剣の舞の練習の様子
剣の舞は、和太鼓と篠笛、唄に合わせて、右手に剣、左手に鈴を持って、4人一組で踊る勇壮な舞です。
悪魔祓いの舞として、全国に点在し、神社などに奉納されています。
青野の「剣の舞」は、昭和10年頃、地域の若者が地元での芸能大会の実施を目的に、三和区(当時三和村)の水吉に芸能を習いに行き、覚えてきたものと言われています。
地区で毎年実施されていた「郷土芸術大会」で披露されていましたが、戦後披露する機会が減り、後継者不足もあったことから、一時期途絶えていました。その後地元小学校の地域学習を契機に、平成29年に保存会が結成され、復活しました。
舞は、「鞘の舞」「抜身(ぬきみ)の舞」「三人の舞」、剣を自由自在に振り回す激しい動作を伴う勇壮な「一人舞」があります。
青野芸能保存会
地域に伝わる「剣の舞」の次世代への継承を目的に活動しています。
「上越市「地域の宝」を認定しました。」をご覧ください。