虫川大スギは樹齢1200年以上といわれる御神木で、高さ約30メートル、目通り(樹木の周長)約10.6メートルの全国でも有数のスギの巨木です。
昭和12年には、文部省(現文部科学省)によって、国の天然記念物に指定されました。
夏の日差しや冬の風雪に耐え続けた力強く威厳のある容姿は、生命力に満ち溢れ、見る人を圧倒します。
地元の人の話では、大きな力を宿している大スギに健康長寿の祈念をするため訪れる人も多いそうです。
太古の昔から地域住民に愛され、慕われてきた大スギをご覧いただき、生命のエネルギーを感じてください。
虫川大スギは長年地元住民に愛され、見守られながら現在に至ります。
木道の整備や樹勢回復のための肥料の散布等は、地元有志の「虫川の大スギを守る会」を中心に定期的に実施しています。
同会の横田敏行さんは、「先祖代々受け継がれ、地域の宝である大スギを守り次の世代に引き継ぐために、地元でも地道な活動を続けています。ぜひ大勢の人に来てほしいです。」と話していました。
虫川の大スギを守る会 横田敏行さん
木道整備作業風景 現在の木道
虫川大杉駅から約750メートル(徒歩約10分)