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広報上越(2023年5月号 No.1136)Web版

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月25日更新

特集 「あなたの身近な相談役です 民生委員・児童委員」

民生委員・児童委員とは

困り事の解決に向け、無報酬で活動するボランティアです

 町内会を通じて推薦され、厚生労働大臣から委嘱される特別職の地方公務員です。民生委員は児童委員を兼務し、任期は3年間で、令和5年4月現在、市内23地区で422人が活動しています。

秘密は固く守られます

 活動する上で知り得た情報については、任期中はもちろん、退任後も守秘義務が課せられています。

民生委員・児童委員の主な活動

担当する地区でさまざまな活動を実施

  • 世帯を訪問し、状況を把握
    • 高齢者のいる世帯
    • 障害のある人の世帯
    • 生活に困窮している世帯
    • 母子・父子世帯 など
  • ニーズに応じた支援やサービスの情報を提供
  • 児童の登下校時の見守り など

寄せられた相談の解決に向け、専門機関による支援につなぐ

連携する機関・協力する機関の例

  • 市役所、各総合事務所
  • 社会福祉協議会
  • 児童相談所
  • 保健所
  • 教育委員会
  • 小・中学校
  • 保育園・幼稚園
  • すこやかなくらし包括支援センター
  • 地域包括支援センター

困ったときに相談してもらえる関係性づくりが活動の基本です

 上越市民生委員児童委員協議会連合会 会長 馬場隆信さん(下曽根)(写真)上越市民生委員児童委員協議会連合会 会長 馬場隆信さん(下曽根)

 困り事を抱えていて、誰かに相談したいと思っている人でも、誰が民生委員・児童委員なのか知らなかったり、知っていても自分から訪ねていったり、電話をかけたりするのはちょっと、という人は多いと思います。
 私たちは、そんな皆さんの不安に感じる気持ちを解消するため、定期的に世帯訪問を行い、まずは顔と名前を覚えてもらえるように、そして、いざというときに頼ってもらえるように、顔の見える関係性を築くことを活動の基本にしています。
 寄せられた相談は、内容に応じて専門機関につなぎ、助けを必要としている人が必要な支援を受けられるように、パイプ役となって活動しています。

あなたの地区でも活動しています 民生委員・児童委員

一人暮らしの高齢者の皆さんが 地域で楽しく暮らすためのお手伝いを

中郷地区民生委員・児童委員 上野 佳子さん(中郷区江端)(写真)中郷地区民生委員・児童委員 上野 佳子さん(中郷区江端)

 地域のすこやかサロンなどでボランティア活動をしていたのがきっかけで、民生委員・児童委員を引き受けました。
 担当地区では、高齢者世帯を中心に20世帯ほどを訪問しています。顔を合わせてお話をお聞きすることで、悩み事を抱えていることに気付き、関係機関へつなぐことで、解決のお手伝いをしています。
 「中郷区さとまる学校」や社会福祉協議会などからイベントの周知依頼を受けると、「参加しませんか」と皆さんをお誘いしています。参加した方から「楽しかった」「参加してよかった」という声をお聞きするとうれしいですね。


訪問先:笹川さん

訪問先の笹川さん(写真)
困ったときには、気兼ねなく頼りにさせてもらっています

自分に何ができるか、常に考えながら活動するよう心がけています

第8地区民生委員・児童委員 白砂 政雄 さん(黒井)(写真)第8地区民生委員・児童委員 白砂 政雄さん(黒井)

 昨年12月に委員になりました。まずは地域の皆さんに私が民生委員になったことを覚えてもらうため、名前と連絡先を載せたチラシを作り、これを持って世帯を訪問しました。
 訪問時には、ただ声をかけるだけでなく、例えば防犯や交通安全のチラシを取り寄せて一緒に配るなど工夫しています。町内会はもちろん、関係機関とも情報交換を行い、民生委員として自分に何ができるのかを常に考えながら活動するよう心がけています。
 まずは高齢者世帯から訪問を始め、今後は徐々に子どものいる世帯などにも訪問範囲を広げていきたいと考えています。困ったときに地域の皆さんから頼ってもらえるような存在になっていきたいです。

こんなときは悩まず民生委員・児童委員へ、お気軽にご相談ください

 「一人暮らしで不安だ」「子育てのことで悩んでいる」「福祉サービスについて知りたい」など、悩んでいることはありませんか。
 民生委員・児童委員には日々さまざまな相談が寄せられ、専門機関による支援につなぐことなどを通じて、課題解決のお手伝いをしています。
 福祉課、各総合事務所の市民生活・福祉グループがお住まいの地域を担当する民生委員・児童委員をご紹介します。お気軽にお問い合わせください。

問合せ:福祉課(電話:025-520-5693)

令和3年度上越市における分野別相談・支援件数(ドーナツグラフ図)

5月のトピックス

上越市第3次財政計画を策定しました

問合せ:財政課(電話:025-520-5637)

「第7次総合計画」の策定と併せ、「暮らしやすく、希望あふれるまち 上越」の実現に向け、令和5年度から令和12年度までの8年間における収入・支出の計画として策定しました。


財政計画とは、財政の健全性を保ちながら、持続可能な行財政運営を行うことを目指して、計画的な財政運営を行うために、市の今後の収入・支出の見込みを明らかにした計画です。

年度別収支計画の概要

年度別収支計画の概要(グラフ図)

  • 収入・支出の積算に当たっては、第7次総合計画の推進に必要な経費を見積もりながら、教育・福祉・子育て支援など、基礎的行政サービスのための経費をしっかりと見込んでいます。
  • また、地域経済の活性化を図るため、普通建設事業費(道路や学校、保育園などの公共施設を整備する経費)を毎年100億円ほど確保しています。
  • その結果、上記グラフのとおり、毎年6.5億円~15.8億円の財源不足額が生じる見込みとなりました。
  • この財源不足額に、市の貯金である財政調整基金を取り崩して収支を合わせているため、計画最終年度には35億円まで基金残高が減少する見込みです。一方で市の借金である市債の残高も減少し、計画最終年度の実質負担額は195.4億円を見込んでいます。

市債残高・財政調整基金残高の推移

市債残高・財政調整基金残高の推移(グラフ図)

健全化判断比率の推移

 健全化判断比率とは、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、全ての都道府県、市町村が公表する全国共通の比率です。警戒レベルとなる「早期健全化基準」と、財政再建を要する「財政再生基準」があります。

実質公債費比率

その年の収入(注)に占める借金返済の割合です。国が負担する額は除きます。(早期健全化基準:25.0% 財政再生基準:35.0%)

将来負担比率

その年の収入(注)に対する、将来負担しなければならない負債の割合です。国が負担する額や、保有する貯金分を除いた実質的な将来負担額で計算します。(早期健全化基準:350.0% 財政再生基準はなし)

(注)その年の収入は、実際の収入額でなく、国が定める一般財源を中心とした収入です。

実質公債費比率および将来負担比率の推移

実質公債費比率および将来負担比率の推移(グラフ図)

  • 健全化判断比率である実質公債費比率および将来負担比率は、共に早期健全化基準を下回って推移します。
  • 貯金の減少を上回るペースで借金が減少するため、実質公債費比率は8%台まで、将来負担比率はおおむね60%前後まで低下する見込みです。

今後の取り組み

 市民の皆さんの安全・安心な暮らしを守りながら、必要な政策を推進していくための行財政基盤を整えていきます。
 具体的には、「第7次行政改革推進計画」の基本方針の一つとして位置付けた「健全財政の維持」に向け、「歳入の確保」
と「歳出の適正化」の取り組みを着実に実施しつつ、毎年の予算編成の際は、この財政計画を基本として過度な将来負担を招くことのないよう、必要かつ堅実な予算措置を講じていきます。

第7次行政改革推進計画を策定しました

問合せ:行政イノベーション課(電話:025-520-5608)

 令和5年2月に策定した「第7次行政改革推進計画」は、「第7次総合計画」に基づくまちづくりの着実な推進と基礎的な行政サービスの確実な提供を行うため、「人(職員)づくり」、「組織づくり」、「健全財政の維持」の3つの市政運営の基盤を強化することを目的としています。
 令和5年2月に策定した「人事改革の方針」で示した取り組みも反映し、今後は、よりよい行政サービスを提供するための職員の育成や、オンライン申請、キャッシュレス決済、「おくやみコーナー」の導入といった市民サービスの利便性向上などに取り組んでいきます。

計画期間

令和5年度~令和12年度

閲覧できる場所

  • 行政イノベーション課(市役所木田第一庁舎4階)
  • 市政情報コーナー(市役所木田第一庁舎1階)
  • 市ホームページ

第7次行政改革推進計画概要図(画像)

令和6年度採用 市職員を募集します

問合せ:人事課(電話:025-520-5617)

試験職種・受験資格(1つの職種に限り受験できます)

区分 試験職種 募集人数 受験資格(詳しくは試験案内書をご覧ください)

1種(大学卒業程度)

一般行政 25人程度

次のいずれかに該当する人

  • 平成6年4月2日~平成14年4月1日に生まれた人
  • 平成14年4月2日以降に生まれた人で4年制大学を卒業した人または令和6年3月31日までに卒業する見込みの人
土木 3人程度
建築 1人程度
保健師 2人程度 平成6年4月2日~平成14年4月1日に生まれた人で、保健師の免許を有する人または令和6年3月31日までに行われる保健師国家試験により免許取得見込みの人
臨床心理士・
公認心理師
1人程度

平成元年4月2日以降に生まれた人で、次のいずれかの要件を満たす人

  • (公益財団法人)日本臨床心理士資格認定協会が認定する臨床心理士の資格を有する人または令和6年3月31日までに取得する見込みの人
  • 公認心理師の資格を有する人または令和6年3月31日までに取得する見込みの人
2種(短期大学卒業程度) 保育士 4人程度 平成9年4月2日~平成16年4月1日に生まれた人で、保育士となる資格を有する人または令和6年3月31日までに取得する見込みの人
民間企業等職務経験者 一般行政 8人程度 昭和57年4月2日~平成6年4月1日に生まれた人で、民間企業等における職務経験年数が通算で3年以上ある人
土木 2人程度
建築 1人程度

申込期間・試験日

申込期間

5月8日(月曜日)~31日(水曜日)

原則、市ホームページからの電子申請による申し込み

一次試験

6月18日(日曜日)

1種および民間企業等職務経験者は、申込時に上越会場か東京会場を選択できます。

  • 上越:県立上越テクノスクール、市民プラザ、教育プラザ、ユートピアくびき希望館 (注)会場は受験票でお知らせします。
  • 東京:全国町村会館

試験案内書の設置場所

 試験内容および受験手続などを記載した試験案内書は、4月28日(金曜日)以降、市役所木田第一庁舎の総合案内(1階)と人事課(4階)、各総合事務所、南・北出張所や図書館などの市の主な出先機関、ハローワーク上越およびにいがた暮らし・しごと支援センター(表参道、有楽町)に設置します。また、ホームページからダウンロードできます。

今後の予定

  • 職員採用試験の申込状況を、5月19日(金曜日)から市ホームページでお知らせします。
  • 9月17日(日曜日)に1種(大学卒業程度):「学芸員」、3種(高校卒業程度):「一般行政」「土木」、障害のある人:「一般行政」、技能労務職:「調理員」の試験を予定しています。詳しくは広報上越8月号でお知らせします。

市政トピックス

「移動市長室」を開催します

 市長が地域に赴いて執務を行い、その場において個別の面談形式で市民の皆さんと意見交換します。

移動市長室実施日程
開催日 会場 時間(組) 申し込み 申し込み・問合せ先
5月29日(月曜日) 吉川区総合事務所 午後2時~5時(6組)
午後6時30分~8時30分(4組)
5月15日(月曜日)まで 吉川区総合事務所
(電話:025-548-2311)
6月2日(金曜日) 牧区総合事務所 5月19日(金曜日)まで 牧区総合事務所
(電話:025-533ー5141)
  • お住まいの地区の会場にご参加ください。 オンライン( Zoom )による参加も可能です。
  • 参加は、事前申込制(抽選)です。(注)初参加の人を優先させていただきます。
  • 電話または市ホームページからお申し込みください。
  • 申し込みの際、氏名・住所・連絡先のほか、希望の時間および意見交換のテーマをお伝えください。

希望の時間(1組20分)

次から1つ

  1. 午後2時~
  2. 午後2時30分~
  3. 午後3時~
  4. 午後3時30分~
  5. 午後4時~
  6. 午後4時30分~
  7. 午後6時30分~
  8. 午後7時~
  9. 午後7時30分~
  10. 午後8時~

意見交換のテーマ 「第7次総合計画の基本目標」

次から1つ

  1. 支え合い、生き生きと暮らせるまち
  2. 安心安全、快適で開かれたまち
  3. 誰もが活躍できるまち
  4. 魅力と活力があふれるまち
  5. 次代を担うひとを育むまち

(注)今後の開催予定は、日程が決まり次第お知らせします。

ゼロカーボンシティ表明式 3月28日

表明式の様子(写真)

 市民や事業者の皆さん、市が一体となって2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けた取り組みを推進するため、3月28日に市長と市議会議長が共同でゼロカーボンシティの表明を行いました。環境省では、「2050年に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らまたは地方自治体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティとしています。
 市では、公共施設への太陽光発電設備の設置や庁用自動車の電動化などの脱炭素化の率先実行のほか、家庭への太陽光発電設備の設置や省エネ住宅の普及促進に向けた支援、民間事業者との連携による取り組みなどを進めていきます。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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