安塚区の身近な出来事を写真とともにお届けします。
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安塚区の南端、標高400メートルの山間部に位置する伏野(ぶすの)集落で、11月23日(木曜日・祝日)、恒例の「伏野新そば祭り」が行われました。伏野産の新そばを味わう一大イベントとなっており、今年で21回を数えます。
今年のそば祭りで特筆すべきは2つあります。
1つ目は、そば祭りの運営に関わる協力者が、伏野集落10人、近隣集落からベテランの方々の応援2人に加え、中山間地域支え隊の皆さんがボランティアとして参加し、これまでで最多の26人とパワーアップしたことです。
中山間地域支え隊26人の内訳は次のとおりです。
和栗 伏野町内会長あいさつ
伏野集落の方と中山間地域支え隊による自然薯すり
中山間地域支え隊の皆さんによる厨房作業
中山間地域支え隊の皆さんによるイワナ焼き
中山間地域支え隊の皆さんによる受付作業
中山間地域支え隊の皆さんによる配膳作業
特筆すべき2つ目は、伏野集落のそばを支えた職人が高齢化する中、伏野そばの文化や味を将来にわたって継承するため、昨年度の地域活動支援事業で実施した、「伏野そばの文化を伝え、そばの技術をつなぐ事業(そばの学校)」の受講生2人が、そば打ちの補助として、そば祭りに初めて参加してくれたことです。
伏野集落の方と中山間地域支え隊によるそば打ちのようす
多くの皆さんの支えにより、約350食のそばが用意され、4時間余りで完売しました。
(お客様の声)
(ボランティア協力者の声)
(地元の声)
片付け終了後、伏野集落の方々と中山間地域支え隊との記念写真
9月にもご紹介しましたが、高崎経済大学と細野集落の皆さんとは、春は「みどりのほその春の祭典」と「田植え」、夏は「ゼミ合宿」、秋は「稲刈り」「収穫祭」、冬は「キャンドルロード」と、四季を通じて、農作業やイベントなどを通じた手づくりの交流が続いています。
11月11日には、安塚区細野の六夜山荘を主会場に、高崎経済大学地域政策学部地域づくり学科櫻井ゼミの学生13人が訪れ、収穫祭が行われました。
学生たちは班ごとに分かれ、細野集落の皆さんとともに、さまざまな体験に取り組みました。
(1)餅つき
(2)学生のレシピによる料理づくり
(3)大福づくり
その後、学生たちは、細野集落の皆さんへ、今年度の細野での交流と合宿のまとめの報告を行いました。
学生からは、
といった感想が述べられました。
合わせて、細野集落と同様にフィールドワークを行った、群馬県高崎市、秋田県五城目町、海外では、ベトナム、カンボジアでの取組が紹介されました。
年明け2月には、交流事業の締めくくりとして、「灯の回廊(安塚キャンドルロード)」に、学生さんたちが参加する予定です。
10月上旬、安塚区内では、黄色いヤナギバひまわりが、今年も満開となりました。
その数、安塚区内全域で、約200万本です。
10月1日(日曜日)~9日(月曜日)には、「2023 第10回 黄金の回廊 ヤナギバひまわりin安塚」が開催され(主催:NPO雪のふるさと安塚、共催:上越市、安塚観光協会)、安塚区内各地を会場に、コンサートや物産販売などさまざまなイベントが行われました。
期間中、約1,000人の来場者がありました。
今回、石橋町内会では、安塚中学校グラウンドを会場に、熱気球搭乗体験を開催しました。
内外から訪れた約110人が、地上約20mからの優雅なお花畑の空中散歩を楽しみました。
安塚区朴の木集落では、「天空のお花畑・棚田カフェ」を開催。無料のコーヒー、紅茶、緑茶、甘酒のふるまいと、地元農産物の販売などが行われました。
棚田カフェ
地元の物産販売
安塚小学校、安塚中学校の生徒さんからは、会場設営、当日の運営でお手伝いをいただきました。
来年統合が予定されている安塚中学校としての活動は、今年が最後となりました。
小学生が作成したフレーム(額縁)と募金活動の様子
物産販売のお手伝いの様子と小学生が作成した看板
記念撮影
期間中約260人が訪れ、棚田に揺れる8,000株のヤナギバひまわりを堪能しました。
9月16日(土曜日)、安塚区細野で、高崎経済大学地域政策学部地域づくり学科櫻井ゼミの学生による実習田の稲刈りが行われました。稲刈り作業に参加したのは、大学生3人、細野集落関係者9人、安塚区総合事務所2人です。
午前9時、稲刈り作業開始。
細野集落の方から手刈りの手ほどきを受ける学生さん
手刈りした稲をまとめる作業
バインダーを使用た稲刈り作業
慣れない作業のためバインダーが転倒してしまった。
トラクターを使用して刈り取った稲を運搬
1時間の作業後、休憩。飲み物と細野名物笹団子をいただく。
2時間程度で刈り取り終了。
8月の合宿時につくった稲架(はさ)に稲かけ。
細野・六夜山荘の交流室で昼食
昼食は、細野集落のお母さん方の手づくり料理
稲刈り作業に参加した学生さんからは、
「昨年に続き、参加しました。秋晴れの空の下、清々しい汗をかいて気持ちよかった」
「初めて参加しました。バインダーを上手く使えず、腕が筋肉痛になりましたが、貴重な経験ができてよかった」
といった感想がありました。
田んぼの中で記念撮影
8月31日、9月1日の2日間、安塚区細野の六夜山荘を主会場に、高崎経済大学地域政策学部地域づくり学科櫻井ゼミの学生24人が訪れ、夏のゼミ合宿が行われました。
この夏のゼミ合宿は平成17年から毎年行われており、平成21年からは田植え・稲刈りなどの農作業を取り入れ、平成22年には「高崎経済大学実習田」として約10アールの水田を整備しました。
その後活動は拡大し、春は「みどりのほその春の祭典」と「田植え」、夏は「ゼミ合宿」、秋は「稲刈り」「収穫祭」、冬は「キャンドルロード」と、四季を通じて学生さんたちと細野集落の皆さんとの、農作業やイベントなどを通じた手づくりの交流が続いています。
冒頭、NPO法人自然王国ほその村(細野集落)の概要について、細野の丸山新さんから講話がありました。
続いて、「行政から見た安塚区の現状、細野集落について」と題し、安塚区総合事務所の職員2名が、対話方式による講話を行いました。
さらに、6つのグループに分かれた学生たちによるワークショップが行われ、講話の感想を共有するとともに、「地域づくりに必要なこと」、「その地域づくりによってどのような地域となるのが理想か。最終的な姿とは」、「安塚地区でその地域づくりはすすめられるだろうか」、「安塚の10年後」などをテーマにディスカッションが行われました。
学生たちは、NPO法人自然王国ほその村が用意した各種体験メニューに取り組みました。
稲架(はさ)づくり作業体験
草刈り作業体験
笹団子づくり体験
昼食づくり体験
六夜山荘の施設内清掃体験
最後に、細野集落の方々と共に昼食
学生から細野集落の方へお礼のあいさつ
六夜山荘・大日向支配人から学生にねぎらいの言葉
2日間を通して学生さんからは、
「学年の垣根を超えた交流もできてよかった」
「今回の体験や交流したことを今後の学生生活に役立てたい」
といった感想が寄せられました。
8月26日(土曜日)、安塚区須川のキューピットバレイスキー場を会場に、「2023山のうえ 真夏の雪まつり」が開催されました。
主催は山のうえの雪まつり実行委員会、共催は上越市、キューピットバレイ(株式会社スマイルリゾート)、後援はNPO雪のふるさと安塚、安塚観光協会です。
オープニングでは、上越高等学校ダンス部によるダンスパフォーマンスや、バルーンリリースが行われました。
上越高等学校ダンス部によるオープニングパフォーマンス
オープニングバルーンリリース
会場では、さまざまな催し物が行われました。
山のうえサウナ
真夏のバギー体験
金魚すくい
射的
真夏の雪山スプラッシュ
真夏に雪山出現
上越高等学校サッカー部によるサッカー教室
冷汁ふるまい
真夏の雪合戦大会
遠く富山県からも参加がありました。
今年は同会場で、「ニイガタ 除雪の達人選手権2023」が同時開催されました。
道路除雪オペレーターによる華麗な技術の披露。
特別コースで繰り広げられる迫力ある競技会となりました。
競技1「クランクの達人」
狭いクランクコースを走行し、正確さとスピードを競います。
競技2「雪室スラローム」
雪室に貯蔵していた本物の雪を運びながらS字コースを走行し、速さを競います。
主催者発表で合わせて2,500人の来場があり、残り少ない夏を楽しみました。
7月22日(土曜日)、安塚区和田の安塚B&G海洋センターを会場に、今年で3回目となる「ちいさいまちの小さな花火大会2023」が開催されました。
主催はNPO雪のふるさと安塚、共催・上越市、後援・大浦安商工会、雪だるま物産館が協力しています。
まずは、バルーンリリースによるオープニング。
「ミニバックホウでボールすくい」などの縁日が行われました。
バルーンパフォーマーJIN登場。
来場者(子ども)による手持ち花火。
坂牧颯人さんによる和太鼓演奏。
中川上越市長が挨拶後、花火打ち上げ開始。
打ち上げ花火、スターマイン、ナイアガラ花火、仕掛け花火、文字花火などが行われました。
昨年より多い約700人の来場がありました。手づくりイベントの雰囲気が伝わり、会場内はとても和やかでした。
6月18日(日曜日)朝8時から、上越市消防団安塚方面隊の分団演習が樽田川で実施されました。
消防団関係者等、合わせて70名が参加し、本番さながらの訓練が行われました。
火災現場本部(安塚区樽田川)
樽田川集落センター付近での火災発生を想定した放水訓練
河川の氾濫を想定した土のう積み訓練(安塚B&G海洋センター)
斜面のひび割れを想定したシート張り訓練(和田スポーツ公園)
続いて、午前9時25分から、和田スポーツ公園グラウンドに会場を移し、上越市消防団安塚方面隊の人員姿勢服装の点検と小型ポンプ操法披露会が行われました。
津幡方面隊長挨拶
消防団員60名が、日頃の訓練の成果を披露しました。
人員・姿勢・服装の点検(安塚方面隊)
最後に、6月25日(日曜日)に開催される市長点検に出場する、安塚分団による小型ポンプ操法の披露が行われました。
消防団の再編が行われ、体制が変更された後、初めてとなる本格的な分団演習でした。
日頃の訓練の成果を遺憾なく発揮される団員の皆さんの真剣な姿勢は、これまでと変わることはありません。
安塚区内を流れる小黒川沿いでは、松崎地区から和田地区までの約6キロメートルにわたり、約500本のソメイヨシノが満開となっています。また、一部のエリアではライトアップされていますので、昼夜を問わずリバーサイドロードを歩きながら、満開の桜を楽しむことができますので、ぜひ安塚区にお出かけください。
平成24年2月、安塚区と大島区で始まった住民手作りのイベントは、新たな地域とのつながりや、さまざまなボランティアの方々の参加などにより、徐々にその輪を広げ、市内6つの地域にまたがる上越市の冬の風物詩となりました。
ツア-バスが2年ぶりに運行されるなど、コロナ禍前の内容に戻りつつある今年の開催となりました。
安塚区では、約4万本のキャンドルを用意。約5,000人の来訪者が、ほのかに灯る、雪あかりを堪能しました。
「灯の回廊」に合わせて、キューピットバレイスキー場では、「山のうえの雪まつり」が開催されました。
太鼓演奏やゲレンデ斜面を逆走する「逆走福男・福女」、「かき氷早食い競争」、そして「雪上花火」などが行われました。
太鼓演舞 つどい
雪茶屋
ゲレンデのライトアップ
最後に、合計約100発の花火が、安塚の夜空を彩りました。