図書館は増加傾向にあり、今後の課題と認識しております。
電子書籍はいつでも閲覧が可能で、図書館に出向かなくても貸出と返却ができるため、利便性が向上するといった利点や来館が困難な方への読書支援にも対応できることが魅力となっております。
一方、図書館が提供できる電子書籍は、図書館用に著作権処理された書籍に限られているほか、図書館で利用の多い文芸書類はまだまだ少ない状況となっております。また、市販されている電子書籍とは異なり、著作権処理費用が加算されるため、紙の書籍よりも高額となるほか、使用期限があるなどの課題があります。
今後、電子書籍を取り巻く状況や県の動向について情報収集を行い、導入について検討してまいりたいと考えております。
担当:高田図書館
(注)回答内容は回答当時のもので、現在は異なる場合があります。