正面から
横から
これは、縄文土器の口の部分の破片です。土器の口の部分の頂部に、動物の顔のような突起がみられます。
口を大きく開けている鳥のようにもみえますが、みなさんは何に見えますか。
出土品について
- 出土場所:松ヶ峰周辺(上越市中郷区)
- 高さ:約7センチメートル(残存部)
- 時代:縄文時代前期
- 展示施設:片貝縄文資料館
このような土器は、関東地方西部から甲信地方に多く見られますが、新潟県内では今のところ2例しか見つかっていません。他の場所で見つかっている土器は、豚の鼻のような表現があることなどから、イノシシと考えられています。松ヶ峰の例には鼻の表現がないのが特徴です。