越後さんわ音頭継承普及会の皆さん
越後さんわ音頭は、旧三和村が地域おこしのために製作した音頭です。旧三和村には元々昭和30年代に制作されたさんわ音頭がありましたが、歌詞も古く、テンポも時代に合わなかったため、昭和62年に歌詞に三和村の花や木、米などの主要産品などを盛り込み、老若男女が踊りやすいアップテンポなリズムに仕上げ、現在のものとなりました。
「さんわ夏祭り」や地域の行事等で踊られていましたが、「さんわ夏祭り」が開催されなくなったことなど時代の移り変わりにより、踊る機会が減少していたところ、平成27年に三和中学校の生徒が復活を提案し、「さんわ夏祭り」が再開され、さんわ音頭が披露されました。そして、それを下支えするように翌年、さんわ文化協会の舞踊グループを中心に「越後さんわ音頭継承普及会」が発足しました。
越後さんわ音頭継承普及会は、中学生や地域住民への踊りの指導、さんわ夏祭りや秋の文化祭での披露、さらに、正しい踊り方を伝えるためのDVDの作成などにより、越後さんわ音頭の普及や継承に取り組んでいます。
越後さんわ音頭継承普及会
大民謡流しや各種イベントなどで唄い、踊り継がれてきた「越後さんわ音頭」。今は、夏の「さんわ祭り」で中学生がリードし、幼児から大人まで大きな輪になって踊っています。
さんわ音頭継承普及会では踊り方のDVDを貸し出します。皆さんも一緒に踊りましょう。
「上越市「地域の宝」を認定しました」をご覧ください。