上越市名立区中部地区指定棚田地域振興協議会

• 所在地：上越市名立区
• 指定棚田地域：名立村
• 保全を図る棚田の面積：23.7ヘクタール
• 棚田の名称：丸田・折居の棚田、峠の棚田、濁沢の棚田

地域の特徴

頸城七谷と呼ばれる急峻な地形の一つで、谷あいの中に集落が点在しており、当地区はそのうちの4集落で形成されています。

農地は典型的な棚田で区画も小さいですが、良質な水に恵まれ、美味しいコメが栽培されています。

地域の住民は人情に厚く、助け合いながら明るく生活をしています。

特産品や加工品

当地域の棚田で、寒暖差と清らかな水で育った高品質なお米を「上越市名立産中部米」として、道の駅「うみてらす名立」や名立区内の飲食店で販売しています。

名立ドライブインでの販売の様子

令和4年度　活動紹介

棚田等の保全に関する活動

7月24日（日曜日）　草刈で景観保全

非農家からも協力を得て、水路・農道・荒廃地等の草刈を実施し、地域の景観保全に努めています。

棚田等の保全を通じた多面にわたる機能の維持・発揮

特産品を目指し、「そば」を栽培

年々作付面積を増やしながら、そばの特産化を目指しています。また、地域の皆さんにも親しんでもらうため、8月14日（日曜日）の名立まつりの前夜祭でそばの試食イベントを実施しました。

名立まつり前夜祭でのそばの試食イベントの様子

棚田を核とした棚田地域の振興

（毎月）高齢者買い物支援「お出かけ会」の実施

月に1回程度、スーパーでの買い物のほか、史跡巡りや名所めぐりを合わせて行い、参加者から喜ばれています。

令和3年度　活動紹介

棚田等の保全に関する活動

8月21日（土曜日）　非農家とともに休耕地の草刈の実施

棚田地域の景観を守るため、不耕作地の草刈り作業を非農家を含め集落一体で実施しました。

棚田等の保全を通じた多面にわたる機能の維持・発揮

8月18日（水曜日）　そばの栽培

休耕地の有効活用を図るため、昨年度からそばの栽培を始めており、面積約2ヘクタールで栽培しています。近日中に白い可憐な花が、一面に咲き誇るのを楽しみにしています。

オリジナル米袋で棚田米をPR

販売用や贈答用として、独自の米袋を作成し、棚田米の消費拡大とPRに努めています。
米袋は1キログラム用、2キログラム用、5キログラム用、10キログラム用の4種類とし、需要に合わせて活用しています。