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中川市長記者会見内容(令和5年3月28日)

<外部リンク>
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月19日更新

市長定例記者会見を開催しました。

日時:令和5年3月28日(火曜日)午前11時~午前11時25分

会場:市役所木田第一庁舎401会議室

内容:

  • 職員の酒気帯び運転事案について
  • 3月定例会を振り返って
  • ゼロカーボンシティの実現に向けて
  • 第一生命保険株式会社からの企業版ふるさと納税(人材派遣型)を活用した寄附の申出について
  • 高田城址公園観桜会について
  • 新型コロナウイルス感染症について

配布資料

  • 第一生命保険株式会社からの企業版ふるさと納税(人材派遣型)を活用した寄附の申出について

配布資料 [PDFファイル/133KB]

市長記者会見動画

会見冒頭の市長の説明をご覧いただけます。

令和5年3月28日開催の市長記者会見動画(外部リンク)<外部リンク>

市長による説明

(市長)
 本日は、年度末のご多用の中、お集まりいただきありがとうございます。
 最初に、この場をお借りして改めて、当市の職員が、3月11日に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたことにつきまして、市民の皆さんの信頼を大きく損ねてしまったことを、心からお詫び申し上げます。
 現在、職員から聞き取りを行うなど 事実関係を調査しているところであり、速やかに調査結果をまとめ、市として厳正に対処してまいります。
 また、3月16日に、当市職員が 昨年末に酒気帯び運転の疑いで警察の事情聴取を受けているとの報道がなされました。警察による任意捜査が行われていることは事実であり、現在も任意捜査が続いていることから、捜査状況を踏まえ、調査結果がまとまり次第、市として対処してまいります。
 私は、飲酒運転は、人の命を奪いかねない極めて危険な行為であり、飲酒運転の根絶に向けて率先垂範すべき立場にある職員が、こうした法令違反を犯すことは、絶対にあってはならないと考えております。全ての職員に対し、法令順守及び綱紀保持を徹底するよう強く指示したところであり、市民の皆さんの信頼回復に向け、誠心誠意努めてまいります。

 3月24日に市議会3月定例会が閉会しました。令和5年度の当初予算を始め、本年度に策定した第7次総合計画に基づく取り組みを着実に推進するための組織・体制を整える「上越市 行政組織条例の改正」など、提出した案件のすべてを可決・承認いただきました。
 予算の効果を早期に発現することができるよう、速やかに着手するとともに、令和5年度からスタートする第7次総合計画に掲げる「暮らしやすく、希望あふれるまち」づくりの新たなステージに向け、新体制のもと、更なる一歩を踏み出してまいりたいと、決意を新たにしているところであります。

 また、先ほど、議会の皆さんとともに、「ゼロカーボンシティ」を表明いたしました。2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指し、その実現に向け、市を挙げて挑んでまいりたいと考えております。

 次に、第一生命保険株式会社からの 企業版ふるさと納税・人材派遣型を活用した寄附の申出について、ご説明いたします。配布資料をご覧ください。このたび、生命保険会社大手の「第一生命保険株式会社」様から、企業版ふるさと納税・人材派遣型を活用した寄附のお申し出をいただきました。
 同社とは令和3年10月に健康増進や子育て、高齢者支援などの分野において、包括連携協定を締結しており、このたびの寄附もその協定に基づくものとなります。企業版ふるさと納税・人材派遣型は、企業版ふるさと納税の仕組みを活用して、専門的知識・ノウハウを有する企業の人材を地方公共団体等へ派遣することにより、地方創生のより一層の充実・強化を図ることを目的とした制度で、当市においては初めての受入れとなります。
 寄附の申出額は、来年度における 子育て支援事業と同社から派遣いただく方の人件費に対して、800万円となっております。
 本制度に基づき、本年4月からの2年間、同社の井川和歌子さんを当市の任期付職員として任用し、新たに設置する「こども・子育て部」の「こども政策課」において、これまでの業務で培った知識・経験をいかし、子育て支援に係る取組の推進にお力を発揮していただきたいと考えております。

 さて、明日、29日から高田城址公園観桜会が開幕いたします。今年の観桜会では、会場内での飲酒が4年ぶりに全面解禁され、飲食の人数や時間の制限も撤廃されます。安心してご来場いただけるよう、感染対策を実施してまいりますので、皆さんからも基本的な感染対策をとっていただきながら、雪国上越に暮らす私たちが待ち望んだ春を象徴する「高田城址公園の桜」を楽しんでいただきたいと思っております。

次に、新型コロナウイルス感染症についてです。新型コロナウイルス感染症対策におけるマスクの着用については、国の方針に基づき、3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本としております。本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、市民の皆様には、互いの立場に配慮し、適切な言動を心掛けていただきますようお願いします。あわせて、これから入園・入学、就職、転居など春の異動期を控え、人の動きや飲食を伴う会合が増えますことから、市民の皆さま、事業者の皆さまには、ここで、今一度、基本的な感染対策を徹底していただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
 また、新型コロナワクチン接種につきましては、先日、お知らせしましたとおり、新年度におきましても 引き続き無料で受けることができます。接種の対象となるタイミングに合わせご案内させていただきますので、希望される方は接種をお受けください。

 最後に、先月の記者会見において、将来に向けて私が今後検討していきたいと考えている課題について、今月、お話しさせていただくと申し上げたところでありますが、市議会3月定例会における様々な議論を踏まえ、また、新年度の取組、第7次総合計画に基づく事業の取組を進めた中で、それらの状況を踏まえて、私の考えなどを整理した上で、皆さまへお話しさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 私からは以上であります。

質疑

(記者)
 市職員の飲酒運転が相次いで発生してしまっていることについて、市長としてのご見解を伺えればと思います。

(市長)
 先ほども申し上げましたが、飲酒運転というのは、人の命を奪いかねない極めて危険な行為です。飲酒運転の根絶に向けて率先垂範すべき立場にある職員が、法令違反を起こすことは絶対にあってはならないと思っていますので、職員が繰り返すことのないよう、法令遵守・綱紀保持を徹底したいと考えています。

(記者)
 再発防止について、具体的に今、何か考えていらっしゃることがあれば教えてください。

(市長)
 私のメッセージを全職員に伝えていくことがまずは大切だと思っています。この処分については、これから懲戒審査委員会の答申を踏まえて判断していくのですが、それと併せて、自分たちがこの上越市を運営している1人として、違反行為をしないことを徹底するために、私は何度もメッセージを発信していきたいと考えています。

(記者)
 メッセージというのは、飲酒運転は、人の命を奪いかねない云々という部分のところですか。

(市長)
 特に飲酒運転については徹底的に管理していきたいと思っています。

(記者)
 市町村によっては、飲酒運転が相次いだ場合、行動指針や飲酒運転撲滅宣言などを作るところもありますが、具体的に形に見えるもので何かやろうとしていることはありますか。

(市長)
 今後の動向によってはあり得ることだと思っています。

(記者)
 今回組織のトップとして、こういった事案が発生してしまったことについて、市長の責任はどのように考えていますか。

(市長)
 まずは、こういった行動が二度と起こらないように徹底していきたいと思っています。

(記者)
 県議選が始まりますが、この県議選で期待している論戦を伺えればと思います。

(市長)
 国でも話題になっている原子力発電所の再稼働については、先日報道にも出ていましたが、検証に合わせて、冷静に判断していただきたいと思っています。

(記者)
 第1の争点は、原発再稼働問題だというふうにとらえられていますか。

(市長)
 原発再稼働問題については、非常に大きな問題だと思っています。

(記者)
 上越市は、立地地域ではないけれども、UPZに入っていて避難の問題もあると思いますが、そういった点から重要だと考えていらっしゃるのでしょうか。

(市長)
 私たちは複合災害が起こるということを前提に、原子力発電の事故、あるいはその想定も考えていますので、昨年の場合は大雪で道がふさがったという状況もありましたし、津波、地震、道路が壊れたときにどうするのかなど、様々なことがありますので、原子力発電所の動きについては、これからも注目をしていきたいと思っています。

(記者)
 三つの検証の結果が出揃いましたけれども、それについてはどのようにとらえられていますか。

(市長)
 まずは、県の方でどのように判断するかを見守りたいと思っています。

(記者)
 県議選の質問に戻りますが、選挙中に特定の誰かを応援・支援したりする考えはありますか。

(市長)
 特にありません。働きかけがあった場合には、お応えすることはありますが、個々の応援をするということはありません。

(記者)
 自分から積極的には動かないけれども、お誘いがあれば応援演説に立つことなどは考えうるという認識でよろしいですか。

(市長)
 日程が合えば伺うこともあるかと思います。

(記者)
 第一生命保険(株)からの人材派遣についてお伺いします。井川和歌子さんは、保険会社の方ということで、配属先がこども・子育て部という新しい部になるのですが、どういった専門知識やノウハウに期待されていらっしゃいますか。

(市長)
 この方は、生命保険業に従事されていまして、窓口業務や営業業務によって、顧客の生涯にわたる資産形成等に携わってこられたと聞いています。ファイナンシャルプランニング技能士の資格も持っていらっしゃるということで、そういった専門知識、経験を生かし、また現役の子育て世代でもいらっしゃいますので、子育て業務の支援にも入っていただきたいと思っています。

(記者)
 企業版ふるさと納税といった形で人材派遣されるのは、初めてですか。

(市長)
 今回が初めてです。

(記者)
 市長が冒頭発言で、「私の話したいことをまとめたのだけれども市議会や第7次総合計画等の状況を踏まえて今後お話する。」という事ですが、発言はなかったことにしてくれとも取れるのですが、どういうふうにとらえたらいいでしょうか。

(市長)
 そういうわけではなくて、これから、令和5年度の新しい事業が始まってきますので、その動きを見ながら、将来に向けてのお話をさせていただきたいと思っています。

(記者)
 その上でお伺いするのですが、外国人人材の登用・活用については市長からも力強い発言がありましたし、3月定例会でも質疑のやりとりがありました。その中で、外国人と直接の接点を担う上越国際交流協会の人員が不足しているであるとか、教育委員会が全く外国人の子どもたちと向き合っていないような旨の発言、質問がありましたが、改めて外国人との向き合い方に関して、今決定的に不足している点はどの辺にあるとご指摘されますか。

(市長)
 私も南川小学校を視察してきましたが、新しい子どもが一定期間で1時期に1度に入ってくるのではなく、コロナもあったのかもしれませんが断続的に入ってくると、やはり日本語対応がなかなか難しいところです。多少英語も話せますが、どちらにしても、国際交流協会の支援だけでは、人員不足だというのは間違いありませんので、今回の予算の中にも入っておりますけども、人員確保については、群馬県とか、長野県の先進事例を見て、それを参考にしながら、対策をしていきたいと思っています。

(記者)
 教育委員会が外国人人材の問題に向き合っていないという市議会議員からの発言がありましたが、その点についてはどのようにお考えですか。

(市長)
 現場に行って市の職員の対応を見ていると、細かなことまできちんとしていましたので、その点について私は問題ないと思っています。

(記者)
 第3セクターの件です。3月31日にJ-ホールディングスを解散して、4月1日から第3セクター4社を統合したネクストリゾート上越が誕生しますが、この3セクの改編にあたって期待している点を教えてください。

(市長)
 私としては、第3セクターそのものでこれから事業を運営していくことは、なかなか難しい点もあるなと思っています。民間からいろいろな意見をいただきながら、できるだけ自立的にやっていけるような方策というのは、これからも探っていきたいと思っています。

(記者)
 新潟県議選についてです。
 市長はこの週末にある候補の決起大会にご出席されて、おそらく応援演説をされたと思うのですが、特定の候補から呼ばれたから行ったのか、それとも積極的に行かれたのかわかりませんが、今後、他の候補の応援等にも立たれる予定ですか。

(市長)
 もう告示に入っていきますので、おそらく集会というのはないと思います。先日の件については、先方から声があったので伺いましたが、告示後に、私がどこかに行って演説するということはおそらくないと思っています。

(記者)
 中川市長はお1人の方を応援されているというようなメッセージが、有権者に伝わらないとも限りませんが、その辺については特にこだわりはないということでしょうか。

(市長)
 私としては、すべての方に、どの候補を応援するということは言わないで、皆さんに頑張っていただきたいと思っています。

(記者)
 飲酒運転の件ですけれども、飲酒運転が絶対駄目なのは市の職員や公務員に限ったことではなく、免許を持っていたら全員そうですが、短い間に2人の職員がそうなったということは、千何百人いれば、そういうこともあるというご認識なのか、たるんでいたということなのか、その辺りはどのように思われていますか。

(市長)
 私としては気が緩んでいるのではと思っています。新年度からはもう少し綱紀粛正を徹底していかなければいけないと考えています。

(記者)
 地域独自の予算のことで何点か改めてお伺いさせてください。予算規模が出ましたけれども、単純に予算規模だけで見ると、今年度の地域活動支援事業から半減しているという形になりますが、これを市長はどのように見ていらっしゃいますか。

(市長)
 私も幾つかの地域の中でお話をお聞きしましたが、中には例えばその地域独自の予算のアイデアを出すような会をした時に、非常に発展的に前向きな話がたくさん出て、これからもぜひ続けていただきたいという声をいただきましたので、そういう良い事例については、令和5年度の事業結果が出た後になりますが、きちんと皆さんに報告をしていただいて、それを参考にしながら、また次の独自予算の編成につなげていただくということが大切だと思っています。

(記者)
 議会の方からは、このように制度が変わると、事業のやる気や事業数に影響が出ないのかという懸念の声も出ていますが、そのあたりいかがですか。

(市長)
 新しい事業は初めてのことで、始まったばかりですので、これからさらに改善を加えながら、進化をさせていきたいと思っています。

(記者)
 改めて市長としては今回のこの制度は、地域の声をしっかりと反映されたものになったとお考えですか。

(市長)
 これからさらに積み重ねていかなければいけないと思っていますので、今の段階でどうこうということではないと思います。

(記者)
 まだ始まった段階、途中の段階というご認識ですね。

(市長)
 はい。

以上

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