「上越市食料・農業・農村基本条例」(平成12年3月24日施行)に基づき、当市の食料、農業及び農村の総合的な振興を推進するため、今後10年程度先までの農業施策の方向性を示した、新たな「上越市食料・農業・農村基本計画」を令和3年3月に策定しました。
今回の基本計画では、現在、当市で農業を生業としている皆さんにとって、意欲と誇りが持ち続けられ、将来にわたって希望が持てる「道しるべ」とすることはもちろんのこと、農業や農村が有する価値と役割への市民の理解を一層高めつつ、新たな担い手の確保に向け、市内のみならず市外や県外に対しても、当市の誇る食料・農業・農村の魅力を大いに感じていただけるメッセージとなるよう、特色ある取組事例や農業者等の声を存分に盛り込みました。
あわせて、今まで以上に計画そのものを「見て」、「読んで」、「理解して」もらえるよう見直しました。
「農は国の基(もとい)」との認識のもと、農業を強くする「産業政策」と、農村を守る「地域政策」を車の両輪として推進し、農業の持続的発展とともに、食料自給率の向上と食料の安定的な供給を目指します。
上越市食料・農業・農村基本計画(概要版) [PDFファイル/1.72MB]
上越市食料・農業・農村基本計画に基づく施策の実効性を高めるため、令和3年度から令和7年度までの5年間、重点的に進める施策について、年次的に取り組む内容を具体的に示した実行計画(アクションプラン)を策定しました。
このアクションプランでは、具体的な取組を可能な限り「アウトプット指標(事業実施に直接関連する指標)」とし、アクションプランの目標の達成が、基本計画の施策指標の達成につながるとともに、基本施策が達成されるよう設定しています。