棚田の上を走る市道東頸城幹線から見渡すと眼下に棚田が広がり、遠くに妙高、火打の連峰が眺望できる美しい景観が広がっています。
新緑がまぶしい田植え、薫風にそよぐ稲たち、強い日差しを浴びての草刈り、赤とんぼ舞う稲刈り、真っ白な深い雪に覆われた棚田、凛とした山里の暮らしがここにあります。
夏、この棚田にソーラーLEDライトを灯すイベント「棚田のきらめき」を開催します。静寂の中できらめくLEDの灯、虫の音、満天の星空。ファンタスティックな空間と時間を求めて大勢の人々が訪れます。
今年も恒例の「棚田のきらめき2024」を開催しました。7月27日(土曜日)にボランティアの皆さんに協力をいただき、およそ8haの棚田に2,000個のLEDソーラーライトを設置し、棚田の地形を生かした幻想的な空間を創り出しました。
毎晩、多くの方からお越しいただき、期間中はおよそ2,000人の方が、棚田をほんのり照らすLEDの光と天に輝く星々との共演を楽しみました。
また、今年初めての試みとして、牧区の若者グループがナイトマルシェを2回開催し、特に8月11日はお盆の時期もあり、大盛況でした。
棚田の保全とともに、良好な景観を創出するため、泉の棚田に隣接する花畑に、花の苗を植えました。