当館は、国指定史跡宮口古墳群(牧区)をはじめ、高田平野東部の古墳群の出土品や牧区に残る県指定有形文化財「木造男神女神坐像」をはじめとする文化財や民俗資料を後世に伝えるための展示施設です。
3月31日まで冬期休館でしたが、4月1日から11月30日まで開館となります。
なお、土曜日、日曜日、祝日は午前9時から午後4時まで開館しますが、平日は閉館しておりますので入館ご希望の方は事前に、牧区総合事務所教育・文化グループへご連絡ください。
ゴールデンウィーク中は、全期間開館します。資料館周辺には、新緑に包まれた公園や散策道がありますので、皆さんのお越しをお待ちしております。
石室模型をはじめ国指定史跡宮口古墳群から出土した、金銅装円頭大刀(県指定文化財)、アスファルト塗り土玉、勾玉などの装飾品を中心に、上越地方の埋蔵文化財が展示されています。
(主な展示内容)
常設展示
石室模型
私たちの先人が自然との関わりの中から自らの手によって作り出し、明治のころから昭和の初めまで農家で使っていた生活の道具が展示されています。
特に、牧区で産出した石油に関する資料や、ガラス工場の製品、漆蝋からロウソクを製造した用具などは、この地方の歴史を語り継ぐ貴重な遺産です。
(主な展示内容)
牧村の油田・雪と暮らし・ガラス工場と製品
小学生・中学生 | 大人 | |
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個人 | 100円 | 200円 |
団体 | 80円 | 150円 |
午前9時から午後4時
12月1日から3月31日まで休館
宮口古墳群の11号墳から出土しました。柄の部分に施された唐草模様が美しく、金色に輝いています。11号古墳では大刀のほかに金環、勾玉などの装飾品も出土しています。(県指定文化財)
宮口神社は杉の古木とこけにおおわれた静かな社で、鎌倉時代の作品とされる一対の木像が安置されています。鎌倉初期の作風を今に伝え、その優雅な彫りは、この地方きってのものとして高く評価されています。(県指定文化財)
浄土真宗本願寺派である領見寺から牧歴史民俗資料館に寄託されています。浦川原区法定寺にあった五仏のうちの一体だったという説もあります。(市指定文化財)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン高田駅から上越市牧区行きバス「宮口下」下車5分
上越市牧区宮口 史跡宮口古墳公園内 (電話:025-533-5117)
詳しくは、「宮口古墳公園」をご覧ください。