欅の全景の様子
乗国寺(南本町)境内にある欅の巨樹で、令和4年8月の測定によると、幹周4.7メートル、枝張北西15.6メートル、北東14.3メートル、南西13メートルにおよびます。独立樹であるためか枝がのびのびと成長しており、樹勢は旺盛
で、全体の形も美しいです。
欅の巨樹の下は、かつては子どもの遊び場であり、枝の上に小屋を作って遊んだ記憶を語る人もいます。大人たちにとっても憩いの場であり、老若男女問わず地域で親しまれてきました。
乗国寺は、高田藩主松平光長が越前北ノ庄から移封の際に、随伴して高田に来た曹洞宗の寺院です。
現在、活動団体である乗国寺組合によって、欅及び周辺の環境整備が行われ、保全されています。
乗国寺組合
曹洞宗の名刹乗国寺の地内に慶長年間に植えられたと推定される樹齢400年余りの大欅が見事四方に枝を広げています。その下は地名が「藪野」「関町」、現在は「南本町2丁目」に変わり、子どもたちの遊園地として活用され、愛着を持って親しまれてきました。
場所は大貫今池線の高校入口交差点近くにあり、地内には六地蔵堂、お稲荷さんがあり、厚く信仰されています。
広い駐車場がありますので、気軽にぜひ見にお出かけください。
「上越市「地域の宝」を認定しました」をご覧ください。