高田まちかど交流館(旧第四銀行高田支店)は、昭和6年(1931年)に百三十九銀行本店として建てられた、当時では珍しい鉄筋コンクリート造の建物です。平成31年(2019年)3月に「上越市文化財」に指定されました。
ホールは、貸館としてイベント等に利用できるほか、貸館がない場合には、無料で見学・休憩することができます。また、展示室では、建物の特徴や歴史、建築当時の高田のまちの歴史などを知ることができます。
午前9時~午後6時(ホールは午後10時まで、貸館の利用ができます)
第2水曜日(休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~翌年1月3日)
高田まちかど交流館で行われるイベント情報は、「高田まちかど交流館(旧第四銀行高田支店)のイベント」をご覧ください。
1階部分は、ルスチカ積み石張りにオレンジ色のレンガタイル貼りとなっており、アーチ形の枠付窓が付いています。2、3階部分にはイオニア式石貼4連柱、軒先にはコーニス(軒蛇腹)が付いています。
内部は漆喰仕上げで、ホールの1、2階吹き抜け部に配された6本のペデスタル(柱台)付コリント風の円柱は圧巻です。柱頭や格天井回りの縁飾りは茶系で統一され、壁や天井は白色と調和のとれた配色になっています。
2階にはギャラリーが回されています。内部各部屋の出入口の木製建具や、階段、手摺り、廊下の人造石研ぎ出し仕上げなどは、現在の工業製品とは異なり、建具職人や左官職人の優れた職人技が光ります。
ホールは貸館として、イベント等に利用できます。貸館がない場合には、無料で見学・休憩ができます。
貸館として、ミニコンサートや作品展などのイベントに利用することができます。貸館利用を希望される場合は、以下の使用料が必要です。
区分 | 使用料 (1時間につき) |
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ホール (注)面積:76平方メートル(柱内側)、椅子80脚設置可能 | 390円 | |
附属設備 | ポータブルステージ一式 | 210円 |
音響設備一式 | 230円 |
貸館がない場合には、無料で買い物やまち歩きの際のお休み処として利用できるほか、内部を自由に見学することができます。また、当施設や商店街でのイベントチラシや市の観光パンフレット等も取り揃えてあります。
施設を貸館として利用する場合は、利用日の7日前までに利用申請書を高田まちかど交流館(有限会社高田酒類会館)または文化振興課へ提出してください(見学のみの場合は不要です。)。施設の空き状況は、文化振興課までお問合せください。
(注)提出場所ごとの受付時間は下記のとおりです。
申請書はこちらからダウンロードできます。
下記の設備は、無料で使用することができます。使用を希望する場合は、申請書の提出時に職員へお声がけください。
上越メサイア合唱団後援会より寄贈いただいた電子ピアノ(YAMAHA クラビノーバ)を令和5年5月26日(金曜日)から無料設備として貸し出します。
演奏する音楽により多彩なピアノの音色を選べるほか、オルガン・ストリングス・ベース・ギター・ハープなどピアノ以外の楽器の音でも演奏可能です。
彫刻家・峯田敏郎氏(上越教育大学名誉教授)から寄贈された作品を展示しています。
作品名「記念撮影 白い百合のある庭・鮫ヶ尾城跡」
百三十九銀行本店として建設された昭和6年当時の写真のほか、百三十九銀行の前身であった第百三十九国立銀行の定款や創立証書などの貴重な資料を展示します。
百三十九銀行本店の営業時から使用されていた金庫室に実際に入り、重厚な造りや独特の空気を感じることができます。
建物が建設された昭和6年当時の出来事を新聞記事で振り返り、昭和初期の高田のまちの様子などを写真パネルや絵葉書で紹介します。
〒943-0832 上越市本町3丁目3番2号
(電話:025-526-6903)
車でお越しの方は、高田まちかど交流館に隣接する本町3丁目駐車場(旧第四銀行)(有料)をご利用ください。なお、高田まちかど交流館に来館された方へ、無料駐車券はお渡ししておりませんので、ご注意ください。