
(復元した石包丁で稲の穂を刈り取る様子)
イネの穂を刈り取るときに使用された道具と考えられます。米どころ上越のルーツを示す出土品です。
出土品について
- 石材:安山岩
- 出土場所:吹上遺跡(上越市大字稲荷)
- 大きさ:長さ14.0センチメートル(残存部)、幅6.2センチメートル、厚さ0.9センチメートル
- 時代:弥生時代
- 展示施設:釜蓋遺跡ガイダンス
- その他:新潟県指定有形文化財(吹上遺跡出土品)
表面には光沢がみられる部分があり、この道具を使用した時、または研ぎ直した時についた痕跡の可能性が指摘されています。