オレオレ詐欺の手口
電話をかけ、家族、警察官、弁護士などを装い、交通事故や事件等の示談金、借金返済などと称してATM(現金自動預払機)などから現金を振り込ませてだまし取る手口。
特徴
- なりすました本人と声が違うが、インフルエンザにかかったなどと言い訳する。
- あらかじめ携帯電話が壊れて番号が変わったと言って、新しい電話番号を連絡してくる。
- 時間がないことを強調して振り込みを急がせる。
- ATMからの振り込みが中心であるが、金融機関の窓口から振り込むよう指示するものもあるが、この場合、振り込みの理由を聞かれた場合嘘を言うように指示される。
- 被害者は60歳以上の女性に多い。
対策
- 「自分はだまされない」と思わない。
- 自分から家族の名前などを言わない、相手に言わせる。
- 家族しか知らない事を話題にして、本人かどうか確かめる。
- 従来の電話番号や勤め先に電話して必ず本人に事実を確認する。
- 振り込む前に家族や友人、警察などに相談する。
最近の犯行
- 息子を装うものが圧倒的に多い。
- 「会社の金を使い込んだ」「悪質業者から借金した」「友達の借金の保証人になった」「男女間でトラブルになった」という名目が多い。
- 実際の息子の名前を言ってくるものが増えてきています。
- 金融機関やATMからの振り込みのほか、郵便局のエクスパックや宅急便で現金を送るよう指示されるケースが増えています。
- 警察官や銀行員を名乗り、あなたの口座が振り込め詐欺に使われたと言って通帳やキャッシュカードをだまし取る新たな手口が発生しています。