老人医療費助成制度(県老)は、65歳から69歳までの「ひとり暮らし」または「寝たきり」の方に対して、病気などで通院・入院した時にかかる医療費の自己負担額の一部を助成する制度です。
医療費助成を受けるには申請が必要で、対象となった方には「老人医療費受給者証」を交付します。
以下のすべての要件に該当する方が対象です。
医療機関を受診する際に、「老人医療費受給者証」を医療機関の窓口に提示することにより、自己負担額が2割になります。
ひと月の医療費の自己負担額が高額とならないよう、自己負担限度額が決まっています。
下表の「ひと月の自己負担限度額」を超えた場合、超えた分の自己負担額を高額療養費としてお返しすることができます。
所得区分 | 所得要件 | 外来 | 入院+外来 |
---|---|---|---|
一般 | 住民税課税世帯 |
18,000円 |
57,600円 (44,400円)(注1) |
区分2 |
住民税非課税世帯 |
8,000円 |
24,600円 |
区分1 |
住民税非課税かつ前年度の所得が0円の世帯 (年金収入80万円以下、給与収入65万円以下) |
8,000円 |
15,000円 |
(注1)過去12か月以内に外来+入院の高額療養費の支給を3回受けた人の4回目以降の限度額。
(注2)一般区分の外来については、8月から翌年7月までの1年間の合計額の上限が144,000円となります。