日本唯一のろうあ者の村長だった故横尾義智氏の功績を後世に
小さな集落が管理運営
現在の上越市安塚区行野出身の横尾義智氏は、昭和9年から12年間、旧小黒村の村長として人望厚く務められました。
行野集落を活性化させたいと志を持った「行活クラブ」が横尾氏の功績を後世に残そうと、記念館を企画・管理。
生家跡の旧年貢倉庫を利用して横尾家の家系図や絵画、ゆかりの品々が展示されています。
明治26年8月、新潟県東頚城郡小黒村大字行野(現上越市安塚区行野)横尾義周の長男として生まれた。
生まれつきろうあ者であったので、東京聾唖学校(現筑波大学付属聾学校)へ入学。昭和9年(41歳)、村民に推され小黒村長に選出。
戦争協力で公職を追放されるまで12年間、人望厚く多難な村政の舵取りを行った。
農地開放と社会事業に多額の支出をした後、行野の本邸を引き払い高田市(現上越市)西城町の別邸を本拠としたが、昭和38年2月に亡くなった。
(越佐人物誌、雪のまちかわらばんより)
横尾義智氏生家 模型
上越市安塚区行野 地図を見る(Googleマップ・外部リンク)<外部リンク>
300円(特別イベント時を除く)
5月~11月 (申し込みにより、随時開館します。要予約)
12月~4月
横尾義智記念館の支援団体の情報はこちら おぐろ地域活性化協議会(外部リンク)<外部リンク>