樽田の棚田は、上越市の東南部、長野県境の関田山脈の麓の東頸城丘陵にある旧菱里村地域に位置しています。
当棚田では、中山間地域の特色である、きれいな湧水と肥沃な土壌で良質なコシヒカリ等を生産し、地元の雪だるま物産館等で販売しており、農産物の供給機能を果たしています。
安塚区樽田地域ではどぶろくを販売しています。
商品名は、「永蔵(ながくら)」としました。すぐ近所に長倉(ながくら)山という山があり、テレビのアンテナ中継所のある展望の良いところで、そこが名前の由来です。
農事組合法人ながくらは、長倉山のふもと樽田地区周辺で水稲を栽培しています。どぶろくの原料のコシヒカリは、当農事組合法人で栽培したものです。
このどぶろくは一般的な日本酒(清酒)と違い、お米の粕を漉さず、また火入れ(加熱殺菌)をしないため、言ってみれば生ジュースのようなフレッシュ感があります。さわやかな甘味と酸味のバランスを楽しんでみて下さい。
蒸したお米・糀・酵母・水をあわせて、約3、4週間、温度管理をしながら発酵させています。
この「どぶろく」は、加熱殺菌しておらず酵母が生きているお酒のため、少しずつ炭酸ガスを出しています。
有害鳥獣対策として、農地の周囲(約8km)に延べ20人で電気柵を設置しました。
畦畔管理の省力化のため防草シートを張りました。
棚田米を醸したどぶろくを、11月26日(土曜日)~27日(日曜日)の2日間、東京都千代田区有楽町の交通会館1階の交通会館マルシェで販売・PRしました。
協議会員5人により、2日間で5時間かけて畦畔管理の省力化のため防草シートを張りました。
今年の収穫に感謝し、安塚区樽田地内の雪だるま物産館内で餅つきを行い、店頭でつき立ての餅を振る舞いました。